テクニカルライティング

科目基礎情報

学校 鳥羽商船高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 テクニカルライティング
科目番号 1122 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 生産システム工学専攻 対象学年 専1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 (参考資料)科学英語論文の書き方 小野義正著 丸善
担当教員 大石 哲男

到達目標

・国際学会での口頭発表を目指し、英語での研究発表ができる。
・TOEIC 400点程度を目標とする。
・技術者として企業活動するために、基本的な知識を習得する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1英語での研究プレゼンができ、英語力や表現力も優秀である。英語での研究プレゼンができ、良好である。英語での研究プレゼンができない。
評価項目2技術文書の適正な作成や校正ができる。技術文書の作成ができる。技術文書の作成ができない。
評価項目3TOEIC得点 450点以上TOEIC得点 450点以下TOEIC得点 350点以下

学科の到達目標項目との関係

教育目標 C1 説明 閉じる
教育目標 C2 説明 閉じる
教育目標 C3 説明 閉じる

教育方法等

概要:
【海事 H29 1年・2年 秋学期、生産 H29 2年 後学期 開講】
1.英文でのライティングとプレゼンテーションについて、実用的な手法を習得する。
2.技術報告書、仕様書、説明書等の技術文書作成の基礎を理解し、説明できる。
授業の進め方・方法:
・英語での研究発表プレゼンテーションを全員が行う。
・授業方法は双方向型であり、毎週全員が英語でのプレゼンテーションを行う。
・和文を英訳するのではなく、英文を作成することに注力すること。
・自宅学習はプレゼンテーションの作成と練習が中心となる。
・毎週の授業で自宅学習を含めてプレゼンテーション課題が課せられるので、翌週の授業時に提出すること。
・各テーマの提出物は、発表の授業時までにBlackboardにUPすること。
注意点:
・授業では積極的にプレゼンテーションに参加することが重要であり、積極性を重視する。
・英語力を十分に付けるために、自宅での学習が重要である。
・TOEICは最低でも350点をクリアする事。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス 授業の概要と目標について理解する。
2週 Presentation Introduction Introductionの適切な表現と発表ができる.
3週 Presentation Outline Outlineの適切な表現と発表ができる.
4週 Presentation Body Figureなどの適切な表現と発表ができる.
5週 Presentation Visuals Bar Graphs , Pie Graphsの適切な表現と発表ができる.
6週 Presentation Visuals Line Graphsの適切な表現と発表ができる
7週 Presentation Conclusion Conclusionの適切な表現と発表ができる
8週 Presentation Expression Eye Contact , Posture , Voiceを効果的に使用できる
2ndQ
9週 Practice of Presentation Practiceの実施ができる
10週 Presentation Meeting Presentationの実施と評価ができる
11週 技術文書の種類 文書の種類について理解し、適切な応用ができる
12週 連絡文:マニュアル 読み手と発信者を理解し、良好な連絡文書の作成ができる
13週 一文一意と起承転結 一文一意の表現を理解し、適切な技術文作成ができる
14週 技術報告書 技術報告書の目的と構成を理解し、適切に活用できる
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用能力の基礎固め英語のつづりと音との関係を理解できる。4
英語の標準的な発音を聴き、音を模倣しながら発声できる。4
英語の発音記号を見て、発音できる。4
リエゾンなど、語と語の連結による音変化を認識できる。4
語・句・文における基本的な強勢を正しく理解し、音読することができる。4
文における基本的なイントネーションを正しく理解し、音読することができる。4
文における基本的な区切りを理解し、音読することができる。4
自分の専門に関する基本的な語彙を習得する。4
中学校で既習の文法事項や構文を定着させる。4
高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する。4
英語運用能力向上のための学習相手が明瞭に毎分100語程度の速度で、自分や身近なことについて基本的な表現を用いて話す場合、その内容を聴いて理解できる。4
自分や身近なことについて、前もって準備をすれば毎分100語程度の速度で約1分間の口頭説明ができる。4
相手が明瞭に毎分100語程度の速度で、繰り返しや言い換えを交えて話し、適切な助言、ヒント、促しなどが与えられれば、自分や身近なことについて口頭で簡単なやり取りや質問・応答ができる。4
相手が明瞭に毎分120語程度の速度で、自分や身近なこと及び自分の専門に関する簡単な情報や考えを話す場合、その内容を聴いて理解できる。4
自分や身近なこと及び自分の専門に関する情報(例:実験成果など)や考えについて、前もって準備をすれば毎分120語程度の速度で約2分間の口頭説明ができる。4
相手が明瞭に毎分120語程度の速度で、繰り返しや言い換えを交えて話し、適切な助言、ヒント、促しなどが与えられれば、自分や身近なこと及び自分の専門に関する簡単な情報や考えについて口頭でやり取りや質問・応答ができる。4
毎分100語程度の速度で平易な物語文などを読み、その概要を把握できる。4
自分や身近なことについて100語程度の簡単な文章を書くことができる。4
自分や身近なこと及び自分の専門に関する情報や考えについて、200語程度の簡単な文章を書くことができる。4
工学基礎工学リテラシー工学リテラシー実験テーマの内容を理解し、実験・測定結果の妥当性評価や考察等について論理的な説明ができる。4
実験ノートの記述、及び実験レポートの作成の方法を理解し、実践できる。4

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合502000030100
基礎的能力20100001040
専門的能力2050001035
分野横断的能力1050001025