世界史Ⅱ

科目基礎情報

学校 鈴鹿工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 世界史Ⅱ
科目番号 0025 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電子情報工学科 対象学年 2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 『新編世界の歴史』北村正義(学術図書出版)・『最新世界史図説タペストリー』帝国書院編集部(帝国書院)
担当教員 藤野 月子

到達目標

中国近世史の成立とその展開,イスラム世界の成立とその展開,東南アジアの成立とその展開,ヨーロッパ中世から絶対主義までの歴史的な発展が理解出来る.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1中国近世史の成立とその展開を深く理解・説明出来る.中国近世史の成立とその展開を理解・説明出来る.中国近世史の成立とその展開を理解・説明出来ない.
評価項目2イスラム世界の成立とその展開を深く理解・説明出来る.イスラム世界の成立とその展開を理解・説明出来る.イスラム世界の成立とその展開を理解・説明出来ない.
評価項目3東南アジアの成立とその展開を深く理解・説明出来る.東南アジアの成立とその展開を理解・説明出来る.東南アジアの成立とその展開を理解・説明出来ない.
評価項目4ヨーロッパ中世から絶対主義までの歴史的な発展を深く理解・説明出来る.ヨーロッパ中世から絶対主義までの歴史的な発展を理解・説明出来る.ヨーロッパ中世から絶対主義までの歴史的な発展を理解・説明出来ない.

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
人類の歴史を学ぶことを通じ,世界を舞台に活躍する国際人として必要な知識を身に付けることを目指す.社会の発展過程や文明の盛衰原因を論理的に追究する能力を養うことを目指す.
授業の進め方・方法:
・すべての内容は学習・教育到達目標(A)の〈視野〉に対応する.
・授業は講義形式で行う.講義を聞き,教科書や図説を見つつ,配布したプリントの空欄を埋める.
・「授業計画」における各週の「到達目標」はこの授業で習得する「知識・能力」に相当するものとする.
注意点:
<到達目標の評価方法と基準>下記授業計画の「到達目標」を網羅した問題を,中間・期末・学年末の試験で出題し,目標の達成度を評価する.重みは概ね均等とする.満点である100%の得点により,目標の達成を確認出来るレベルの試験を課す.授業中に小テストを出題し,プリントの提出も行い,それらも評価に加味する.
<学業成績の評価方法および評価基準>中間・期末・学年末の試験の平均点で評価する.ただし,中間・期末・学年末の試験について60点に達していない者には再試験をする.再試験の結果が60点を上回った場合には,その成績を60点として置き換える.
<単位修得要件>学業成績で60点以上を取得すること.
<あらかじめ要求される基礎知識の範囲>今日の世界で起こっている歴史的な出来事に普段から関心を寄せておくこと.新聞やテレビのニュース等も教材として随時利用する.
<レポート等>特になし.
<備考>『最新世界史図説タペストリー』は授業に必ず携帯すること.本教科は後に学習する「歴史学概論Ⅰ」の基礎となる教科である.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 宋元時代1 五代史の特徴・北宋の中国再統 1.漢民族及び非漢民族の中国支配を巡る関係性が理解出来る.
2週 宋元時代2 科挙制度・王安石の政治改革 上記1に同じ.
3週 宋元時代3 元朝による中国支配の特徴 上記1に同じ.
4週 イスラム世界1 マホメットの登場 2.イスラム教がイスラム社会に果たしている役割と普遍性が理解出来る.
5週 イスラム世界2 イスラム世界の拡大 上記2に同じ.
6週 イスラム世界3 アジアのイスラム化とイスラム文化 3.イスラムの発展がアジア・ヨーロッパに与えた影響が理解出来る.
7週 東南アジア世界1 東南アジアの諸文明の特徴 4.東南アジアの諸文明の形成と発展が理解出来る.
8週 中間試験 1~4の内容が理解出来る.
4thQ
9週 ヨーロッパ世界1 封建制・荘園制の成立 5.ゲルマン人の大移動・ノルマン人の征服・封建制・荘園制の影響と仕組みが理解出来る.
10週 ヨーロッパ世界2 十字軍 6.十字軍が後世にもたらした影響が理解出来る.
11週 ヨーロッパ世界3 大航海時代 7.大航海時代が世界に及ぼした影響が理解出来る.
12週 ヨーロッパ世界4 ルネサンス 8.ルネサンスの展開が理解出来る.
13週 ヨーロッパ世界5 宗教改革 9.宗教改革の内容が理解出来る.
14週 ヨーロッパ世界6 絶対主義1 10.絶対主義の理論と影響が理解出来る.
15週 ヨーロッパ世界7 絶対主義2 上記10に同じ.
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験プリント小テスト合計
総合評価割合801010100
配点801010100