『英語ⅠAB』で学習した知識・技能を活用して、幅広い話題について読み、そして聞く能力を身につけ、異文化理解を通じて、コミュニケーションの手段として外国語の重要性を理解するようになる.
概要:
『英語ⅠAB』で学習した知識・技能を活用して,幅広い話題について読んだり,聞いたりする能力を養うとともに,異文化に対する理解を深め,将来国際的に活躍できる技術者として、積極的にコミュニケーションの手段である外国語を活用しようとする態度を育てる.
授業の進め方・方法:
・すべての内容は,学習・教育目標(A)<視野><意欲>及び(C)<英語>に対応する.
・「授業計画」における各週の「到達目標」はこの授業で習得する「知識・能力」に相当するものとする.
注意点:
・<到達目標の評価方法と基準>「授業計画」の「到達目標」1~7を網羅した事項を定期試験、及び授業中に行われる小テスト等の結果、オンライン学習システムを利用した語彙テストや課題等で目標の達成度を評価する.1~7の重みは概ね均等である.4回の定期試験の結果を6割、授業中に行われる小テスト等の結果、課題等を4割とした総合評価において6割以上を取得した場合を目標の達成とする.
・<学業成績の評価方法および評価基準>求められる課題の提出をしていなければならない.4回の定期試験の平均点を60%とし,小テスト及びその他課題の評価を40%とし,その合計点で評価する.ただし,各定期試験で60点に達していない者には再試験を課す場合がある.再試結果が該当する成績を上回った場合には、60点を上限としてその試験の成績を再試験の成績で置き換えるものとする.
・<単位修得要件>学業成績で60点以上を取得すること.また定期的に実施される語彙確認テストにおいて,6割以上正解すること.
・<あらかじめ要求される基礎知識の範囲>英語ⅠABで学習した英単語,熟語,英文法の知識.
・<レポート等>授業に関連した小テスト及び課題(レポート等)を課す.
・<備考>自己学習を前提とした規定の単位制に基づき授業を進め,課題等の提出,及び小テストを求めるので,日常的に英語に触れる習慣を身につけ,毎回の授業分の予習をした上で,積極的に授業参加すること.授業には必ず英和辞典(電子辞書可)を用意すること.
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
序論(授業の進め方,勉強の仕方,評価方法) |
<英語運用能力> 1.「授業内容」に示した教科書の英文の内容が理解できる. 2.英文の内容に関して簡単な質疑応答が英語でできる. 3.教科書の英文に使用されている英単語・熟語の意味を理解し,使用できる. 4.英文を内容が伝わる程度に朗読できる. 5.既習の英語表現を使用し,基本的な英文が作成できる. <文法に関する理解> 6.上記[授業の内容]にあげた文法事項を理解し,応用できる. <語彙力> 7.3000語レベルの英語語彙の意味が理解できる.
|
2週 |
Lesson 1 Take a Shot or Not (1) |
上記1~7 ①形式主語(that節)の構文を理解し、使うことができる. ②関係代名詞whatを理解し、使うことができる.
|
3週 |
Lesson 1 Take a Shot or Not (2) |
上記1~7 ③現在完了進行形を理解し、使うことができる.
|
4週 |
Lesson 2 Ethical Fashion (1) |
上記1~7 ①助動詞+受け身の文を理解し、使うことができる. ②強調構文を理解し、使うことができる.
|
5週 |
Lesson 2 Ethical Fashion (2) |
上記1~7 ③ S+V+O(=疑問詞+to不定詞)の文を理解し、使うことができる.
|
6週 |
Lesson 3 Landfill Harmonic (1) |
上記1~7 ①関係副詞whereを理解し、使うことができる. ②過去完了形を理解し、使うことができる.
|
7週 |
Lesson 3 Landfill Harmonic (2) |
上記1~7 ③S+V(=使役動詞)+O+C(=原型不定詞)の構文を理解し、使うことができる.
|
8週 |
中間試験 |
これまでに学習した内容を説明し,解を求めることができる.
|
2ndQ |
9週 |
中間試験の解答解説 |
上記1~7 中間試験までの内容の総復習
|
10週 |
Lesson 4 Icons of Scotland (1) |
上記1~7 ①関係代名詞の非制限用法を理解し、使うことができる. ②S+V(=知覚動詞)+O+C(=現在分詞)の構文を理解し、使うことができる.
|
11週 |
Lesson 4 Icons of Scotland (2) |
上記1~7 ③S+appear(s) [seem(s)] + to不定詞の文を理解し、使うことができる.
|
12週 |
Reading 1 Going Home (1) |
上記1~7 既習の文型・文法を使った文章を読みこなし、その内容をとらえることができる.
