哲学Ⅱ

科目基礎情報

学校 鈴鹿工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 哲学Ⅱ
科目番号 0141 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電気電子工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 使用しない.適宜,プリントを配布する.
担当教員 藤野 月子,三谷 竜彦

到達目標

1.現代社会において生じているさまざまな倫理的問題について,基本的な事柄を説明できる.
2.現代社会において生じているさまざまな倫理的問題について,多様な観点から考察できる.
3.現代社会において生じているさまざまな倫理的問題について,自ら主体的に考察できる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1現代社会において生じているさまざまな倫理的問題について,自分で調べたことも付け加えながら,基本的な事柄を説明できる.現代社会において生じているさまざまな倫理的問題について,基本的な事柄を説明できる.現代社会において生じているさまざまな倫理的問題について,基本的な事柄を説明できない.
評価項目2現代社会において生じているさまざまな倫理的問題について,自分で調べた観点も付け加えながら,多様な観点から考察できる.現代社会において生じているさまざまな倫理的問題について,多様な観点から考察できる.現代社会において生じているさまざまな倫理的問題について,多様な観点から考察できない.
評価項目3現代社会において生じているさまざまな倫理的問題について,自ら主体的に考察できるうえに,その考察に斬新さがある.現代社会において生じているさまざまな倫理的問題について,自ら主体的に考察できる.現代社会において生じているさまざまな倫理的問題について,自ら主体的に考察できない.

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
現在,社会のさまざまな場面でさまざまな倫理的問題が生じている.例えば安楽死を認めてよいのかどうかという問題がある.あるいは過激な暴力表現を含むテレビ番組は規制されるべきなのかどうかという問題がある.本講義では,このような諸問題について一つ一つ考察していく.
授業の進め方・方法:
授業は講義形式で行う.プレゼンテーションソフトを使って進める.適宜,授業内容に関連する動画を視聴する.
注意点:
毎回,出席確認を兼ねて,リアクションペーパーの提出を求める.また,取り扱うテーマの多くは,新聞・ニュースなどでもしばしば報じられている.新聞・ニュースなどでの報道に接した際には,注意深く読んで・見ておくように.そのテーマについての最新の情報を得ることができる.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 人間と動物ー動物園 1.動物園をめぐる倫理的議論を説明できる.
2週 人間と動物ー肉食 2.肉食をめぐる倫理的議論を説明できる.
3週 人間と動物ーと畜体験 3.と畜体験をめぐる倫理的議論を説明できる.
4週 人間と動物ーペット殺処分 4.ペット殺処分をめぐる倫理的議論を説明できる.
5週 人間と動物ー動物と伝統文化 5.動物と伝統文化をめぐる倫理的議論を説明できる.
6週 人間の生命ー尊厳死 6.尊厳死をめぐる倫理的議論を説明できる.
7週 人間の生命ー安楽死 7.安楽死をめぐる倫理的議論を説明できる.
8週 中間テスト
4thQ
9週 人間の生命ー人工妊娠中絶 8.人工妊娠中絶をめぐる倫理的議論を説明できる.
10週 自由と平等ー性の多様性 9.性の多様性をめぐる倫理的議論を説明できる.
11週 自由と平等ー景観,表現(性表現) 10.景観および性表現をめぐる倫理的議論を説明できる.
12週 自由と平等ー表現(差別・侮蔑・不快語) 11.差別・侮蔑・不快語をめぐる倫理的議論を説明できる.
13週 自由と平等ー命名,表現(暴力表現) 12.命名および暴力表現をめぐる倫理的議論を説明できる.
14週 自由と平等ー性差別 13.性差別をめぐる倫理的議論を説明できる.
15週 上記の内容に関する補足
16週 期末テスト

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学社会公民的分野人間の生涯における青年期の意義と自己形成の課題を理解し、これまでの哲学者や先人の考え方を手掛かりにして、自己の生き方および他者と共に生きていくことの重要性について考察できる。3

評価割合

中間テスト期末テストリアクションペーパー合計
総合評価割合304030100
配点304030100