到達目標
1.中国の社会において,中華思想と文化及び外交が如何に密接に結び付いていたか理解・説明出来る.
2.漢民族王朝と非漢民族王朝の婚姻に基づいた外交政策を巡る相違点が理解・説明出来る.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 中国の社会において,中華思想と文化及び外交が如何に密接に結び付いていたか深く理解・説明出来る. | 中国の社会において,中華思想と文化及び外交が如何に密接に結び付いていたか理解・説明出来る. | 中国の社会において,中華思想と文化及び外交が如何に密接に結び付いていたか理解・説明出来ない. |
評価項目2 | 漢民族王朝と非漢民族王朝の婚姻に基づいた外交政策を巡る相違点が深く理解・説明出来る. | 漢民族王朝と非漢民族王朝の婚姻に基づいた外交政策を巡る相違点が理解・説明出来る. | 漢民族王朝と非漢民族王朝の婚姻に基づいた外交政策を巡る相違点が理解・説明出来ない. |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
東アジアの中でも特に中国の歴史といえば,単なる中国国内のみに関わる事柄であると思われがちであるが,決してそれだけの問題に止まるものではない.中国と近隣諸国の関係性はその都度の思想・文化・外交の形態に如実にあらわれる.ここでは具体的に,秦漢帝国から隋唐帝国まで,皇帝の娘である公主が近隣諸国へ嫁ぐ婚姻に基づいた外交政策である和蕃公主の降嫁を通じてその実態と変容を考察する.それを通じ,東アジアにおける中国と近隣諸国の関係性及び今後の在り方を自らで模索出来る能力を養うことを目指す.
授業の進め方・方法:
・すべての内容は学習・教育到達目標(A)の〈視野〉及びJABEE基準1.2の(a)及び(f)に対応する.
・授業は講義形式で行う.講義を聞き,黒板や教科書・図説を見つつ,配布したプリントの空欄を埋める.
・「授業計画」における各週の「到達目標」はこの授業で習得する「知識・能力」に相当するものとする.
注意点:
<到達目標の評価方法と基準>下記授業計画の「到達目標」を網羅した問題を,後期中間・学年末の試験で出題し,目標の達成度を評価する.重みは概ね均等とする.満点である100%の得点により,目標の達成を確認出来るレベルの試験を課す.プリントの提出も行い,長期休暇中にレポートも課題として提出させ,それらも評価に加味する.
<学業成績の評価方法及び評価基準>後期中間・学年末の試験の平均点で評価する.ただし,後期中間の試験について60点に達していない者には再試験をする.再試験の結果が60点を上回った場合には,その成績を60点として置き換える.学年末の試験について同様の処置は行わない.
<単位修得要件>学業成績で60点以上を取得すること.
<あらかじめ要求される基礎知識の範囲>今日の世界で起こっている歴史的な出来事に普段から関心を寄せておくこと.新聞やテレビのニュースなども教材として随時利用する.
<レポートなど>長期休暇中にレポートも課題として提出させ,それらも評価に加味する.
<備考>『最新世界史図説タペストリー』は授業に必ず携帯すること.授業で保証する学習時間,及び,予習・復習(後期中間・学年末の試験のための学習も含む),更に,レポート作成に必要な時間の総計が45時間に相当する.
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
中華と夷狄 |
1.中華思想の内容が理解出来る.
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2週 |
冊封・羈縻・互市・和蕃公主の降嫁 |
2.中国における多様な外交政策の性格が理解出来る.
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3週 |
春秋戦国時代における思想 |
3.中国における多様な思想の性格が理解出来る.
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4週 |
秦代における匈奴との関係 |
4.秦漢帝国の成立の意義と華夷観の特徴が理解出来る.
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5週 |
漢代における思想 |
5.漢代における多様な思想の性格が理解出来る.
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6週 |
漢代における文化 |
6.漢代における多様な文化の性格が理解出来る.
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7週 |
漢代における外交 |
7.漢代における国力の推移と外交の関係性が理解出来る.
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8週 |
中間試験 |
上記1~7の内容が理解出来る.
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4thQ |
9週 |
三国時代における外交 |
8.三国時代における外交の特徴が理解出来る.
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10週 |
南朝における思想 |
9.南朝における思想の特徴が理解出来る.
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11週 |
南朝における文化 |
10.南朝における文化の特徴が理解出来る.
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12週 |
北朝における外交 |
11.北朝における外交の特徴が理解出来る.
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13週 |
唐代における思想 |
12.隋唐における思想の特徴が理解出来る.
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14週 |
唐代における文化 |
13.隋唐における文化の特徴が理解出来る.
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15週 |
唐代における外交 |
14.隋唐における外交の特徴が理解出来る.
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 機械系分野 | 力学 | 振動の種類および調和振動を説明できる。 | 4 | |
不減衰系の自由振動を運動方程式で表し、系の運動を説明できる。 | 4 | |
減衰系の自由振動を運動方程式で表し、系の運動を説明できる。 | 4 | |
調和外力による減衰系の強制振動を運動方程式で表し、系の運動を説明できる。 | 4 | |
調和変位による減衰系の強制振動を運動方程式で表し、系の運動を説明できる。 | 4 | |
評価割合
| 試験 | プリント | レポート | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 10 | 10 | 100 |
配点 | 80 | 10 | 10 | 100 |