英語Ⅲ

科目基礎情報

学校 鈴鹿工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 英語Ⅲ
科目番号 0054 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電子情報工学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 教科書: コンパクト英語構文90(数研出版), Fundamental Science in English Ⅰ (成美堂)
担当教員 林 浩士

到達目標

英語Ⅰ、Ⅱで学習した知識・技能を活用して,数理科学や自然現象について読んだり,聞いたりする能力を身につけ,異文化理解を通じて,コミュニケーションの手段として外国語の重要性を理解できる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用しながら,明瞭で聞き手に伝わるように,句・文における基本的なリズムやイントネーション,音のつながりに配慮して,聞き手に伝わるように音読あるいは発話の応用ができる.かつまた中学で既習の語彙や文法や文構造の定着を図り,高等学校学習指導要領に準じた新出語彙や文法や文構造,及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して応用的に運用できる.英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用しながら,明瞭で聞き手に伝わるように,句・文における基本的なリズムやイントネーション,音のつながりに配慮して,聞き手に伝わるように音読あるいは発話できる.かつまた中学で既習の語彙や文法や文構造の定着を図り,高等学校学習指導要領に準じた新出語彙や文法や文構造,及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切に運用できる.英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用しながら,明瞭で聞き手に伝わるように,句・文における基本的なリズムやイントネーション,音のつながりに配慮して,聞き手に伝わるように音読あるいは発話できない.かつまた中学で既習の語彙や文法や文構造の定着を図り,高等学校学習指導要領に準じた新出語彙や文法や文構造,及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切に運用できない.
評価項目2日常生活や身近な話題に関して,毎分100語以上の速度ではっきりとした発音で話されたものから必要な情報を聞きとり,その内容の把握を他に適用することができる.説明や物語などの文章を毎分100語以上の速度で聞き手に伝わるように応用的に音読できる.日本語と平易な英語で書かれた文章を読み,その概要を把握し必要な情報を読み取り,その内容の把握を他に適用することができる.他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を応用的に記述できる.日常生活や身近な話題に関して,毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話されたものから必要な情報を聞きとり,その内容を把握することができる.説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読できる.日本語と平易な英語で書かれた文章を読み,その概要を把握し必要な情報を読み取り,その内容を把握することができる.他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる.日常生活や身近な話題に関して,毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話されたものから必要な情報を聞きとり,その内容を把握することができない.説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読できない.日本語と平易な英語で書かれた文章を読み,その概要を把握し必要な情報を読み取り,その内容を把握することができない.他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できない.
評価項目3それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い,その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識しながら,その国の生活習慣や宗教的信条,価値観などの基本的な事象を自分たちの文化と関連付けて説明,解釈の適用ができる.それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い,その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識しながら,その国の生活習慣や宗教的信条,価値観などの基本的な事象を自分たちの文化と関連付けて説明し,解釈できる.それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い,その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識しながら,その国の生活習慣や宗教的信条,価値観などの基本的な事象を自分たちの文化と関連付けて説明も,解釈もできない.

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
英語Ⅰ.Ⅱで学習した知識・技能を活用して,幅広い話題について読んだり,聞いたりする能力を養うとともに,異文化に対する理解を深め,コミュニケーションの手段として積極的に外国語を活用しようとする態度を育てる.
授業の進め方・方法:
すべての内容は,学習・教育到達目標(A)<視野><意欲>及び(C)<英語>の項目に相当する.
注意点:
<到達目標の評価方法と基準> 下記の授業計画の「到達目標」を網羅した事項を定期試験及び小テスト等の結果,および課題で評価し,目標の達成度を確認する.各到達目標に関する重みは概ね均等である.4回の定期試験の結果を7割,授業中に行われる小テストを2割、課題提出を1割とした総合評価において6割以上を取得した場合を目標の達成とする.
<学業成績の評価方法および評価基準> 前期中間・前期末・後期中間・学年末の試験結果を70%,小テストの結果を20%,課題の提出を10%として,それぞれの学期毎に評価し,これらの平均値を最終評価とする.但し,学年末試験を除く3回の試験について60点に達していない学生については再試験を行い,60点を上限としてそれぞれの試験の成績に置き換えるものとする.              
<単位修得要件> 学業成績で60点以上を取得すること.
<あらかじめ要求される基礎知識の範囲> 英語Ⅰ、Ⅱで学習した英単語,熟語,英文法の知識.
<レポートなど> 授業に関連した小テスト及び課題(レポート等)を課す.
<備考>毎回の授業分の予習をしたうえで,積極的に授業に参加すること.授業には必ず英和辞典(電子辞書でも可)を用意すること.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 Introduction
構文: It中心の構文
*構文(コンパクト英語構文90)
*FS(Fundamental Science in English)
1.「授業内容」に示した教科書の英文の内容が理解できる.
2.英文の内容に関して簡単な質疑応答が英語でできる.
3.教科書の英文に使用されている英単語・熟語の意味を理解し,使用できる.
4.英語Ⅰ・Ⅱで学習した文法事項を理解できる.         
5.英文を内容が伝わる程度に朗読できる.
2週 構文: 不定詞を含む構文
FS: Lesson1 Part1 数と計算(1)
上記1~5. 
3週 構文: 分詞を含む構文
FS: Lesson1 Part2 数と計算(2)
上記1~5. 
4週 構文: 動名詞を含む構文
FS: Lesson1 Part3 数と計算(3)
上記1~5. 
5週 構文: 関係詞を含む構文
FS: Lesson1 Part4 数と計算(4)
上記1~5. 
6週 構文: 否定構文
FS: Lesson2 Part1 多角形
上記1~5. 
7週 構文: 1-42のまとめ
FS: Lesson2 Part2 面積
上記1~5. 
8週 中間試験 これまでに学習した内容を理解し、質問に答えることができる.
2ndQ
9週 構文: 助動詞を含む構文
FS: Lesson2 Part3 円
上記1~5. 
10週 構文: 仮定法を用いた構文
FS: Lesson2 Part4 空間図形
上記1~5. 
11週 構文: 接続詞を含む構文
FS: Lesson2 Part5 体積
上記1~5. 
12週 構文: 比較構文
FS: Lesson3 Part1 物質の態(1)
上記1~5. 
13週 構文: 譲歩構文・無生物主語を含む構文
FS: Lesson3 Part2 物質の態(2)
上記1~5. 
14週 構文: 間接疑問・同格・強調・倒置
FS: Lesson3 Part3 物質の態(3)
上記1~5. 
15週 構文: 名詞構文
FS: Lesson1~3のReview
上記1~5. 
16週
後期
3rdQ
1週 FS: Lesson4
Part1-2 グラフと関数(1)
上記1~5. 
2週 FS: Lesson4
Part3 グラフと関数(2)
上記1~5. 
3週 FS: Lesson5
Part1-2 人体(1)
上記1~5. 
4週 FS: Lesson5
Part3-4 人体(2)
上記1~5. 
5週 FS: Lesson6
Part1-2 電気・電子(1)
上記1~5. 
6週 FS: Lesson6
Part3-4 電気・電子(2)
上記1~5. 
7週 FS: Lesson7
Part 1-2 熱(1)
上記1~5. 
8週 中間試験 後期始めからこれまでに学習した内容を理解し、質問に答えることができる.
4thQ
9週 FS: Lesson7
Part 3-4 熱(2)
上記1~5. 
10週 FS: Lesson8
Part 1-2 星と惑星(1)
上記1~5. 
11週 FS: Lesson8
Part 3-4 星と惑星(2)
上記1~5. 
12週 FS: Lesson9
Part1 イオン
Part2 電気分解
上記1~5. 
13週 FS: Lesson9
Part3 酸とアルカリ
上記1~5. 
14週 FS: Lesson10
Part1 エネルギーの源
Part2 エネルギーの保存
上記1~5. 
15週 FS: Lesson10
Part3 運動エネルギーと位置エネルギー
Part4 エネルギー変換
上記1~5. 
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3
英語運用能力の基礎固め説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3前10
工学基礎グローバリゼーション・異文化多文化理解グローバリゼーション・異文化多文化理解それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識している。3前2,前10
様々な国の生活習慣や宗教的信条、価値観などの基本的な事項について説明できる。3前2
異文化の事象を自分たちの文化と関連付けて解釈できる。3
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。3前2
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。3前2
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。3前2
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。3後15
円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。3
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。3

評価割合

試験小テスト課題合計
総合評価割合702010100
配点702010100