電子回路

科目基礎情報

学校 鈴鹿工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 電子回路
科目番号 0074 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電気電子工学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 教科書:特に定めない,ノート講義,参考書:「電子回路」 藤井 信生監修(実教出版),「基礎電気・電子工学シリーズ3 電子回路」桜庭・大塚・熊耳共著 (森北出版),「よくわかる電子回路の基礎」堀桂太郎著(電気書院)
担当教員 近藤 一之

目的・到達目標

発振回路の動作原理,LC発振回路,CR発振回路,水晶発振回路,電圧制御発振回路の動作,変復調回路の種類,振幅変復調,周波数変復調,位相変復調およびパルス変調の原理を理解し,説明できる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1発振回路の動作原理を理解し,説明できる.発振回路の動作原理を理解し,基本的な説明ができる.発振回路の動作原理を理解し,基本的な説明ができない.
評価項目2LC,CR,水晶,電圧制御など各種の発振回路の動作が説明できる.LC,CR,水晶,電圧制御など各種の発振回路の基本的な動作が説明できる.LC,CR,水晶,電圧制御など各種の発振回路の基本的な動作が説明できない.
評価項目3振幅変復調,周波数変復調,位相変復調およびパルス変調の原理を理解し,説明できる.振幅変復調,周波数変復調,位相変復調およびパルス変調の基本的な原理を理解し,説明できる.振幅変復調,周波数変復調,位相変復調およびパルス変調の基本的な原理を理解し,説明できない.

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
3年次で学習した増幅回路の知識を発展させて,発振回路,変調・復調回路について学習する.発振の原理,各種発振回路,その特徴を理解する.変調・復調回路については,その原理や方法,実際の回路例について理解することを目標とする.
授業の進め方と授業内容・方法:
・すべての内容は,学習・教育到達目標(B)<専門>に対応する.
・授業は講義形式で行う,講義中は集中して聴講する.
・「授業計画」における各週の「到達目標」はこの授業で習得する「知識・能力」に相当するものとする.
注意点:
〈到達目標の評価方法と基準〉下記授業計画の「到達目標」を網羅した問題を中間試験および定期試験で出題し,目標の達成度を評価する.各到達目標に関する重みは同じである.合計点の60%の得点で,目標の達成を確認できるレベルの試験を課す.
〈学業成績の評価方法および評価基準〉前期中間・前期末の2回の試験の平均点で評価する.試験で60点に達していない者には再試験を実施する.再試験の点数に0.9を乗じた成績が前期中間試験の成績を上回った場合には,60点を上限として再試験の成績で置き換える.
〈あらかじめ要求される基礎知識の範囲〉本教科は電気回路の学習が基礎となる教科である.また,3年生で学習した電子回路(増幅回路)の基礎知識が必要である.
〈レポート等〉理解を深めるため,必要に応じて演習課題等を与える.
〈備考〉教科書中に問や演習問題が多くある.各自復習でこれらの問題を解くこと.数多くの演習問題に取り組むことが,実力をつけるための一番の近道である.本教科は後に学習するディジタル回路,制御システムと強く関連する教科である.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容・方法 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 発振回路の動作原理 1.発振回路の動作原理について理解している.
2週 LC発振回路 2.LC発振回路について理解している.
3週 CR発振回路-1-移相形発振回路 3.CR発振回路(移相形発振回路およびウィーンブリッジ形発振回路)について理解している.
4週 CR発振回路-2-ウィーンブリッジ形発振回路 上記3.
5週 水晶発振回路-1-水晶振動子の等価回路とリアクタンス特性 4.水晶発振回路について理解している.
6週 水晶発振回路-2-さまざまな回路のリアクタンス特性 上記4.
7週 水晶発振回路-3-水晶発振回路の実際例とPLL回路 上記4.
8週 前期中間試験 これまでに学習した内容(上記1~4)
を説明し,諸量を求めることができる.
2ndQ
9週 発振回路の実際例と実験動画による説明 上記1および3.
10週 変復調回路の基礎 5.変調・復調の意味・種類,各変調方式の波形について理解している.
11週 振幅変調・復調-1- 6.振幅変調・復調について理解している.
12週 振幅変調・復調-2- 上記6.
13週 周波数変調・復調 7.周波数変調・復調について理解している.
14週 その他の変調方式 8.その他の変調方式について理解している.
15週 演習 これまでに学習した内容(上記5~8)を説明できる.
16週

評価割合

試験課題相互評価態度発表その他合計
総合評価割合10000000100
配点10000000100