倫理・社会

科目基礎情報

学校 鈴鹿工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 倫理・社会
科目番号 0029 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 材料工学科 対象学年 2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 哲学倫理学概論
担当教員 奥 貞二

到達目標

現代社会の特徴と人間や青年期の特徴を理解し,西欧思想の代表的人物と思想を理解できる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1これまでの哲学者や先人の「人間とは何か」についての様々な考え方に触れ,現代社会に生きる人間とはどのような存在かを応用的に理解する手助けとする.これまでの哲学者や先人の「人間とは何か」についての様々な考え方に触れ,現代社会に生きる人間とはどのような存在かを基本的に理解する手助けとする.これまでの哲学者や先人の「人間とは何か」についての様々な考え方に触れ,現代社会に生きる人間とはどのような存在かを理解できない.
評価項目2人間の生涯における青年期とはどのような特徴を持ち,どのような課題を荷っているのか応用的に理解する.人間の生涯における青年期とはどのような特徴を持ち,どのような課題を荷っているのか基本的に理解する.人間の生涯における青年期とはどのような特徴を持ち,どのような課題を荷っているのか理解できない.
評価項目3著名な何人かの哲学者を取り上げ,その生き方,考え方,ユニークな思想を理解し,自分の生き方を応用的に考える参考にする.著名な何人かの哲学者を取り上げ,その生き方,考え方,ユニークな思想を理解し,自分の生き方を基本的に考える参考にする.著名な何人かの哲学者を取り上げ,その生き方,考え方,ユニークな思想を理解し,自分の生き方を考える参考にできない.

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
人間理解,現代の特徴,青年期の特長について学習し理解することを目的とする.
後半は,西欧思想の代表的な人物を取り上げ,その生き方と思想を理解することを目的とする.
授業の進め方・方法:
・すべての内容は学習・教育到達目標(A)の<技術者倫理>に対応する.
・授業は講義形式で行う。講義中は集中して聴講する.
・「授業計画」における各週の「到達目標」はこの授業で習得する「知識・能力」に相当するものとする.
注意点:
<到達目標の評価方法と基準>下記授業計画の「到達目標」を網羅した中間試験,定期試験を1回ずつ実施し,目標の達成度を評価する.各「到達目標」に関する重みは概ね均等とする.合計点の100%の得点で,目標の達成を確認できるレベルの試験を課す.ただし,前期中間試験,前期末試験とも再試験を行なう.前期中間試験,前期末試験での学業成績で60点以上を取得すること.
<学業成績の評価方法および評価基準>
前期中間試験,前期末試験を100%で評価する.ただし,前期中間試験,前期末試験とも再試験を行う.
<単位修得要件>
前期中間試験,前期末試験,提出課題等の結果,学業成績で60点以上を取得すること.
<あらかじめ要求される基礎知識の範囲>
中学校卒業程度の社会科の基礎学力と,1年次の世界史Ⅰ・地理の学習内容を習得していること.
<レポートなど>特に無し.
<備考>その都度取り上げる参考文献は,目を通しておくことが望ましい.
本教科は後に専攻科1年で学習する「技術者倫理」の基礎となる教科である.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 シラバスの説明 倫社の勉強を始めるにあたって
2週 人間とは何か 1.様々な人間の定義を通して人間とは何かを理解できる.
3週 現代を生きる 2.現代の特徴,特に物象化を理解できる.
4週 人間になるということ 3.青年期の特徴.特に自我同一性の確立を理解できる.
5週 青年期を生きる 4.青年期の特徴.特に自我同一性の確立を理解できる
6週 現代の青年期 5.青年期の特徴.特に自我同一性の確立を理解できる.
7週 欲求と適応 6.欲求と適応,自己実現について,理解できる.
8週 中間試験
4thQ
9週 ソクラテスの教え 7.ソクラテスの生涯考え方を理解できる.
10週 プラトンの考え方 8.プラトンの考えの特徴を理解できる.
11週 万学の祖アリストテレス 9.アリストテレスの考え方の特徴を理解できる.
12週 キリスト教 10.キリスト教を理解できる.
13週 デカルトのわれ思うわれ在り 11.デカルトのユニークさを理解できる.
14週 カントのコペルニクス的転回 12.カントの思想を理解できる.
15週 ニーチェの教説 13.ニーチェの考えのユニークさが理解できる.
16週 定期試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験課題相互評価態度発表その他合計
総合評価割合10000000100
配点10000000100