電気電子工学演習

科目基礎情報

学校 鈴鹿工業高等専門学校 開講年度 2019
授業科目 電気電子工学演習
科目番号 0029 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電気電子工学科 対象学年 2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 教科書:「電験3種過去問題集 最新年度版」電気書院編(電気書院)
担当教員 西村 一寛

到達目標

 直流回路,交流回路について理解し,それらを用いて問題を解くことができる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1直流回路に関する応用的な問題が解ける.直流回路に関する基本的な問題が解ける.直流回路に関する問題が解けない.
評価項目2交流回路に関する応用的な問題が解ける.交流回路に関する基本的な問題が解ける.交流回路に関する問題が解けない.

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
各種資格試験の取得を勧めるために,電験3種の理論において,シラバスに記載している授業との対応を認識し,勉強計画の立て方などを学ぶ。そして,これまでに習ったおよび現在学習中である専門分野として電気回路(直流・交流)について演習を行う.さらに,EXCEL,POWERPOINTを使った表計算,グラフ描画法の習得や,高校生対象の懸賞論文などの検索方法なども学ぶ。
授業の進め方・方法:
・すべての授業内容は,学習・教育到達目標(B)<専門>およびJABEE基準1(2)(d)(2)a)に対応する.
・授業は演習形式で行う。
・「授業計画」における各週の「到達目標」はこの授業で習得する「知識・能力」に相当するものとする.
注意点:
<到達目標の評価方法と基準>授業計画の「到達目標」1について中間試験および定期試験で出題し目標の達成度を評価する.合計点の60%の得点で,目標の達成を確認できるレベルの試験を課す.
<学業成績の評価方法および評価基準>中間試験・期末試験の各試験の平均点で評価する.なお,中間試験について60点に達していない者には再試験を課すことがある.このとき,再試験の成績は,単位修得のために最低限必要な範囲で考慮する.レポートおよび小試験を課した場合は,学業成績の20%を上限として評価に組み入れることがある.
<単位修得要件>学業成績で60点以上を取得すること.
<あらかじめ要求される基礎知識の範囲>本教科は「電気電子工学序論」が基礎となる教科である。連立方程式等,1年生で学んだ数学に習熟しておくこと.また,2年次関連教科として,電気回路、電気電子工学実験の講義
<レポートなど>授業中に行える演習問題の数を補うために,レポートとして課題を課すことがある.
<備考>本教科は後に学習する電気回路、電気磁気学,電気電子計測,電気電子工学演習,電位電子材料,電気電子工学実験の基礎となる教科である。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 電験3種の範囲,履修科目との対応,資格取得への計画立て 1. 直流回路,交流回路について理解し,問題を解析できる.
2週 懸賞論文,特許,図書の検索方法 上記1
3週 直流回路1 上記1
4週 直流回路2 上記1
5週 直流回路3 上記1
6週 直流回路4 上記1
7週 総合演習問題 上記1
8週 後期中間試験 上記1
4thQ
9週 後期中間試験復習 上記1
10週 交流回路1 上記1
11週 交流回路2 上記1
12週 交流回路3 上記1
13週 EXCEL,POWERPOINTを使った表計算,グラフ描画1 上記1
14週 EXCEL,POWERPOINTを使った表計算,グラフ描画2 上記1
15週 総合演習問題 上記1
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験課題合計
総合評価割合8020100
配点8020100