到達目標
英文の内容を理解し、その中で用いられている英語表現や型を習得し、小説の筋や論理展開、登場人物の心情を理解する.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて,概要を把握し,情報を聞き取り,その内容の把握を他に適用することができる. | 自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて,概要を把握し,情報を聞き取り,その内容を把握することができる. | 自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて,概要を把握し,情報を聞き取り,その内容を把握することができない. |
評価項目2 | 関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し,必要な情報を読み取り,その内容の把握を他に適用することができる. | 関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し,必要な情報を読み取り,その内容を把握することができる. | 関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し,必要な情報を読み取り,その内容を把握することができない. |
評価項目3 | それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い,その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識しながら,その国の生活習慣や宗教的信条,価値観などの基本的な事象を自分たちの文化と関連付けて説明,解釈の適用ができる. | それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い,その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識しながら,その国の生活習慣や宗教的信条,価値観などの基本的な事象を自分たちの文化と関連付けて説明し,解釈できる. | それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い,その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識しながら,その国の生活習慣や宗教的信条,価値観などの基本的な事象を自分たちの文化と関連付けて説明も,解釈もできない. |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
英語Ⅰ,Ⅱ,Ⅲ,Ⅳで得た英語の知識技能を活用し,より高度な英語のリーディング能力を養うことを目指す.具体的には,五人の英国作家による短編集を精読し,読解力の向上,文法事項・語彙・慣用表現などの知識の強化をねらいとする.また,英文を理解し内容を楽しむと同時に,その文章を生み出した歴史や文化,社会について学び,教養を身に付けることを目的とする.文法事項,語彙,熟語などを確認しながら,内容を考察し、イギリスの歴史や文化,レトリックを学び,味わい,教養を高める.
授業の進め方・方法:
・すべての授業内容は,学習・教育到達目標(A)<視野>[ JABEE基準1(2)(a)]および(C)<英語>[JABEE基準1(2)(f)]に対応する.
注意点:
<到達目標の評価方法と基準>下記「授業計画」の「到達目標」1~6の習得の度合いを中間試験,期末試験,小テスト,課題により評価する.評価における各「到達目標」の重みの目安は1~5を90%,6を10%とする.試験問題や課題のレベルは,百点法により60点以上の得点を取得した場合に目標を達成したことが確認できるように設定する.
<学業成績の評価方法および評価基準>
中間,期末の2回の試験の結果を70%,小テスト等の結果を30%として評価する.ただし,試験で60点に達していない者には再試験を課すこともあり,再試験の成績が本試験の成績を上回った場合には,60点を上限として本試験の成績を再試験の成績で置き換えるものとする.
<単位修得要件>学業成績で60点以上を取得すること.
<あらかじめ要求される基礎知識の範囲> 高専学科4年間で学習した英語の知識・技能.
<レポートなど>授業に関する小テスト及び課題を課す.
<備考>授業は講義・輪読形式で行う.毎回の授業分の予習、つまり辞書を引いて英文を読む作業を自分でおこなったうえで、積極的に授業に参加すること.授業には必ず英和辞典(電子辞書でも可)を用意すること.
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
Introduction |
1.作品および解説で取り上げられる英文を理解できる.2.作品および解説で取り上げられる英文を要約できる.3. 作品および解説の内容に関する英語の問いに対して,適切な表現で答えることができる.4.作品および解説に出てくる単語・熟語の意味および慣用表現が理解できる. 5.作品および解説に含まれる語法,英語表現のいくつかを応用して適切な英語表現ができる.6. 作品および解説における議論を自分の問題としてとらえ,自分の意見を持ち,表明することができる.
|
2週 |
Kazuo Ishiguro, A Family Supper (1) |
上記1~6.
|
3週 |
Kazuo Ishiguro, A Family Supper (2) |
上記1~6.
|
4週 |
Kazuo Ishiguro, A Family Supper (3) |
上記1~6.
|
5週 |
Kazuo Ishiguro, A Family Supper (4) |
上記1~6.
|
6週 |
Kazuo Ishiguro, A Family Supper (5) |
上記1~6.
|
7週 |
Kazuo Ishiguro, A Family Supper (6) |
上記1~6.
|
8週 |
中間試験 |
上記1~6.
|
4thQ |
9週 |
中間試験返却・解説 |
上記1~6.
|
10週 |
Graham Greene, The Invisible Japanese Gentleman (1) |
上記1~6.
|
11週 |
Graham Greene, The Invisible Japanese Gentleman (2) |
上記1~6.
|
12週 |
Graham Greene, The Invisible Japanese Gentleman (3) |
上記1~6.
|
13週 |
Muriel Spark, The House of the Famous Poet (1) |
上記1~6.
|
14週 |
Muriel Spark, The House of the Famous Poet (2) |
上記1~6.
|
15週 |
Muriel Spark, The House of the Famous Poet (3) |
上記1~6.
|
16週 |
|
|
モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 平常点(課題・小テスト等) | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 30 | 100 |
配点 | 70 | 30 | 100 |