到達目標
1:現在の国際関係についての概略を把握する。
2:現在の国際的な紛争や対立の背景を理解する。
3:国際社会の一員として、さまざまな問題に関心を持ち、意見を述べるために情報収集をする力を身につける。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1
| 国際社会の現状について、主要な問題や対立関係を日本との関わりを含めて理解している。 | 国際社会の現状について、主要な問題を把握している。 | 国際関係の現状について関心が持てない。 |
評価項目2 | 国際社会の抱える主要な問題の背景を説明できる。 | 国際社会の抱える主要な問題の背景を理解できる。 | 国際社会の抱える主要な問題の背景に関心が持てない。 |
評価項目3 | 課題について十分な情報を収集し、的確にまとめて期限内に提出できる。 | 課題について情報を収集し、まとめて期限内に提出できる。 | 課題についての情報収集が不十分である。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
現在の世界はさまざまな対立関係や紛争を抱えている。その現状と、現在に至る背景について学ぶ。
授業の進め方・方法:
基本的には講義形式で行うが、授業中に各人の意見を求めるため、学生の積極的な参加を期待する。
注意点:
・日頃から新聞やニュースに目を通し、現在世界で起こっていることについて広い関心を持つこと。
・さまざまな考えにふれ、他者の意見に耳を傾けること。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
東西冷戦 |
第二次世界大戦後、なぜ世界は2つに分かれたのかについて 説明できる。
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2週 |
ベルリンの壁崩壊 |
ソ連の崩壊が世界に何をもたらしたのかについて説明でき る。
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3週 |
プーチン政権の目指す「大国ロシアの復活」 |
ソ連の崩壊が世界に何をもたらしたのかについて説明でき る。
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4週 |
中東問題 |
イスラエル建国から中東戦争、イラク紛争やアフガニスタ ン紛争などの概略について説明できる。
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5週 |
原理主義とは何か |
キリスト教原理主義、イスラーム原理主義の背景について 説明できる。
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6週 |
「アラブの春」の挑戦と挫折 |
「アラブの春」と呼ばれた各国の動きとその結果の概略に ついて説明できる。
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7週 |
中間試験 |
これまでの授業内容を理解し、試験問題に適切な回答がで きる。
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8週 |
答案返却・解説 |
試験結果と照らし合わせて、これまでの復習をおこなう。
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4thQ |
9週 |
オバマ政権とISの台頭 |
アフガニスタンからのアメリカの撤退と、そこで起こった「力の空白」について説明できる。
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10週 |
EUの夢と挫折 |
「ひとつのヨーロッパ」というEUの目指した理念と現実の 困難について説明できる。
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11週 |
EU分離の危機 |
富の格差や押し寄せる大量移民など、EUが抱える問題につ いて説明できる。
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12週 |
ブレグジットとナショナリズムの台頭 |
2016年のイギリスのEU離脱や2017年の重要選挙の概略に ついて説明できる。
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13週 |
アメリカ新大統領の政策 |
「アメリカを再び偉大な国に」をスローガンに登場した新 大統領の政策について説明できる。
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14週 |
これまでのまとめ |
この授業で扱ったなかで各人が最も関心を抱いたテーマに ついて説明ができる。
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15週 |
期末試験 |
これまでの授業内容を理解し、試験問題に適切な回答がで きる。
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16週 |
答案返却・解答 |
試験結果と照らし合わせて、これまでの復習をおこなう。
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 社会 | 地歴 | 産業活動(農牧業、水産業、鉱工業、商業・サービス業等)などの人間活動の歴史的発展過程または現在の地域的特性、産業などの発展が社会に及ぼした影響について理解できる。 | 4 | |
国家間や国家内で見られる、いわゆる民族問題など、文化的相違に起因する諸問題について、地理的または歴史的観点から理解できる。 | 4 | |
公民 | 現代社会の政治的・経済的諸課題、および公正な社会の実現に向けた現在までの取り組みについて理解できる。 | 3 | |
地歴・公民 | 今日の国際的な政治・経済の仕組みや、国家間の結びつきの現状とそのさまざまな背景について理解できる。 | 4 | 前10 |
環境問題、資源・エネルギー問題、南北問題、人口・食糧問題といった地球的諸課題とその背景について理解できる。 | 4 | |
国際平和・国際協力の推進、地球的諸課題の解決に向けた現在までの取り組みついて理解できる。 | 4 | |
工学基礎 | グローバリゼーション・異文化多文化理解 | グローバリゼーション・異文化多文化理解 | 世界の歴史、交通・通信の発達から生じる地域間の経済、文化、政治、社会問題を理解し、技術者として、それぞれの国や地域の持続的発展を視野においた、経済的、社会的、環境的な進歩に貢献する資質を持ち、将来技術者の役割、責任と行動について考えることができる。 | 4 | |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 0 | 0 | 0 | 20 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 80 | 0 | 0 | 0 | 20 | 0 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |