英語ⅡA

科目基礎情報

学校 鈴鹿工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 英語ⅡA
科目番号 0038 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電気電子工学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 教科書:『AXEL アクセル 英語総合問題演習 Course c[3rd edition]』(桐原書店)、『Reading Flash Stage 1』(桐原書店) 参考書:『総合英語Evergreen』(いいずな書店)
担当教員 日下 隆司

到達目標

1.【英語運用の基礎となる知識:発音・語彙・文法及び構文】
英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用しながら、明瞭で聞き手に伝わるように、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、聞き手に伝わるように音読あるいは発話できる。かつまた中学で既習の語彙や文法や文構造の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙や文法や文構造、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切に運用できる。

2.【英語運用能力の基礎固め:英語コミュニケーション、コミュニケーションスキル】
日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話されたものから必要な情報を聞きとり、その内容を把握することができる。説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読できる。日本語と平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取り、その内容を把握することができる。他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。

3.【グローバリゼーション・異文化多文化理解】
それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識しながら、その国の生活習慣や宗教的信条、価値観などの基本的な事象を自分たちの文化と関連付けて説明し、解釈できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用しながら,明瞭で聞き手に伝わるように,句・文における基本的なリズムやイントネーション,音のつながりに配慮して,聞き手に伝わるように音読あるいは発話の応用ができる.かつまた中学で既習の語彙や文法や文構造の定着を図り,高等学校学習指導要領に準じた新出語彙や文法や文構造,及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して応用的に運用できる.英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用しながら,明瞭で聞き手に伝わるように,句・文における基本的なリズムやイントネーション,音のつながりに配慮して,聞き手に伝わるように音読あるいは発話できる.かつまた中学で既習の語彙や文法や文構造の定着を図り,高等学校学習指導要領に準じた新出語彙や文法や文構造、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切に運用できる.英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用しながら,明瞭で聞き手に伝わるように,句・文における基本的なリズムやイントネーション,音のつながりに配慮して,聞き手に伝わるように音読あるいは発話できない.かつまた中学で既習の語彙や文法や文構造の定着を図り,高等学校学習指導要領に準じた新出語彙や文法や文構造,及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切に運用できない.
評価項目2日常生活や身近な話題に関して,毎分100語以上の速度ではっきりとした発音で話されたものから必要な情報を聞きとり,その内容の把握を他に適用することができる.説明や物語などの文章を毎分100語以上の速度で聞き手に伝わるように応用的に音読できる.日本語と平易な英語で書かれた文章を読み,その概要を把握し必要な情報を読み取り,その内容の把握を他に適用することができる.他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を応用的に記述できる.日常生活や身近な話題に関して,毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話されたものから必要な情報を聞きとり,その内容を把握することができる.説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読できる.日本語と平易な英語で書かれた文章を読み,その概要を把握し必要な情報を読み取り,その内容を把握することができる.他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる.日常生活や身近な話題に関して,毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話されたものから必要な情報を聞きとり,その内容を把握することができない.説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読できない.日本語と平易な英語で書かれた文章を読み,その概要を把握し必要な情報を読み取り,その内容を把握することができない.他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できない.
評価項目3それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い,その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識しながら,その国の生活習慣や宗教的信条,価値観などの基本的な事象を自分たちの文化と関連付けて説明,解釈の適用ができる.それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い,その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識しながら,その国の生活習慣や宗教的信条、価値観などの基本的な事象を自分たちの文化と関連付けて説明し,解釈できる.それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い,その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識しながら,その国の生活習慣や宗教的信条,価値観などの基本的な事象を自分たちの文化と関連付けて説明も,解釈もできない.

