到達目標
地球システムのしくみ,その変動と相互作用,自然災害,さらに身近な気象現象について理解を深め,地球と人類の関わりについて考えることができる.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 地球のシステムのしくみ、その変動と相互作用、自然災害に関する応用的な問題を解くことができる. | 地球のシステムのしくみ、その変動と相互作用、自然災害に関する基本的な問題を解くことができる. | 地球のシステムのしくみ、その変動と相互作用、自然災害に関する問題を解くことができない. |
評価項目2 | 身近な気象現象に関する応用的な問題を解くことができる. | 身近な気象現象に関する基本的な問題を解くことができる. | 身近な気象現象に関する問題を解くことができない. |
評価項目3 | 地球科学の視点に基づく地球と人類の関わりに関する応用的な問題を解くことができる. | 地球科学の視点に基づく地球と人類の関わりに関する 基本的な問題を解くことができる. | 地球科学の視点に基づく地球と人類の関わりに関する問題を解くことができない. |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
私達が当たり前のように暮すこの地球は,生命体の生存に適した奇跡とも言えるバランスを保つ“かけがいのない惑星”である.この授業では,地球というシステムに対する基礎知識を身につけると共に,身近な気象現象について理解を深め,現在直面している様々な環境問題・防災への取り組みに対して自ら考える力を養っていくことを目標とする.
授業の進め方・方法:
・この授業の内容は全て学習・教育到達目標(B)<基礎>に対応する.
・「授業計画」における各週の「到達目標」はこの授業で習得する「知識・能力」に相当するものとする.
注意点:
<到達目標の評価方法と基準>地球科学・生態学に関する「知識・能力」1~7の確認を課題および中間試験,期末試験で行う.1~7に関する重みは同じである.合計点の60%の得点で,目標の達成を確認できるレベルの試験を課す.
<学業成績の評価方法および評価基準>課題を30 %,中間試験・期末試験を70 %の割合で加えたもので評価する.
<単位修得要件>学業成績で60点以上を取得すること.
<あらかじめ要求される基礎知識の範囲>2年生の地球生命科学の内容を理解しておくこと.
<自己学習>授業で保証する学習時間と,予習・復習(中間試験,定期試験のための学習も含む)および課題作成に必要な標準的な学習時間の総計が,45時間以上に相当する学習内容である.
<備考>原則,教科書・配布資料・板書・映像を用いて授業を進める.授業中の積極的な発言を期待するが,私語は慎むこと.
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
宇宙と地球の歴史 |
1.地球の誕生と大気の組成について考え理解する
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2週 |
地球の歴史 |
2.地球の誕生と大気の組成について説明できる
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3週 |
地球大気の熱収支 |
3.大気陸地の熱構造について考え理解する
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4週 |
大規模な大気の動き |
4.大気の運動について考え理解する
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5週 |
海洋の流れ1 |
5.海洋の熱構造・相互作用について考え理解する
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6週 |
海洋の流れ2 |
6.海洋の運動・相互作用について考え理解する
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7週 |
地球・大気・海洋の総括 |
これまでに学習した内容について説明できる
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8週 |
中間試験 |
これまでに学習した内容について説明できる
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4thQ |
9週 |
気象に関する基礎事項 |
7.身近な日々の気象現象について考え理解する
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10週 |
大気の温度構造 |
8.身近な大気構造について考え理解する
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11週 |
海陸風とフェーン |
9.身近な気象現象と自然災害のしくみについて考え理解する
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12週 |
大気の前線構造 |
10.自然災害をもたらす大気のしくみについて考え理解する
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13週 |
雨の降り方・天気図の作法 |
11.身近な気象現象について理解する
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14週 |
天気図を描こう |
12.天気図を読み書きできるようにする
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15週 |
おわりに-気候・気象研究の最前線- |
13.異常気象や地球温暖化のしくみについて考え理解する
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 課題 | 相互評価 | 態度 | 発表 | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 30 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
配点 | 70 | 30 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |