経済学Ⅰ

科目基礎情報

学校 鈴鹿工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 経済学Ⅰ
科目番号 0073 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電子情報工学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 教科書:N・グレゴリー・マンキュー著『マンキュー入門経済学』東洋経済新報社,2008. 参考書:伊藤元重著『入門経済学』日本評論社,2004.その他授業中適宜指示する.
担当教員 渡邉 潤爾

到達目標

1.自己が主体的に参画していく社会について、ミクロ経済学の基本原理を理解し、基礎的な経済のしくみを説明できる.                                                    2.資本主義経済の特質や経済面での政府の役割について、ミクロ経済学の視点から理解できる.         3.地球環境問題や科学技術の社会への影響など、現代社会の特質や課題に関して資料を活用して探究し、持続可能な社会の実現について、ミクロ経済学の観点から展望できる.

ルーブリック

自己が主体的に参画していく社会について,ミクロ経済学の基本原理を理解し,基礎的な経済のしくみを応用的に説明できる.自己が主体的に参画していく社会について,ミクロ経済学の基本原理を理解し,基礎的な経済のしくみを基本的に説明できる.自己が主体的に参画していく社会について,ミクロ経済学の基本原理を理解し,基礎的な経済のしくみを説明できない.
評価項目2資本主義経済の特質や経済面での政府の役割について,ミクロ経済学の視点から応用的に理解できる.資本主義経済の特質や経済面での政府の役割について,ミクロ経済学の視点から基本的に理解できる.資本主義経済の特質や経済面での政府の役割について,ミクロ経済学の視点から理解できない.
評価項目3地球環境問題や科学技術の社会への影響など,現代社会の特質や課題に関して資料を活用して探究し,持続可能な社会の実現について,ミクロ経済学の観点から応用的に展望できる.地球環境問題や科学技術の社会への影響など,現代社会の特質や課題に関して資料を活用して探究し,持続可能な社会の実現について,ミクロ経済学の観点から基本的に展望できる.地球環境問題や科学技術の社会への影響など,現代社会の特質や課題に関して資料を活用して探究し,持続可能な社会の実現について,ミクロ経済学の観点から展望できない.

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
本講義のねらいは,ミクロ経済学の基礎理論を学び,市場の原理と社会における役割について理解を深めることである.経済学の基本的な知識を身に付けることで、社会人としての経済学的知見に基づく考え方をできるようにする。
授業の進め方と授業内容・方法:
・全てのの内容は学習・教育目標(A)<視野>とJABEE基準1(1)(a)に対応する.                         ・全ての授業は講義形式で行う。授業中は集中して講義に耳を傾けること。教員からの質問に答えられるように準備すること。       ・授業計画における各週の「到達目標」は、この授業で習得する「知識・能力」に相当するものとする。
注意点:
<達成目標の評価方法と基準>  上記の「知識・能力」1~7を網羅した問題を1回の中間試験,1回の定期試験で出題し,目標の達成度を評価する.達成度評価における各「知識・能力」の重みは概ね均等とする.合計点の60%の得点で,目標の達成を確認できるレベルの試験を課す.                                                      <備考>各回の授業で扱うトピックについて,教科書の該当箇所を事前に必ず読んでおくこと.
後期開講の「経済学Ⅱ」も併せて履修することが,より深い経済学の理解に有益である.
<あらかじめ要求される基礎知識の範囲> 特になし.                                     <自己学習>授業で保証する学習時間と,予習・復習(中間試験,定期試験,のための学習も含む)に必要な標準的な学習時間の総計が45時間に相当する学習内容である.                                             <学業成績の評価方法および評価基準> 中中間・期末の試験結果の平均値を最終評価とする.但し,前期中間の評価で60点に達していない学生については再試験を行い,再試験の成績が前期中間の成績を上回った場合には,60点を上限として前期中間の成績を再試験の成績で置き換えるものとする.期末試験については,再試験を行わない.
<単位修得要件> 与えられた課題を提出し,学業成績で60点以上を取得すること.

授業計画

授業内容・方法 週ごとの到達目標
前期
1週 イントロダクション,       経済学の考え方と原理 1.経済学の基本的仕組み、経済動機としてのトレードオフの概念について理解できる.
2週 経済学における主体と社会構成 2.消費者、企業(生産者)、政府といった各経済主体の行動性質と、相互関係を理解できる。
3週 交易(貿易)の利益の経済学的意味 3.交易の利益を自給自足との比較から理論モデルから理解し、機会費用の概念についても理解できる.
4週 市場と競争の原理 4.市場の果たす経済活動の役割と、競争的市場の性質について理解できる.
5週 消費者と市場における需要 5.市場における消費者のインセンティブと意思決定要因について理解できる.
6週 消費者の効用最大化問題 6.予算制約の上で消費者が効用を最大化させることの経済的意味を理論的に理解する。
7週 企業と市場における供給 7.市場における企業の生産インセンティブと意思決定について理解できる.
8週 中間試験 1~7.これまでの学習内容を理解し、自ら記述できる。問題について自らの考えを論述できる。
9週 中間試験の解説, 市場均衡の成立と経済学的意味づけ 8.需要と供給の均衡によって市場価格が決定されるプロセスと、経済的意味を理解できる。
10週 市場における政府の役割 9.市場における仲裁者としての政府の役割について理解できる。
11週 政府の課税政策と市場への影響 10.政府の課税政策の経済的意味づけと市場への影響の是非を理解できる。
12週 市場の社会的利益(1)消費者余剰 11.消費行動の社会的意味づけと、消費者余剰の概念と導出について理解できる。
13週 市場の社会的利益(2)生産者余剰 12.企業行動の社会的意味づけと、生産者余剰の概念と導出について理解できる。
14週 市場の失敗と外部不経済 13.市場から生じるゆがみ「市場の失敗」の概念と、「外部不経済」という公害問題の経済的意味付けを理解できる。
15週 外部性に対する公共政策 14.外部不経済の解決策として、政府の対応の影響を習得する。
16週

評価割合

試験課題相互評価態度発表その他合計
総合評価割合0000000
配点1000