概要:
英語によるコミュニケーションのうち、ライティングには、とりわけ文法的な正確さが求められる。 これまで学習した英文法の知識を整理し、英作文と融合させるとこにより、社会の様々な場面で必要とされる英語ライティング力の基礎を養成することを目標とする。
授業の進め方・方法:
内容はいずれも,学習・教育到達目標(A)<視野>[ JABEE基準1(2)(a)]および(C)<英語>[JABEE基準1(2)(f)]に対応する.
注意点:
<到達目標の評価方法と基準>下記授業計画の「到達目標」を網羅した事項を定期試験及び授業中に行われる小テスト等の結果や課題等で目標の達成度を評価する.各到達目標に関する重みは概ね均等である.前期中間,前期末の定期試験の結果を7割,授業中に行われる小テストの結果や課題等の評価を合わせたものを3割とした総合評価において6割以上を取得した場合を目標の達成とする.
<学業成績の評価方法および評価基準> 中間,期末の2回の試験の結果を70%,提出課題20%,小テストの結果を10%として評価する.ただし,試験で60点に達していない者には再試験を課すこともあり,再試験の成績が本試験の成績を上回った場合には,60点を上限として本試験の成績を再試験の成績で置き換えるものとする.
<単位修得要件>学業成績で60点以上を取得すること.
<あらかじめ要求される基礎知識の範囲>高専学科4年間で学習した英語の知識・技能
<レポートなど>授業に関連する小テストおよび課題を課す.
<備考>毎回の授業分の予習をしたうえで,積極的に授業に参加すること.授業には必ず英和辞典、和英辞典(電子辞書でも可)を用意すること.
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
序論:英語ライティング勉強法,英文をうまく組み立てるには |
ライティングの効果的な学び方がわかる。1.英文法の知識を活用して英文を書くことができる.2.教科書で使用した英語表現を応用して適切な英語を書くことができる。3.複数の英文で自分の意見を書くことができる.4.パラグラフライティングの基礎となる50語程度の英文を課題に即して書くことができる。
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2週 |
動詞に着目してみると? |
上記1.~4. 5.動詞に応じて基本文型を使うことができる.
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3週 |
時間を点としてとらえる表現 |
上記1.~4. 6.基本時制の用法が理解できる.
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4週 |
時間を線としてとれえる表現 |
上記1.~4. 7.完了相、継続相の用法が理解できる。
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5週 |
動詞の働きをになう表現 |
上記1.~4. 8.不定詞の用法が理解できる.
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6週 |
動詞と名詞の働きをになう表現 |
上記1.~4. 9.動名詞の用法が理解できる.
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7週 |
形容詞と副詞の働きをになう表現 |
上記1.~4. 10.分詞の用法が理解できる.
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8週 |
中間試験 |
これまでに学習した内容を使って英語を書くことができる。
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4thQ |
9週 |
前期中間試験返却と解答解説 動詞に味付けをほどこす表現
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上記1.~4. 11.助動詞の用法が理解できる.
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10週 |
視点を換える表現 |
上記1.~4. 12.能動態、受動態の用法が理解できる.
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11週 |
仮定の表現 |
上記1.~4. 13.仮定法が理解できる.
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12週 |
スパイスを加える表現 |
上記1.~4. 14.修飾語(句)の用法が理解できる.
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13週 |
比べる表現 |
上記1.~4. 15.比較表現が理解できる.
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14週 |
文をつなげる表現 |
上記1.~4. 16.接続詞の用法が理解できる.
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15週 |
ヴァリエーションを増やす表現 |
上記1.~4. 17.否定、強調、倒置の各表現法が理解できる.
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16週 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 英語 | 英語運用の基礎となる知識 | 中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。 | 3 | |
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。 | 3 | |
英語運用能力の基礎固め | 日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。 | 3 | |
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。 | 3 | |
英語運用能力向上のための学習 | 自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。 | 3 | |
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。 | 3 | |
工学基礎 | グローバリゼーション・異文化多文化理解 | グローバリゼーション・異文化多文化理解 | それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識している。 | 3 | |
様々な国の生活習慣や宗教的信条、価値観などの基本的な事項について説明できる。 | 3 | |
異文化の事象を自分たちの文化と関連付けて解釈できる。 | 3 | |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。 | 3 | |
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。 | 3 | |
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。 | 3 | |
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。 | 3 | |
円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。 | 3 | |
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。 | 3 | |