現代科学Ⅱ

科目基礎情報

学校 鈴鹿工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 現代科学Ⅱ
科目番号 0080 科目区分 一般 / 選択必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 電子情報工学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 教科書:「コア講義 分子生物学」田村隆明 著(裳華房),参考書:特になし.必要があれば授業中に紹介する.
担当教員 土屋 亨

到達目標

細胞の構造・構成成分,核酸,タンパク質,遺伝情報の発現,遺伝子組換え技術に関する基本的事項を理解し,生命の持続性と進化,遺伝形質の発現などの分子生物学的項目について分子のレベルで理解できる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 細胞の構造・構成成分,核酸,タンパク質に関する応用的な問題を解くことができる.細胞の構造・構成成分,核酸,タンパク質に関する基本的な問題を解くことができる.細胞の構造・構成成分,核酸,タンパク質に関する問題を解くことができない.
評価項目2 遺伝情報の発現、遺伝子組み換え技術に関する応用的な問題を解くことができる.遺伝情報の発現、遺伝子組み換え技術に関する基本的な問題を解くことができる.遺伝情報の発現、遺伝子組み換え技術に関する問題を解くことができない.
評価項目3 生命の持続性と進化,遺伝形質の発現などの分子生物学的項目に関する応用的な問題を解くことができる.生命の持続性と進化,遺伝形質の発現などの分子生物学的項目に関する基本的な問題を解くことができる.生命の持続性と進化,遺伝形質の発現などの分子生物学的項目に関する問題を解くことができない.

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
生物を構成する細胞のつくりと細胞内で起こる様々な反応などの生命現象について,遺伝子や分子というレベルで考え,理解できるように学習する.
授業の進め方と授業内容・方法:
・この授業の内容は,全て学習・教育到達目標(B)<基礎>およびJABEE基準1(2)(c)に対応する.
・「授業計画」における各週の「到達目標」はこの授業で習得する「知識・能力」に相当するものとする.
注意点:
<到達目標の評価方法と基準>上記の「知識・能力」に記載した内容について,中間・期末試験で出題し,目標の達成度を評価する.評価に際して,各項目の重みは同じである.評価結果が満点の60%以上の得点の獲得により,目標の達成を確認する.
<学業成績の評価方法および評価基準>中間試験の結果50%,期末試験の結果50%で評価する.再試験は実施しない.
<単位修得要件>学業成績で60点以上を取得すること.
<自己学習>授業で保証する学習時間と,毎回の授業後に配布し次回の授業の際に提出を求める小テストへの回答,予習・復習(中間試験・期末試験のための学習も含む)に必要な標準的な学習時間の総計が,45時間以上に相当する学習内容となっている.

授業計画

授業内容・方法 週ごとの到達目標
前期
1週 生物の特徴と細胞の性質(授業の概要,生物の条件,細胞,生物と水) 1.生物を構成する細胞の特徴と生物の条件,細胞内の微細構造について説明できる.
2週 分子と生命活動(生物に含まれる主要な分子とその働き) 2.生命を司る高分子化合物の基本構造と役割について説明できる.
3週 遺伝や変異におけるDNAの関与(遺伝,遺伝子の役割,遺伝子はDNAでできている) 3.遺伝の概要と突然変異について説明できる.
4週 DNAの複製,変異と修復,組換え(DNAの性質,複製,変異,組換え) 4.遺伝物質であるDNAの構造と複製の概要,DNAの変異について説明できる.
5週 転写:遺伝情報の発現とその制御(RNAとは,RNAの性質,転写,転写制御) 5.遺伝子発現の転写の概要と,転写後修飾について説明できる.
6週 翻訳:RNAからタンパク質をつくる(翻訳,突然変異の翻訳への影響) 6.遺伝子発現におけるDNAとRNA,タンパク質の関係について説明できる.
7週 染色体は多様な遺伝情報を含む(染色体,クロマチン構造) 7.遺伝子が収納されている染色体の概要について説明できる.
8週 中間試験 8.これまでに学習した内容を説明できる.
9週 細胞の分裂,増殖,死(真核細胞の分裂,細胞周期) 9.体細胞分裂と減数分裂について説明できる.
10週 発生と分化:誕生までのプロセス(発生と分化,器官形成) 10.受精卵から多細胞生物の個体が形成される過程の概要を説明できる.
11週 細胞間および細胞内情報伝達(細胞に情報を伝える,細胞内で情報を媒介する分子) 11.多細胞生物における細胞間および細胞内情報伝達の概要を説明できる.
12週 癌:突然変異で生じる異常細胞(癌細胞形成の要因,関連遺伝子) 12.突然変異に起因する癌の発生過程の概要と,その原因について説明できる.
13週 健康維持と病気発症のメカニズム(免疫,神経系,老化とは何か) 13.生体防御機構と病気の関係の概要を説明できる.
14週 細菌とウイルス(微生物とは,細菌・ウイルスの増殖) 14.細菌とウイルスの違いについて説明できる.
15週 バイオ技術:遺伝子組換え生物(分子生物学の基礎技術,遺伝子組換え) 15.分子生物学で使用する実験技術(電気泳動,塩基配列の決定,DNA分子の増幅など)の概要を説明できる.
16週

評価割合

試験課題相互評価態度発表その他合計
総合評価割合10000000100
配点10000000100