世界史Ⅱ

科目基礎情報

学校 鈴鹿工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 世界史Ⅱ
科目番号 0026 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 生物応用化学科 対象学年 2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 教科書: 1学年時と同じものを使用する   参考書: 同左
担当教員 山口 修

到達目標

イスラム世界の成立から発展,ヨーロッパ世界の中世から近代にいたるまでの相互の交流と展開,他の地域に与えた影響について理解し,説明できる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1産業活動などの人間活動の歴史的発展過程が社会に及ぼした影響について応用的に理解出来る.産業活動などの人間活動の歴史的発展過程が社会に及ぼした影響について理解出来る.産業活動などの人間活動の歴史的発展過程が社会に及ぼした影響について理解出来ない.
評価項目2人間活動と自然環境との関りや、産業の発展が自然環境に及ぼした影響について、歴史的観点から応用的に理解出来る.人間活動と自然環境との関りや、産業の発展が自然環境に及ぼした影響について、歴史的観点から理解出来る.人間活動と自然環境との関りや、産業の発展が自然環境に及ぼした影響について、歴史的観点から理解出来ない.
評価項目3日本を含む世界の様々な生活文化、民族・宗教などの文化的諸事情について、歴史的観点から応用的に理解出来る.日本を含む世界の様々な生活文化、民族・宗教などの文化的諸事情について、歴史的観点から理解出来ない.日本を含む世界の様々な生活文化、民族・宗教などの文化的諸事情について、歴史的観点から理解出来ない.
評価項目4国家間で見られる、いわゆる民族問題など、文化的相違に起因する諸問題について、歴史的観点から応用的に理解出来る.国家間で見られる、いわゆる民族問題など、文化的相違に起因する諸問題について、歴史的観点から理解出来る.国家間で見られる、いわゆる民族問題など、文化的相違に起因する諸問題について、歴史的観点から理解出来ない.
評価項目5今日の国際的な政治・経済的の仕組みや、国家間の結びつきの現状について、それらの様々な歴史的な背景について応用的に理解出来る.今日の国際的な政治・経済的の仕組みや、国家間の結びつきの現状について、それらの様々な歴史的な背景について理解出来る.今日の国際的な政治・経済的の仕組みや、国家間の結びつきの現状について、それらの様々な歴史的な背景について理解出来ない.

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
国際社会の一員として,今日の世界の成り立ちと地域の特色を把握する上で基本となる歴史を学習する.
授業の進め方・方法:
・すべての内容は,学習・教育目標(A)の<視野>に対応する.
・授業は講義形式で行う。講義中は集中して聴講する.
・「授業計画」における各週の「到達目標」はこの授業で習得する「知識・能力」に相当するものとする.
注意点:
<到達目標の評価方法と基準>授業内容の「知識・能力」を中間試験および期末試験,課題により評価する.達成度評価における「知識・能力」の重みは概ね均等とする.満点の60%の得点で、目標の達成を確認できるレベルの課題又は試験を課す.
<学業成績の評価方法および評価基準>中間・期末試験結果の平均点を80%,レポート提出と授業態度による平常点を20%とする. 
<単位修得要件>学業成績で60点以上取得すること.
<あらかじめ要求される基礎知識の範囲>新聞などで現代の世界情勢について一般常識程度の知識はもっておく.
<レポートなど>課題によるレポートを課す.
<備考>歴史の背景にある地域の特色をきちんと理解すること.なお.本教科は後に学習する歴史学概論Ⅰ,Ⅱの基礎となる教科である.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 授業の概要、イスラム教の成立 1.イスラム教の起こりとイスラム教についての基本的事項を理解している.
2週 イスラム世界の発展 2.イスラム教がどのように受け継がれ発展したかを理解している.
3週 イスラム世界の変質 3.イスラム世界が発展の過程で、その普遍的側面が重要になってきたことを理解している.
4週 イスラム世界の拡大 4.イスラムの発展がヨーロッパ世界に与えた影響、両世界が緊密に結ばれていることを理解している.
5週 西ヨーロッパ世界の成立 5.ローマ帝国の分裂後、西ヨーロッパがどのように変化し安定していったか理解している.
6週 東ヨーロッパ世界の成立 6.現代につながる東ヨーロッパの民族構成、文化の特色などについて理解している.
7週 西ヨーロッパ封建社会の成立 7.西ヨーロッパにおける封建社会の成立過程とその内容について理解している.
8週 中間試験 目標1~7の内容を説明できる.
2ndQ
9週 十字軍と都市 8.十字軍の遠征がヨーロッパ世界に与えた影響について理解している.
10週 西ヨーロッパ封建社会の崩壊 9.封建社会崩壊の経済的・社会的な必然性とその歴史的な影響について理解している.
11週 西ヨーロッパ中央集権国家の成立 10.西欧民主主義の伝統と絶対王政の成立過程についてについて理解している.
12週 ルネサンスと宗教改革 11.カトリック教会と王権の関係、ルネサンス・宗教改革の内容とその影響について理解している.
13週 大航海時代 12.大航海の動機、それによる西ヨーロッパにおける力関係の変化について理解している.
14週 ヨーロッパ国民国家・主権国家の形成 13.西欧民主主義の発展と国民意識の浸透による国民国家の成立について理解している.
15週 三大革命と産業革命 14.政治的な革命と産業革命の関連と後の時代への影響について理解している.
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験課題相互評価態度発表その他合計
総合評価割合80200000100
配点80200000100