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
英語IA, IBで学習した知識・技能を活用して,幅広い話題について読んだり,聞いたりする能力を養うとともに,異文化に対する理解を深め,コミュニケーションの手段として積極的に外国語を活用しようとする態度を育てる.Reading , Grammar, Writing, Vocabulary, Listeningの5分野の知識・技能を相互に連動させ、総合的な英語力の向上をねらいとする.
授業の進め方・方法:
・すべての内容は学習・教育到達目標(A)<視野>および(C)<英語>に対応する
・「授業計画」における「到達目標」は,この授業で習得する「知識・能力」に相当するものとする
注意点:
<到達目標の評価方法と基準>下記「授業計画」の「到達目標」を網羅した事項を定期試験や小テスト等の結果,および課題等で評価し,目標の達成度を確認する.各到達目標の重みは概ね均等である.3回の定期試験の結果を6割,授業中に行われる小テスト等の結果,課題等を4割とした総合評価において6割以上を取得した場合を目標の達成とする.
<学業成績の評価方法および評価基準>求められる課題の提出をしていなければならない.3回の定期試験の平均点を60%とし,小テスト及びその他課題の評価を40%とし,その合計点で評価する.ただし,各定期試験で60点に達していない者には再試験を課す場合がある.再試験の成績が該当する試験の成績を上回った場合には,60点を上限としてその試験の成績を再試験の成績で置き換えるものとする.
<単位修得要件>学業成績で60点以上を取得すること. 
<あらかじめ要求される基礎知識の範囲>英語IA, IBで学習した英単語,熟語,英文法の知識.
<レポートなど>授業に関連した小テスト及び課題を課す.
<注意事項>・授業は講義及びアクティブラーニングを実践する。積極的に授業に参加すること.授業には必ず英和辞典(電子辞書でも可)を用意すること.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 Introduction(授業の進め方、勉強方法、評価方法)
Lesson 1:トイレそうじで幸せになろう
1.「授業内容」に示した教科書の英文の内容が理解できる.
2.英文の内容に関して簡単な質疑応答が英語でできる.
3.教科書の英文に使用されている英単語・熟語の意味を理解し,使用できる.
4.自分で書いた短い英文を内容が伝わる程度に発表できる.
5.英文の仕組みの概略を理解できる.
2週 Lesson 1:【文法】時制・完了①
上記1~5及び、6.動詞の基本時制が理解できる.
3週 Lesson 2:自分のボトルを持ち歩こう 上記1~5
4週 Lesson 2:【文法】時制・完了②
上記1~5及び、7.完了形を用いた文が理解できる.
5週 Lesson 3:学校は何月に始まるのか 上記1~5
6週 Lesson 3:【文法】助動詞
上記1~5及び、8.助動詞を用いた文が理解できる.
7週 Lesson 4:竹はどのような植物か
【文法】態
上記1~5及び、9.態を用いた文が理解できる.
8週 到達度確認テスト 上記1~9
2ndQ
9週 Lesson 5:人形を通した日米の交流 上記1~5
10週 Lesson 5:【文法】準動詞①
上記1~5及び、10.不定詞、動名詞を用いた文が理解できる.
11週 Lesson 6:オラウータンとコンピュータ 上記1~5
12週 Lesson 6:【文法】準動詞②
上記1~5及び、11.分詞構文を用いた文が理解できる.
13週 Lesson 7:子どもと大人の学習の仕方 上記1~5
14週 Lesson 7:【文法】準動詞③
上記1~5及び、12.準動詞の用法が理解できる.
15週 Lesson 8:人は何によって味を感じるか
【文法】比較①
上記1~5及び、13.比較表現を用いた文が理解できる.
16週 前期期末試験 上記1~5及び、10~13
後期
3rdQ
1週 Lesson 9:世界各地で明かりが消える 上記1~5
2週 Lesson 9:【文法】比較② 上記1~5及び、、14.様々な比較表現が理解できる.
3週 Lesson 10:ローラースケートの起源 上記1~5
4週 Lesson 10:【文法】関係詞①
上記1~5及び、15.関係代名詞を用いた文が理解できる.
5週 GTEC Basic対策問題演習 上記1~5
6週 Lesson 11:アメリア・エアハートの挑戦 上記1~5
7週 Lesson 11:【文法】関係詞② 上記1~5及び、16.関係副詞を用いた文が理解できる.
8週 中間試験 上記1~5及び、14~16
4thQ
9週 Lesson 12:ショッピングと音楽の関係 上記1~5
10週 Lesson 12:【文法】関係詞③ 上記1~5及び、17.複合関係詞を用いた文が理解できる.
11週 Lesson 13:変化するロボットの役割 上記1~5
12週 Lesson 13:【文法】仮定法① 上記1~4、18.仮定法過去・過去完了を用いた文が理解できる.
13週 Lesson 14:世界の識字率 上記1~5
14週 Lesson 14:【文法】仮定法② 上記1~5及び、19.様々な仮定法を用いた文が理解できる.
15週 Lesson 15:付箋はどのように発明されたか
【文法】接続詞
上記1~5及び、20.接続詞を使った様々な表現が理解できる.
16週 学年末試験 上記1~5及び、17〜20

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。2
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。2
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。2
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。2
英語運用能力の基礎固め説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。2
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。2
工学基礎グローバリゼーション・異文化多文化理解グローバリゼーション・異文化多文化理解それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識している。2
様々な国の生活習慣や宗教的信条、価値観などの基本的な事項について説明できる。2
異文化の事象を自分たちの文化と関連付けて解釈できる。2
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。2
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。2
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。2
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。2
円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。2
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。2

評価割合

試験課題等合計
総合評価割合6040100
配点6040100