到達目標
1.与えられたアルゴリズムが問題をといていく過程を説明できる.
2.ソースプログラムを解析することにより,時間計算量や領域計算量等のさまざまな観点から評価できる.
3.同じ問題を解決する複数のプログラムを,時間計算量や領域計算量等の観点から比較できる.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | データ構造とアルゴリズムの関係について説明できる. | リスト構造,スタック,キューについて説明できる. | 基本的なプログラムを作成できない. |
評価項目2 | 整列・検索のプログラムを作成することができる. | 整列・検索のアルゴリズムを説明できる | 整列・検索のアルゴリズムの説明ができない. |
評価項目3 | 時間計算量,領域計算量を計算し,アルゴリズムを比較をするこおができる. | 時間計算量,領域計算量を説明できる. | 計算量の説明ができない. |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
【 生産 平成27年 1年・2年 前期 開講 】
本科目の目的は,効率的なプログラムを作成するための,基本的なアルゴリズムに関する知識と,実際にプログラムを作成することができる技術の習得である.
授業の進め方・方法:
・講義内容は,Unix環境のC言語に用いて説明をする.
・講義で取り上げたアルゴリズムは,演習問題,課題によって,実際にプログラムを作成して理解を深める.
注意点:
・C言語に関するプログラミングの授業を履修していることが望ましい
・講義前半で,Unix環境におけるC言語によるプログラミングについて解説を行うが,C言語を用いた基本的はプログラム能力は必須である.
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス |
授業内容の工学的位置づけを説明できる.
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2週 |
ソフトウエア開発の方法 |
Unix環境におけるプログラム開発方法を説明できる.
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3週 |
プログラミング基礎 |
制御構造,関数,構造体,ポインタについて説明できる.
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4週 |
データ構造 |
リスト構造,スタック,キューについて説明できる
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5週 |
再帰アルゴリズム |
再帰アルゴリズムのプログラムを作成できる.
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6週 |
動的計画法,ダイクストラ法 |
動的計画法,ダイクストラ法について説明できる.
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7週 |
逆ポーランド記法 |
逆ポーランド記法について説明できる.
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8週 |
中間試験 |
中間試験
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2ndQ |
9週 |
計算量 |
時間計算量,領域計算量を説明できる.
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10週 |
探索1 |
探索のアルゴリズムを説明できる.
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11週 |
探索2 |
探索のプログラムを作成できる.
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12週 |
整列1 |
整列のアルゴリズムを説明できる.
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13週 |
整列2 |
整列のプログラムを作成できる.
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14週 |
インターネットに関するアルゴリズム |
検索エンジン,暗号のアルゴリズムの概要を説明できる.
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15週 |
定期試験 |
定期試験
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16週 |
試験解説と総括 |
間違った問題を解くことができる.
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 60 | 0 | 0 | 0 | 40 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 20 | 0 | 0 | 0 | 10 | 0 | 30 |
専門的能力 | 20 | 0 | 0 | 0 | 20 | 0 | 40 |
分野横断的能力 | 20 | 0 | 0 | 0 | 10 | 0 | 30 |