|
13週 |
Reading 1 Going Home (2) |
上記1~7 既習の文型・文法を使った文章を読みこなし、その内容をとらえることができる.
|
14週 |
Lesson 5 Japan's Secret Health Food (1) |
上記1~7 ①分詞構文(過去分詞)を理解し、使うことができる. ②倍数表現を含む文を理解し、使うことができる.
|
15週 |
Lesson 5 Japan's Secret Health Food (2) |
上記1~7 ③直前の文の内容を先行詞とするwhichを含む文を理解し、使うことができる. ④形式目的語it(=to不定詞)の構文を理解し、使うことができる.
|
16週 |
|
|
後期 |
3rdQ |
1週 |
前期末試験解答解説、夏休みの課題解説 |
上記1~7 前期の総復習と夏休み課題テストの実施.
|
2週 |
Lesson 6 Vegetable Factories (1) |
上記1~7 ①進行形の受け身を含む文を理解し、使うことができる. ②It appears [seems] +that節の文を理解し、使うことができる.
|
3週 |
Lesson 6 Vegetable Factories (2) |
上記1~7 ③未来完了形を理解し、使うことができる. ④譲歩を表す副詞節を含む文を理解し、使うことができる.
|
4週 |
Lesson 7 The Power of Color (1) |
上記1~7 ①同格を表す接続詞thatを理解し、使うことができる. ②前置詞+関係代名詞を理解し、使うことができる.
|
5週 |
Lesson 7 The Power of Color (2) |
上記1~7 ③関係代名詞whoseの制限用法を理解し、使うことができる. ④proposeなど+that+S+V(=動詞の原形)の構文を理解し、使うことができる.
|
6週 |
Lesson 8 Miu and Mima, Friendly but Tough Competitors (1) |
上記1~7 ①付帯状況を表すwithの構文を理解し、使うことができる. ②while [when] (+S+be動詞)を含む文を理解し、使うことができる.
|
7週 |
Lesson 8 Miu and Mima, Friendly but Tough Competitors (2) |
上記1~7 ③ 完了不定詞を理解し、使うことができる. ④ 助動詞+have+過去分詞を含む文を理解し、使うことができる.
|
8週 |
中間試験 |
これまでに学習した内容を説明し,解を求めることができる.
|
4thQ |
9週 |
中間試験の解答解説 |
上記1~7 中間試験までの内容の総復習
|
10週 |
Lesson 9 From Owing to Sharing (1) |
上記1~7 ①強調表現(助動詞による強調)を含む文を理解し、使うことができる. ②It is [was] said+that節の構文を理解し、使うことができる.
|
11週 |
Lesson 9 From Owing to Sharing (2) |
上記1~7 ③形式目的語it(=that節)の構文を理解し、使うことができる. ④過去完了進行形を理解し、使うことができる.
|
12週 |
Lesson 10 Solar Cooking (1) |
上記1~7 ①be+to不定詞を含む文を理解し、使うことができる. ②wish+仮定法過去を含む文を理解し、使うことができる.
|
13週 |
Lesson 10 Solar Cooking (2) |
上記1~7 ③関係副詞whereの非制限用法を理解し、使うことができる. ④関係副詞whenの非制限用法を理解し、使うことができる.
|
14週 |
Reading 2 Fly, Dakota, Fly! (1) |
上記1~7 既習の文型・文法を使った文章を読みこなし、その内容をとらえることができる.
|
15週 |
Reading 2 Fly, Dakota, Fly! (2) |
上記1~7 既習の文型・文法を使った文章を読みこなし、その内容をとらえることができる.
|
16週 |
|
|
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 英語 | 英語運用の基礎となる知識 | 聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。 | 2 | |
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。 | 2 | |
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。 | 2 | |
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。 | 2 | |
英語運用能力の基礎固め | 日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。 | 2 | |
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。 | 2 | |
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。 | 2 | |
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。 | 2 | |
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。 | 2 | |
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。 | 2 | |
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。 | 2 | |
英語運用能力向上のための学習 | 自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。 | 2 | |
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。 | 2 | |
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。 | 2 | |
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。 | 2 | |
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。 | 2 | |
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。 | 2 | |
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。 | 2 | |
工学基礎 | グローバリゼーション・異文化多文化理解 | グローバリゼーション・異文化多文化理解 | それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識している。 | 2 | |
様々な国の生活習慣や宗教的信条、価値観などの基本的な事項について説明できる。 | 2 | |
異文化の事象を自分たちの文化と関連付けて解釈できる。 | 2 | |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。 | 2 | |
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。 | 2 | |
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。 | 2 | |
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。 | 2 | |
円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。 | 2 | |
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。 | 2 | |