到達目標
話すこと,聞くこと,書くこと,敬意表現についての知識を身につけ,コミュニケーションにとって最も大切な「自分の気持ちを正確に相手に伝えること」ができる.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 応用的な話すこと・聞くことの能力を運用することができる. | 基本的な話すこと・聞くことの能力を運用することができる. | 話すこと・聞くことの能力を運用することができない. |
評価項目2 | 応用的な語彙・文章を書くことの能力を運用することができる. | 基本的な語彙・文章の書くことの能力を運用することができる. | 語彙・文章の書くことの能力を運用することができない. |
評価項目3 | 応用的な敬意表現を運用することができる. | 基本的な敬意表現を運用することができる. | 敬意表現を運用することができない. |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
コミュニケーションにおいて最も大切なことは,自分の考えを相手に分かりやすく,正確かつ印象的に伝えることと,自分のもっている情報を相手に正確に効率よく伝えることである.そこで,本授業では,様々な言語表現のための基礎的な能力を身につけることを目標とする.
授業の進め方・方法:
・すべての内容は学習・教育到達目標(A)の<視野>および(C)の<発表>とJABEE基準1(1)の(a),(f)に対応する.
・授業は講義・演習形式で行う.講義中は集中して聴講する.
・「授業計画」における各週の「到達目標」はこの授業で習得する「知識・能力」に相当するものとする.
注意点:
<到達目標の評価方法と基準>
下記授業計画の「到達目標」を網羅した中間試験,定期試験を1回ずつ実施する.また,その他レポート,小テスト,口頭発表等で出題し,目標の達成度を評価する.各「到達目標」に関する重みは概ね均等とする.合計点の60%の得点で,目標の達成を確認できるレベルの試験を課す.
<学業成績の評価方法および評価基準>
前期中間試験,前期末試験を60%,自宅学習による提出課題を20%,小テスト・口頭発表等の結果を20%として評価する.ただし,前期中間試験,前期末試験とも再試験を行わない.
<単位修得要件>
前期中間試験,前期末試験,提出課題,小テスト,口頭発表等の結果,学業成績で60点以上を取得すること.
<あらかじめ要求される基礎知識の範囲>
本教科は,国語ⅠA・国語ⅠB・国語Ⅱ・日本文学の,3年次までの国語に関するすべての学習内容が基礎となる教科である.
<レポート等>理解を深めるため,毎回の授業において課題を課す.また,レポートや小テストのための自宅学習を課す.
<備考>本科目はコミュニケーション能力を身につけることを重点において学習する.授業には積極的な取り組むこと,また,授業中のみならず,課題提出を求め,小テストを行うので,日頃の予習復習に力を入れること.なお,本教科は後に学習する言語表現学Ⅱ,言語表現学特論(専攻科)の基礎となる教科である.
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
授業の概要および学習方法の説明 |
1.授業の概要および学習方法について理解している.
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2週 |
「話すこと・聞くこと」基礎編 ① |
2.「自己紹介」を始めスピーチのマナーや,「発音・表情・姿勢・視線」など話すことの基礎と,よい聞き方とは何かを理解している.
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3週 |
「話すこと・聞くこと」基礎編 ② |
上記2に同じ.
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4週 |
「話すこと・聞くこと」基礎編 ③ |
上記2に同じ.
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5週 |
「書くこと」基礎編 ① |
3.「仮名遣い」「同音異義語」などの基礎知識を踏まえ,文章の書き方について,「整った文」「わかりやすい文」「文のつなぎ方」などを理解している.
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6週 |
「書くこと」基礎編 ② |
上記3に同じ.
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7週 |
「書くこと」基礎編 ③ |
上記3に同じ.
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8週 |
中間試験 |
上記1~3について理解した上で,説明することができる.
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2ndQ |
9週 |
中間試験の反省 「敬意表現」基礎編 ①
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4.中間試験の内容を理解している. 5.「尊敬」「謙譲」「丁寧」の3種類の基礎を理解している.
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10週 |
「敬意表現」基礎編 ② |
上記5に同じ.
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11週 |
「話すこと・聞くこと」応用編 ① |
6.よい報告の仕方と,面接のあり方を理解している.
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12週 |
「話すこと・聞くこと」応用編 ② |
上記6に同じ.
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13週 |
「書くこと」応用編 ① |
7.要約文,説明文,報告文,意見文などの書き方を理解している.
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14週 |
「書くこと」応用編 ② |
上記7に同じ.
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15週 |
「言語表現学Ⅰ」授業のまとめ |
上記1~7の学習内容について理解している.
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 社会 | 地理歴史的分野 | 民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。 | 3 | |
近代化を遂げた欧米諸国が、19世紀に至るまでに、日本を含む世界を一体化していく過程について、その概要を説明できる。 | 3 | |
帝国主義諸国の抗争を経て二つの世界大戦に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、平和の意義について考察できる。 | 3 | |
第二次世界大戦後の冷戦の展開からその終結に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、そこで生じた諸問題を歴史的に考察できる。 | 3 | |
19世紀後期以降の日本とアジア近隣諸国との関係について、その概要を説明できる。 | 3 | |
評価割合
| 試験 | 提出課題 | 小テスト・口頭発表 | 合計 |
総合評価割合 | 60 | 20 | 20 | 100 |
配点 | 60 | 20 | 20 | 100 |