到達目標
1.確率分布の基本的な計算問題を解くことができる。
2.大数の法則、中心極限定理について説明できる。
3.いくつかの応用例に対する基本的な計算ができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 1次元・多次元の複雑な分布の計算を行うことができる。 | 確率分布の基本的な計算問題を解くことができる。 | 確率分布の基本的な計算問題を解くことができない。 |
評価項目2 | 大数の法則・中心極限定理を確率論の理論を使って解説できる。 | 大数の法則、中心極限定理について説明できる。 | 大数の法則、中心極限定理について説明できない。 |
評価項目3 | 応用例ごとに、様々な確率の計算手法を使い分けることができる。 | 応用例に対する基本的な計算ができる。 | 応用例に対する基本的な計算ができない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
確率論に関する基礎概念を理解し、さまざまな計算ができるようになる。
授業の進め方・方法:
講義形式で授業を進める。毎回30分程度、演習プリントで計算問題演習に取り組む。
注意点:
本科で学んだ微分積分の計算をしっかり復習したうえで受講すること。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
確率、分布、確率変数 |
確率の基本概念を説明できる。
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2週 |
確率の計算(1) |
離散分布の計算ができる。
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3週 |
確率の計算(2) |
連続分布の計算ができる。
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4週 |
多次元分布 |
共分散、相関係数の計算ができる。
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5週 |
正規分布(1) |
正規分布に関する計算ができる。
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6週 |
正規分布(2) |
多次元正規分布に関する計算ができる。
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7週 |
独立性 |
独立性の概念を説明でき、基本的な計算ができる。
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8週 |
確率変数列の和 |
平均、分散などの計算ができる。
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2ndQ |
9週 |
応用(1) ファイナンス |
平均・分散モデルの基本的な考えが説明できる。
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10週 |
応用(2) ランダムウォーク |
ランダムウォークに関する計算ができる。
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11週 |
確率変数列の収束 |
収束の概念を説明できる。
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12週 |
大数の法則 |
大数の法則について説明できる。
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13週 |
中心極限定理 |
中心極限定理について説明できる。
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14週 |
応用(3) 統計 |
統計的検定の基本的な考え方を説明できる。
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15週 |
試験 |
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16週 |
試験返却・解答 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 50 | 0 | 0 | 0 | 50 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 40 | 0 | 0 | 0 | 40 | 0 | 80 |
専門的能力 | 10 | 0 | 0 | 0 | 10 | 0 | 20 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |