海事輸送安全学

科目基礎情報

学校 鳥羽商船高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 海事輸送安全学
科目番号 0130 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 海事システム学専攻 対象学年 専2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 特に指定しない
担当教員 小島 智恵

到達目標

国際物流を担う海上輸送の現状を把握するとともに、国内外の衝撃的な事故や災害の現状を把握し、安全管理について理解する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1日本の国際物流の現状について具体例を挙げて説明できる日本の国際物流の現状について説明できる日本の国際物流の現状について説明できない
評価項目2海事輸送における事故や災害の現状、およびその原因・対策について具体例を挙げて説明できる海事輸送における事故や災害の現状を説明できる海事輸送における事故や災害の現状を説明できない
評価項目3組織の安全管理について、具体例を挙げて説明できる組織の安全管理を説明できる組織の安全管理について説明できない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
【海事 平成30年 1年・2年 春 開講】
海技士としての知識を有する者が、海運や国際物流の知識や理解を深め、今後の物流について予測する。
国際的な貨物輸送について理解し説明できるようになること目指す。
授業の進め方・方法:
講義やディスカッションを中心に進めていく。
注意点:
・ 時事の内容について質問するので、新聞、ニュース等で日ごろから情報を入手すること
・ 貨物がどのような手続きが行われ移動するかをイメージできるようになること

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 海上輸送の現状 海上輸送の概要を知る
2週 運賃と外国為替 外国為替と運賃の関係を説明できる
3週 貿易保険 貿易保険の概要を説明できる
4週 日本の貿易の現状 日本の現状について説明できる
5週 貿易と環境 環境保全と貿易の関係を理解する
6週 労働安全と産業安全 労働安全について説明できる
7週 企業経営と安全管理 災害コストや労災保険について説明できる
8週 安全委員会(安全衛生委員会) 設置が必要な業種・規模を説明できる
2ndQ
9週 安全教育の意義 安全教育について説明できる
10週 安全点検と職場巡回 点検と職場巡回について説明できる
11週 労働安全衛生マネジメントシステム 労働安全衛生マネジメントシステムについて説明できる
12週 リスクアセスメント リスクアセスメントをグループで実施し、リスク評価ができる
13週 災害の真相把握 災害の原因メカニズムを説明できる
14週 災害の分析 災害分析方法を説明できる
15週 機械・設備要因による災害防止 機能の安全評価を説明できる
16週 定期試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合400054015100
基礎的能力30005301580
専門的能力1000010020
分野横断的能力0000000