工業技術英語で用いられる独特の表現法や技術用語をマスターし,様々なコミュニケーション場面においての言語やコミュニケーションを身につける.
概要:
工業技術英語は,文法的には概ね平易である反面,一般的な英文に比べて,独特の表現が多々ある.本授業では,工業技術英語を使うための基本的事項を身につけることを目的とする.
授業の進め方・方法:
・第1週~15週までのすべての内容は,学習・教育到達目標(C)<英語>に対応する.
・授業は講義形式で行う.講義中は集中して聴講する.
・「授業計画」における各週の「到達目標」はこの授業で習得する「知識・能力」に相当するものとする.
注意点:
<到達目標の評価方法と基準>下記授業計画の「到達目標」を網羅した問題を前期末試験で出題し,その得点の平均値に0.6を乗じた点数(60点分)および課題(40点分)を評価点とし,目標の達成度を評価する.各到達目標に関する重みは概ね均等である.合計点の60%の得点で,目標の達成を確認できるレベルの試験および小テストを課す.
<学業成績の評価方法および評価基準>前期末試験の平均点に0.6を乗じた点数(60点分)および課題(40点分)で評価する.
<単位修得要件>学業成績で60点以上を取得すること.
<あらかじめ要求される基礎知識の範囲>基礎的英文法および英語Ⅰ,英語Ⅱで学んだ知識
<レポート等>理解を深めるため,小テスト,レポート課題を与える場合がある.
<備考>授業には,英和辞典を携帯すること.また,短文でよいので,毎日英語に接することが望ましい.本科目は5年に履修する英語Ⅴ,実用英語I,実用英語Ⅱ,また,卒業研究での英文によるアブストラクトの出筆,専攻科での特別研究最終発表における英語による発表に必要な基礎的内容を多く含むので,長期的な視野を持って授業に臨んでほしい.
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
英語で書かれたEメールの読み方と書き方 |
1.英語で書かれたEメールの読み方と書き方について説明できる.
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2週 |
英語で書かれた新製品広告の読み方と書き方 |
2.英語で書かれた新製品広告の読み方と書き方について説明できる.
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3週 |
英語で書かれたカタログの読み方と書き方 |
3.英語で書かれたカタログの読み方と書き方について説明できる.
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4週 |
英語で書かれた仕様書の読み方と書き方 |
4.英語で書かれた仕様書の読み方と書き方について説明できる.
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5週 |
英語で書かれた操作マニュアルの読み方と書き方 |
5.英語で書かれた操作マニュアルの読み方と書き方について説明できる.
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6週 |
英語で書かれた求人広告の読み方と書き方 |
6.英語で書かれた求人広告の読み方と書き方について説明できる.
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7週 |
英語で書かれたビジネスレターの読み方と書き方 |
7.英語で書かれたビジネスレターの読み方と書き方について説明できる.
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8週 |
演習 |
1週~6週の授業で学習した内容を説明することができる.
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2ndQ |
9週 |
英語で書かれたオンライン科学雑誌の読み方 |
8.英語で書かれたオンライン科学雑誌の読み方について説明できる.
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10週 |
英語でのプレゼンテーションの作り方 |
9.英語でのプレゼンテーションの作り方について説明できる.
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11週 |
英語で書かれた解説書・ホームページの読み方 |
10.英語で書かれた解説書・ホームページの読み方について説明できる.
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12週 |
英語で書かれた実験報告書の読み方と書き方 |
11.英語で書かれた実験報告書の読み方と書き方について説明できる.
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13週 |
英語で書かれた実験報告書の読み方と書き方 |
12.英語で書かれた実験報告書の読み方と書き方について説明できる.
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14週 |
英語で書かれたアブストラクトの読み方と書き方 |
13.英語で書かれたアブストラクトの読み方と書き方について説明できる.
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15週 |
英語で書かれた特許明細書の読み方と書き方 |
14.英語で書かれた特許明細書の読み方と書き方について説明できる.
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16週 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 英語 | 英語運用の基礎となる知識 | 中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。 | 2 | |
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。 | 2 | |
英語運用能力の基礎固め | 平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。 | 2 | |
英語運用能力向上のための学習 | 自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。 | 3 | |
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。 | 1 | |
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。 | 1 | |
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。 | 3 | |
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。 | 1 | |
工学基礎 | グローバリゼーション・異文化多文化理解 | グローバリゼーション・異文化多文化理解 | それぞれの国や地域の経済的・社会的な発展に対して科学技術が果たすべき役割や技術者の責任ある行動について説明できる。 | 1 | |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。 | 1 | |
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。 | 1 | |