概要:
「情報」の概念・価値・性質・影響を,科学的・社会工学的に理解できる.
授業の進め方・方法:
・全ての内容が学習・教育到達目標(B)<基礎>に対応する.
・本教科は座学・実技を織り交ぜて行っていく.
注意点:
<到達目標の評価方法と基準>
・「到達目標」1~8を前期中間試験・前期末試験,課題および発表で確認する.合計点の60%の得点で,目標の達成を確認できるレベルとする.
<学業成績の評価方法および評価基準>
・中間試験,前期末試験の結果を合計70%,課題の評価を30%として,100点満点換算した結果を学業成績とする.
※中間試験もしくは前期末試験が60点未満の者へは再試験を行う場合がある.
<単位修得要件>
・学業成績で60点以上を取得すること.
<あらかじめ要求される基礎知識の範囲>
・小学校や中学校の技術家庭科・情報科目・プログラミング科目にて,MS-Windowsの基本的なマウスオペレーションおよびワードプロセッサの操作(文字入力とコピーアンドペースト)を習得していることを前提とする.
<レポート等>
・原則毎回の授業における復習課題を課す.
<備考>
・本教科は後に学習する「情報セキュリティ概論」の基礎となる科目である.また,コンピュータ,インターネットを扱う全ての講義の基礎ともなる科目である.
・教室または情報処理センター演習室で授業を実施する.
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 工学実験技術 | 工学実験技術 | 実験テーマの目的を理解し、適切な手法により取得したデータから近似曲線を求めるなど、グラフや図、表を用いて分かり易く効果的に表現することができる。 | 2 | 前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12 |
必要に応じて適切な文献や資料を収集し、実験結果について説明でき、定量的・論理的な考察を行い、報告書を作成することができる。 | 2 | 前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12 |
情報リテラシー | 情報リテラシー | 社会の情報化の進展と課題について理解し説明できる。 | 2 | 前1,前2,前3,前8 |
代表的な情報システムとその利用形態について説明できる。 | 1 | 前1,前2,前3,前8 |
コンピュータの構成とオペレーティングシステム(OS)の役割を理解し、基本的な取扱いができる。 | 2 | 前15 |
アナログ情報とデジタル情報の違いと、コンピュータ内におけるデータ(数値、文字等)の表現方法について説明できる。 | 2 | 前14 |
情報を適切に収集・取得できる。 | 2 | 前1,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12 |
データベースの意義と概要について説明できる。 | 1 | 前2,前3,前8 |
情報セキュリティの必要性を理解し、対策について説明できる。 | 2 | 前2,前3,前8 |
情報セキュリティに基づいた情報へのアクセス方法を説明できる。 | 1 | 前2,前3,前8 |
情報や通信に関連する法令や規則等と、その必要性について説明できる。 | 2 | 前13 |
情報社会で生活する上でのマナー、モラルの重要性について説明できる。 | 2 | 前2,前3,前8 |
情報セキュリティを運用するための考え方と方法を説明できる。 | 1 | 前2,前3,前8 |