設計製図Ⅱ

科目基礎情報

学校 鈴鹿工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 設計製図Ⅱ
科目番号 0040 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 材料工学科 対象学年 2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材  教科書:「製図」 原田 昭 他7名 (実教出版), 基礎製図練習ノート(実教出版)
担当教員 南部 智憲

到達目標

製図用具の使い方,図面に用いる線・文字,立体的な図示法および投影図の書き方等機械製図の基礎を理解し,図示の工夫や寸法記入を理解し,簡単な部品の製作図作成に応用できる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1主投影図の選びかたについて理解し,製図に応用できる.主投影図の選びかたについて理解している主投影図の選びかたについて理解していない.
評価項目2断面図の表しかたを理解し,製図に応用できる.断面図の表しかたを理解している.断面図の表しかたを理解していない.
評価項目3寸法の表示のしかたを理解し,製図に応用できる.寸法の表示のしかたを理解している.寸法の表示のしかたを理解している.
評価項目4図面の様式を理解し,製図に応用できる.図面の様式を理解している.図面の様式を理解している.
評価項目5図面のつくりかたを理解し,製図に応用できる.図面のつくりかたを理解している.図面のつくりかたを理解している.
評価項目6いろいろな断面図の示しかたを理解し,製図に応用できる.いろいろな断面図の示しかたを理解している.いろいろな断面図の示しかたを理解している.

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
品物を製作する上で図面は必要不可欠なものであり,技術者となるために機械製図を学ぶということは必須のことである.本講義では,本格的な機械製図の基礎を確実に習得することが目標である.
授業の進め方・方法:
・すべての授業内容は,材料工学科学習・教育到達目標(B)<専門>に対応する.
・前期中間までに主投影図,断面図および寸法記入の方法について講義する.前期末まで図面の様式,図面のつくりかたおよびいろいろな断面図のつくりかたについて講義する.また,全ての講義において演習を中心に行い,出来るだけ多くの図面を製図する.
・「授業計画」における各週の「到達目標」はこの授業で習得する「知識・能力」に相当するものとする.
注意点:
<到達目標の評価方法と基準>下記授業計画の「到達目標」を網羅したレポート課題を出題し,目標の達成度を評価する.提示されたレポート課題の評価が満点の60%以上を得点した場合に目標の達成とする.
<学業成績の評価方法および評価基準>提出図面を100%として評価し,最終成績とする.評価が60点に満たない場合には,新たに演習課題を課し,60点を上限に再評価することもある.未提出の図面がある場合,学年末評価を59点以下とする.
<単位修得要件>提示された図面が全て受理され,学業成績で60点以上を取得すること.
<あらかじめ要求される基礎知識の範囲>より実践的な製図方法や知識を修得する科目であるため, 本科目の受講には材料工学科第1学年で開講された設計製図Iにおいて学習・修得した製図に関する基礎的な知識・技術が必要である.
<レポート等>各授業における演習課題の提出を行う.
<備考>材料工学科において開講される設計製図Ⅲ, 設計製図Ⅳおよび設計製図Ⅴの基礎となる科目である.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 主投影図の選びかた 1. 主投影図の選びかたについて理解している
2週 断面図の表しかた(練習ノート 課題405,課題406) 2. 断面図の表しかたを理解している.
3週 課題19,課題20(教科書) 上記1,2
4週 寸法の表示のしかた(練習ノート 306) 3. 寸法の表示のしかたを理解している.
5週 いろいろな寸法記入の方法(練習ノート 306) 上記3
6週 課題21(教科書) 上記1~3
7週 課題22(教科書) 上記1~3
8週 中間試験 中間試験は実施しない.
2ndQ
9週 図面の様式および図面のつくりかた 4. 図面の様式を理解している.
10週 課題23(製図例5)(教科書) 上記4
11週 課題23(製図例5)(教科書) 上記4
12週 課題23(製図例6)(教科書) 5. 図面のつくりかたを理解している.
13週 課題23(製図例6)(教科書) 上記5
14週 いろいろな断面図の表しかた
6. いろいろな断面図の示しかたを理解している.
15週 課題27(教科書) 上記6
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験課題相互評価態度発表その他合計
総合評価割合01000000100
配点01000000100