政治・経済

科目基礎情報

学校 鈴鹿工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 政治・経済
科目番号 0036 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電気電子工学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 教科書:『政治経済』東京書籍,2020. 参考書:「政治・経済ワークノート」,「3ステップス政治・経済研究ノート」(以上東京書籍) . その他授業中適宜指示する.
担当教員 笹岡 伸矢

到達目標

1. 民主政治の基本的原理や日本国憲法の成り立ちやその特性について理解できる.
2. 資本主義経済の特質や財政・金融などの機能や経済面での政府の役割について理解できる.
3. 現代社会の政治的・経済的諸課題および公正な社会の実現に向けた現在までの取り組みについて理解できる.
4. 今日の国際的な政治・経済の仕組みや国家間の結びつきの現状とそのさまざまな背景について理解できる.
5. 国際平和・国際協力の推進や地球的諸課題の解決に向けた現在までの取り組みついて理解できる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1民主政治の基本的原理や日本国憲法の成り立ちやその特性について深く理解できる.民主政治の基本的原理や日本国憲法の成り立ちやその特性について理解できる.民主政治の基本的原理や日本国憲法の成り立ちやその特性について理解できない.
評価項目2資本主義経済の特質や財政・金融などの機能や経済面での政府の役割について深く理解できる.資本主義経済の特質や財政・金融などの機能や経済面での政府の役割について理解できる.資本主義経済の特質や財政・金融などの機能や経済面での政府の役割について理解できない.
評価項目3現代社会の政治的・経済的諸課題および公正な社会の実現に向けた現在までの取り組みについて深く理解できる.現代社会の政治的・経済的諸課題および公正な社会の実現に向けた現在までの取り組みについて理解できる.現代社会の政治的・経済的諸課題および公正な社会の実現に向けた現在までの取り組みについて理解できない.
評価項目4今日の国際的な政治・経済の仕組みや国家間の結びつきの現状とそのさまざまな背景について深く理解できる.今日の国際的な政治・経済の仕組みや国家間の結びつきの現状とそのさまざまな背景について理解できる.今日の国際的な政治・経済の仕組みや国家間の結びつきの現状とそのさまざまな背景について理解できない.
評価項目5国際平和・国際協力の推進や地球的諸課題の解決に向けた現在までの取り組みついて深く理解できる.国際平和・国際協力の推進や地球的諸課題の解決に向けた現在までの取り組みついて理解できる.国際平和・国際協力の推進や地球的諸課題の解決に向けた現在までの取り組みついて理解できない.

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
モデルコアカリキュラムの到達目標を基として民主主義の基本理念を理解させる.政治と経済といった社会的の仕組みと機能を認識させると共に個人の社会における役割を認識させる.同時に常に国際的視野で考える態度を育成する.以上の目的に沿って授業内容に関係するニュースや書籍などを紹介して知識を深める
授業の進め方と授業内容・方法:
・すべての内容は学習・教育目標(A)<視野>とJABEE基準1.1(a)に対応する.                         
・授業は講義形式で進める.授業の内容に即して教員が質問することがあるので答えられるよう準備すること.      
・授業計画における各週の「到達目標」はこの授業で習得する「知識・能力」に相当するものとする.
注意点:
<到達目標の評価と基準>授業計画の「到達目標」を網羅した問題を1回の中間試験と2回の定期試験で出題して、そしてレポートと小テストによって、目標の達成度を評価する.達成度評価における各「知識・能力」の重みは概ね均等とする.合計点の60%の得点で目標の達成を確認できるレベルの試験を課す.                                                         
<備考>各回の授業で扱うトピックについて教科書の該当箇所を事前に必ず読んでおくこと.
本教科は後に学習する技術経営Ⅰ・Ⅱと経済学Ⅰ・Ⅱと法学Ⅰ・Ⅱの基礎となる教科である.
<あらかじめ要求される基礎知識の範囲>特になし.                                     
<自己学習・レポート等>授業内容についての小レポートについて授業中に提出を適宜指示する.                
<学業成績の評価方法および評価基準>中間・期末の試験結果の平均値及び、レポートと小テストを最終評価とする.但し後期については、中間の評価で60点に達していない学生については再試験を行って再試験の成績が中間の成績を上回った場合には60点を上限として中間の成績を再試験の成績で置き換えるものとする.前後期の期末試験についても同様の規定で再試験を行う.
<単位修得要件> 与えられた課題を提出し,学業成績で60点以上を取得すること.

