概要:
情報の重要性を理解し,情報セキュリティの基礎,技術,必要性を理解,導入,周知できる.
授業の進め方・方法:
・全ての内容が学習・教育到達目標(B)<基礎>に対応する.
・本教科は座学・実技を織り交ぜて行っていく.
注意点:
<到達目標の評価方法と基準>
・「到達目標」1~7を中間試験・学年末試験および課題で確認する.合計点の60%の得点で,目標の達成を確認できるレベルとする.
<学業成績の評価方法および評価基準>
・中間試験,学年末試験の結果の合計70%とし,課題の評価30%として,100点満点換算した結果を学業成績とする.
※中間試験もしくは学年末試験の得点が60点未満であった者には再試験を実施する.
<単位修得要件>
・学業成績で60点以上を取得すること.
<レポート等>
原則,毎回の授業後に復習用課題を課す.
<備考>
・教室または情報処理センター演習室で授業を実施する.
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 情報系分野 | 計算機工学 | コンピュータを構成する基本的な要素の役割とこれらの間でのデータの流れを説明できる。 | 4 | |
プロセッサを実現するために考案された主要な技術を説明できる。 | 4 | |
メモリシステムを実現するために考案された主要な技術を説明できる。 | 4 | |
入出力を実現するために考案された主要な技術を説明できる。 | 4 | |
コンピュータシステム | ネットワークコンピューティングや組込みシステムなど、実用に供せられているコンピュータシステムの利用形態について説明できる。 | 4 | |
デュアルシステムやマルチプロセッサシステムなど、コンピュータシステムの信頼性や機能を向上させるための代表的なシステム構成について説明できる。 | 4 | |
集中処理システムについて、それぞれの特徴と代表的な例を説明できる。 | 4 | |
分散処理システムについて、特徴と代表的な例を説明できる。 | 4 | |
システムプログラム | コンピュータシステムにおけるオペレーティングシステムの位置づけを説明できる。 | 4 | |
プロセス管理やスケジューリングなどCPUの仮想化について説明できる。 | 4 | |
排他制御の基本的な考え方について説明できる。 | 4 | |
記憶管理の基本的な考え方について説明できる。 | 4 | |
情報通信ネットワーク | プロトコルの概念を説明できる。 | 4 | |
プロトコルの階層化の概念や利点を説明できる。 | 4 | |
ローカルエリアネットワークの概念を説明できる。 | 4 | |
インターネットの概念を説明できる。 | 4 | |
TCP/IPの4階層について、各層の役割を説明でき、各層に関係する具体的かつ標準的な規約や技術を説明できる。 | 4 | |
その他の学習内容 | コンピュータウィルスやフィッシングなど、コンピュータを扱っている際に遭遇しうる代表的な脅威について説明できる。 | 4 | |
コンピュータを扱っている際に遭遇しうる脅威に対する対策例について説明できる。 | 4 | |
基本的な暗号化技術について説明できる。 | 4 | |
基本的なアクセス制御技術について説明できる。 | 4 | |
マルウェアやフィッシングなど、コンピュータを扱っている際に遭遇しうる代表的な脅威について説明できる。 | 4 | |