環境工学序論

科目基礎情報

学校 鈴鹿工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 環境工学序論
科目番号 0264 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 生物応用化学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 上下水道が一番わかる (しくみ図解) 著者:長澤 靖之
担当教員 甲斐 穂高

目的・到達目標

環境工学に関する基本的事項を理解し,上下水道システム,水質汚濁の防止に必要な専門知識,生体に悪影響を与える化学物質に関する専門知識を習得し,公害防止および環境保全に応用できる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1公害の概要,それぞれの公害の原因物質や被害を説明でき,公害の対策や関係法律を説明できる.公害の概要について説明でき,発生したそれぞれの公害の原因物質や被害を説明できる.公害の概要を説明できない.
評価項目2上水の仕組みが説明でき,上水にかかる基準や法令を説明できる.上水の仕組みを説明できる.上水の仕組みを説明できない.
評価項目3下水と下水道の概要,下水処理の仕組みを説明でき,下水処理にかかる基準や法令を説明できる.下水と下水道の概要を説明でき,下水処理の仕組みを説明できる.下水処理の仕組みを説明できない.
評価項目4高度処理の原理を説明でき,これらにかかる基準や法令を説明できる.高度処理の原理を説明できる.高度処理を説明できる.

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
我々が便利で快適な生活を送る上で必要な水を中心とした環境に関連した問題,水処理(上下水道)の基本原理を理解する.
授業の進め方と授業内容・方法:
・学習内容は,すべて学習・教育到達目標(B)<基礎>に対応する.
・授業は講義とグループ学習を併用した形式で行う場合がある.講義は集中して聴講し,グループ学習では与えられた課題を積極的に取り組むこと(遠隔授業ではない場合).
・授業の単元ごとにレポートを課す.
・グループ学習では,与えられた課題をとりまとめて,発表を行うポスターツアー形式を取り入れて行う場合がある(遠隔授業ではない場合).
・「授業計画」における各週の「到達目標」は,この授業で習得する「知識・能力」に相当するものとする.
注意点:
<到達目標の評価方法と基準>
この授業で習得する「知識・能力」において示されている『14』の到達目標について,理論的な考え方,及びそれを利用した計算問題ができるようになること.これらについて定期試験で確認を行う.各到達目標に関する重みづけは同じである.
<学業成績の評価方法および評価基準>学業成績は,次のとおりに評価する.
1.前期中間試験(100点満点)と前期末試験の得点(100点満点)の平均を「試験得点」とする.
2.提出を求めるレポートまたは課題の平均を「課題得点」とする.なお,「課題」の提出は,前期中間試験前と前期期末試験前の2段階で設けて,それぞれの期間内の課題を電子化(PDF化)して1ファイルでまとめて提出することとする.また,いかなる理由であれ,提出期限後の課題は一切受理しない.
3.「試験得点」を8割,「課題得点」を2割の配分として学業成績評価点とし,これが60点以上であれば単位認定とする.
4.再試験は実施しない.定期試験を無断欠席した場合(試験開始時までに担任等への欠席の連絡がない場合)も同様である.
<単位修得要件>
学業成績評価点が60点以上であること.
<あらかじめ要求される基礎知識の範囲>
無機化学,有機化学,分析化学,物理化学,化学工学および物理学の基本的事項は理解している必要がある.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容・方法 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 授業の進め方
環境工学とは?
上水(1)
1.水資源と上水処理の現状を説明できる.
2週 上水(2) 2.上水の関連法や上水システムの概要を説明できる.
3週 上水(3) 3.沈殿やろ過を中心とする上水の原理や仕組みを説明できる.
4週 上水(4) 4.消毒や殺菌に関連した上水の原理や仕組みを説明できる.
5週 上水(5) 5.上水に関係する水質分析項目を説明できる.
6週 有機性汚濁排水処理:下水処理(1) 6.下水処理の必要性,下水処理の概要,下水道システムを説明できる.
7週 有機性汚濁排水処理:下水処理(2) 7.活性汚泥法の原理や概要を説明できる.
8週 前期中間試験 これまでの内容について演習を通して理解を深める。
2ndQ
9週 前期中間試験の解答解説
ビデオ学習(1):異常気象と下水処理
8.下水道システムに関連した自然災害が都市に与える影響を説明できる.
10週 有機性汚濁排水処理:下水処理(3) 9.下水処理に関係する水質分析項目を説明できる.
11週 有機性汚濁排水処理:下水処理(4) 10.活性汚泥処理の条件について説明できる.
12週 有機性汚濁排水処理:その他の処理 11.有機性汚濁排水の標準活性汚泥法以外の処理方法の概要や原理を説明できる.
13週 有機性汚濁排水処理:嫌気処理 12.有機性汚濁排水の嫌気処理の概要や原理を説明できる.
14週 高度処理(1) 13.生物学的消化脱窒法を説明できる.
15週 高度処理(2) 14.生物学的脱りん法を説明できる.
16週

評価割合

試験課題(レポート)相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80200000100
基礎的能力0000000
専門的能力80200000100
分野横断的能力0000000