電子回路設計

科目基礎情報

学校 鈴鹿工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 電子回路設計
科目番号 0051 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電気電子工学科 対象学年 3
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 教科書:「図解PICマイコン実習第2版」堀 桂太郎著(森北出版) 参考書:「PIC活用ハンドブック」後閑 哲也著(技術評論社),「Cによる情報処理入門」阿曽,曽根,山下,鈴木,金井著(共立出版),「みんなのArduino入門」高本 孝頼著(リックテレコム)
担当教員 横山 春喜,西村 高志,川口 雅司

到達目標

アセンブラ言語によるPIC制御プログラムを理解し,PICを使った基本的な制御を行うことができる.また,C言語によるArduino制御プログラムを理解し,Arduinoを使った基本的な制御を行うことができる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1回路図を参考にせず自らPIC制御回路の結線ができる.回路図に基づいてPIC制御回路の結線ができる.回路図に基づいてPIC制御回路の結線ができない.
評価項目2PICを使ったLEDの点灯点滅制御を自ら設計できる.PICを使ってLEDの点灯点滅制御ができる.PICを使ってLEDの点灯点滅制御ができない.
評価項目3Arduinoのディジタル、アナログ入出力の応用ができる.Arduinoのディジタル、アナログ入出力を使用できる.Arduinoのディジタル、アナログ入出力を使用できない.

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
トランジスタやマイコンなどの電子素子は,優れた性能を有していることから様々な電子機器に組み込まれている.本授業では,これまで学習してきた電子回路の動作原理やマイコン制御の理論およびC言語プログラミングをもとにして,これらの素子を使った基本的な電子回路およびマイコン制御回路を設計・製作・制御を行う上で必要となる技術と知識を習得する.
授業の進め方と授業内容・方法:
・授業は実習形式で行う.
・「授業計画」における各週の「達成目標」はこの授業で習得する「知識・能力」に相当するものとする.
注意点:
<到達目標の評価方法と基準>「知識・能力」の習得の度合いを回路の動作状況およびレポートにより評価する.評価における各「知識・能力」の重みは概ね均等とする.レポートのレベルは,100点法により60点以上の得点を取得した場合に目標を達成したことが確認できるように設定する.
<学業成績の評価方法および評価基準>学業成績の評価は,レポートの内容を10割として評価する.
<単位修得要件>全てのテーマの実習を完成し,および実習レポートを全て提出し,学業成績で60点以上を取得すること.
<あらかじめ要求される基礎知識の範囲>これまで学習してきた電子制御基礎およびC言語プログラミングの基礎知識を理解していること.本教科は,電気電子工学実験,創造工学演習の学習が基礎となる教科である.
<レポート等>全員が実習レポートを作成し,担当教職員に提出する.内容に不備があった場合には再提出する.
<備考>授業中は作業着を着用し,教科書・筆記用具を忘れずに持参する.回路が完成したら電源を接続する前に担当教職員のチェックを受けること.機器などの故障・破損は直ちに担当教職員に届け出ること.授業終了後,使用装置などを元の位置に戻し,回りを掃除すること.本教科は,後に学習する電気電子工学実験,創造工学,創造工学演習,インターンシップの基礎となる教科である.

授業計画

授業内容・方法 週ごとの到達目標
後期
1週 MPLABの使い方 1. MPLABを使ってPICにプログラムを書き込める.
2週 PIC制御回路の結線 2. 回路図に基づいてPIC制御回路の結線ができる.
3週 LED点灯制御 3. PICを使ってLEDの点灯制御ができる.
4週 LED点滅制御 4. PICを使ってLEDの点滅制御ができる.
5週 スイッチ入力によるLED点滅制御 5. PICを使ってスイッチ入力によるLED点滅制御ができる.
6週 7セグメントLED点滅制御 6.PICを使って7セグメントLED点滅制御ができる.
7週 USB扇風機(DCモータ)回転数制御 7. PICを使ってモータの回転数制御ができる.
8週 後期中間試験 これまで学習した内容を説明できる.
9週 開発ソフトの使い方 8. 開発ソフトでArduinoにプログラムを書き込める.
10週 LED点滅制御、シリアルモニタ表示 9. C言語でArduinoの制御プログラムを作成できる.
11週 ディジタル入出力の基礎 10. Arduinoのディジタル入出力を使用できる.
12週 アナログ入出力の基礎 11. Arduinoのアナログ入出力を使用できる.
13週 ディジタル、アナログ入出力の応用 12. Arduinoのディジタル、アナログ入出力の応用ができる.
14週 Arduinoによる電子機器の制御 13.Arduinoによる電子機器の制御ができる.
15週 シリアル通信 14. Arduinoとパソコンの通信ができる.
16週

評価割合

試験課題相互評価態度発表その他合計
総合評価割合01000000100
配点01000000100