数理計画法

科目基礎情報

学校 鳥羽商船高等専門学校 開講年度 平成26年度 (2014年度)
授業科目 数理計画法
科目番号 0113 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 生産システム工学専攻 対象学年 専1
開設期 後期 週時間数 後期:2
教科書/教材 久保幹夫著 組み合わせ最適化とアルゴリズム(共立出版)、および、プリント配布
担当教員 脇坂 賢

到達目標

線形計画問題(LP)、離散最適化、動的計画法の考え方と、具体的計算手順を習得する。
あわせて、計算量の概念を理解し、

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1
評価項目2線形計画問題に定式可能な問題を、自ら定式化させて解くことが出来る。単体法を用いて線形計画問題を解くことができる線形計画問題の最適解を求めることが出来ない。
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
授業の進め方・方法:
第8回に、通常授業週であるが、中間テストを実施する。この中間試験は、成績評価においては学期末の定期試験と同等の比率に取り扱う。
注意点:
・第1回と教科書記載外の内容はプリントを用意するが、それ以外は教科書を使用し、講義を進める。教科書を必ず持参すること。
・行列計算の知識が必要になる。本科および必修科目での学習内容は習得済みを前提として講義を進めるので、復習しておくこと。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス
グラフ理論
グラフ理論の基本的な用語について説明できる
グラフネットワークを慣例的な表記法で表現できる
2週 計算量理論 NP困難問題について説明できる
計算量のオーダーの概念について説明できる
3週 線形計画問題
線形計画問題の幾何学的解法
3次までの線形計画問題について、制約条件と実行可能領域、目的関数を図示し、幾何学的解法により最適解を求めることができる
4週 線形計画問題と単体法 線形計画問題を単体法により最適解を求めることができる
5週 線形計画問題の双対問題
6週 ラグランジュ緩和
7週 線形計画問題の演習 線形計画問題をコンピュータ上(Excel、もしくは、汎用ソルバー)で解かせることができる
8週 中間試験
4thQ
9週 最短経路問題
10週 最大流問題
11週 最小費用問題
12週 分枝限定法
動的計画法
13週 切除平面
主双対アルゴリズム
14週 PERT PERTを用いて、クリティカルパスと最短所要時間を求めることが出来る
15週 PERT PERTを用いて、先行制約付の問題について、クリティカルパスと最短所要時間を求めることが出来る
16週 定期試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合4000101040100
基礎的能力0000000
専門的能力4000101040100
分野横断的能力0000000