授業計画

授業内容・方法 週ごとの到達目標
前期
1週 政治の機能と社会の仕組み 1.政治の目標と社会の仕組みを認識できる.
2週 人権保障と法の支配 2.人権保障と法の支配の理念を理解し,現代の民主主義の基本原理を理解できる.
3週 議会制民主主義と政治の特質 3.現代の議会制民主主義の基本理念と政治の役割を正しく理解できる.
4週 日本国憲法の基本原理 4.日本国憲法の理念と,憲法制定の背景について正しく理解できる.
5週 日本国憲法と基本的人権 5.日本国憲法における人権保障の理念と背景について,正しく理解できる.
6週 国会の組織と機能 6.日本国憲法における議会制民主主義,日本の政治制度について正しく理解できる.
7週 内閣の組織と機能 7.日本国憲法に基づいた行政府の代表として,内閣の役割と仕組みを理解できる.
8週 裁判所の組織と機能 8.日本国憲法における裁判の仕組み,法曹関係者の役割,さらに近年導入された裁判員制度の仕組みについて正しく理解できる.
9週 地方自治と住民の権利 9.民主主義を身近な生活現場で実現する地方自治の理念を理解し,その制度的仕組みを習得する.
10週 政党政治 10.議会における政党の役割について理解する.
11週 選挙と政治意識 11.選挙制度と政治意識の問題について理解する.
12週 世論と政治参加 12.政治における世論とマスメディアの役割を理解する.
13週 国際政治の特質と国家間の問題 13.国際社会の制度的仕組み,国家間の関係性を制度的に理解する.
14週 国際連合の役割と国際協力 14.国際紛争の背景・要因を認識し, 国際機構の役割について正しく理解する.
15週 国際政治の動向 15.国際政治の現実の動向を第二次世界大戦後を中心に学習し,我が国の国際社会における役割を理解できる.
16週
後期
1週 資本主義経済と経済思想 16.資本主義体制とアダム・スミス,マルクスなど経済理論の枠組みについて理解する.
2週 経済主体と経済企業の働き 17.家計,企業,政府など経済活動を行う主体それぞれ性質と,企業の経済活動の役割を理解する.
3週 市場経済のしくみ 18.市場経済の仕組みと市場の失敗基本理論を理解する.
4週 国民所得と経済成長 19.マクロ経済など,国民全体の経済的枠組みについて理解する.
5週 金融のしくみと機能 20.貨幣の経済学的意味づけと,中央銀行の行う金融政策の意味を理解する.
6週 財政のしくみと機能 21.財政の仕組みとその役割について理解する。
7週 日本経済史①:高度経済成長と産業構造の転換 22.戦後復興から高度経済成長期までの日本経済の歩みと諸要因を経済学的に理解する.
8週 中間試験 目標16~22.これまでの学習内容を理解し,自ら記述できる.
9週 中間試験の解説と日本経済史②:経済のバブル化とその後 23.高度経済成長後半からバブル崩壊に至るまでの日本経済の歩みを経済学的に理解する
10週 公害問題と消費者問題 24.公害問題や所得格差など,市場経済によって生じる問題の経済学的意味づけを理解する.
11週 農業・食料問題と中小企業 25.農業・食料問題や中小企業に関する問題を理解する.
12週 雇用と労働問題 26.雇用と労働問題の持つ意味を理解する。
13週 社会保障と福祉 27.社会保障制度と日本の福祉制度について理解する。
14週 貿易と国際収支 28.貿易など国際経済の基本的枠組みと,円高など国際経済の問題を理解する.
15週 国際経済体制 29.WTO(世界貿易機関)など国際経済組織の役割と,TPPなど自由貿易の経済学的意味づけを理解する.
16週

評価割合

試験レポート小テスト態度発表その他合計
総合評価割合751510000100
配点751510000100