到達目標
汎用的に使用される表計算,グラフ作成,文章作成ツールを用いて論理的,学術的に事象を考察し他者に説明する能力を取得する.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 | |
評価項目1 | 表計算,グラフ作成ソフトウェアを使い,解析などに応用できる. | 表計算,グラフ作成ソフトウェアを使うことが出来る. | 表計算,グラフ作成ソフトウェアを使うことが出来ない. | |
評価項目2 | 文章作成ソフトを使い,他者に分かりやすく論理的な文章を作成することができる. | 文章作成ソフトを使い報告書を作成することが出来る. | 文章作成ソフトを使い報告書を作成することが出来ない. | |
評価項目3 | 情報処理を通じて定量・定性的に事象を考察し科学的な解析や評価へと応用出来る. | 情報処理を通じて定量・定性的に事象を考察出来る. | 情報処理を通じて定量・定性的に事象を考察出来ない. | |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
教材や材料工学実験で得られた実験データについて,情報処理を通じて定量・定性的に事象を考察する力を身につける.同時に,汎用的に使用される表計算,グラフ作成,文章作成の能力を取得することで,技術者に求められるプレゼンテーションや技術報告としてまとめる能力を得る.
授業の進め方・方法:
・全ての内容が学習・教育到達目標(B)<基礎>に対応する.
・特に指示が無い限り,情報処理センター演習室で講義を実施する.
注意点:
<到達目標の評価方法と基準>下記の「知識・能力」の記載事項の確認を中間試験,定期試験で出題し,目標の達成度を評価する.各項目に関する重みは同じである.合計点の60%の得点で,目標の達成を確認できるレベルの試験を課す.
<学業成績の評価方法および評価基準>中間・期末試験結果の平均点を80%,レポート課題を20%で評価する.ただし,中間試験および期末試験で60点に達しなかったものについては再試験を行い(無断欠席の者を除く),60点を上限として再試験の成績で置き換えるものとする.
<単位修得要件>学業成績で60点以上を取得すること.
<あらかじめ要求される基礎知識の範囲>本教科の学習には「情報処理Ⅰ・Ⅱ」の習得が必要である.
<レポート等>各単元や知識・能力についてを問う課題を必要に応じて提出される.
<自己学習>授業で保証する学習時間と,予習・復習(中間試験,定期試験,レポートのための学習も含む)に必要な標準的な学習時間の総計が,90時間に相当する学習内容である.
<備考>本教科は全学年での講義及び材料工学実験と関連し,4年生次「創造工学演習」や5年生次「卒業研究」に必要なコミュニケーション能力や報告能力の基礎となる.
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
ガイダンス,各ソフトウェア解説と実践 |
1. 表計算,グラフ,文章作成のソフトウェアを必要に応じて使うことが出来る.
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2週 |
各ソフトウェア解説と実践 |
2. ソフトウェアを用いて実験データなどの数値を定性的,定量的に解析することができる.
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3週 |
実用例に基づくデータと解析 |
3. 事象に対する的確な考察をすることができる.
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4週 |
化学定量分析結果とその解析 |
4. 他者に対して分かりやすく論理的に記述した技術報告書を作成することができる.
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5週 |
化学定量分析結果とその解析 |
上記1~4
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6週 |
材料力学的測定結果とその解析 |
上記1~4
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7週 |
材料力学的測定結果とその解析 |
上記1~4
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8週 |
中間テスト |
上記1~4についての項目を説明できる.
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4thQ |
9週 |
光学測定結果とその解析 |
上記1~4
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10週 |
光学測定結果とその解析 |
上記1~4
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11週 |
電気化学的測定結果とその解析 |
上記1~4
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12週 |
電気化学的測定結果とその解析 |
上記1~4
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13週 |
熱重量分析結果とその解析 |
上記1~4
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14週 |
熱重量分析結果とその解析 |
上記1~4
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15週 |
総復習 |
上記1~4
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
分野横断的能力 | 態度・志向性(人間力) | 態度・志向性 | 態度・志向性 | 周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。 | 3 | |
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。 | 3 | |
目標の実現に向けて計画ができる。 | 3 | |
目標の実現に向けて自らを律して行動できる。 | 3 | |
日常の生活における時間管理、健康管理、金銭管理などができる。 | 3 | |
社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。 | 3 | |
チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。 | 3 | |
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。 | 3 | |
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。 | 3 | |
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。 | 3 | |
リーダーがとるべき行動や役割をあげることができる。 | 3 | |
適切な方向性に沿った協調行動を促すことができる。 | 3 | |
リーダーシップを発揮する(させる)ためには情報収集やチーム内での相談が必要であることを知っている | 3 | |
法令やルールを遵守した行動をとれる。 | 3 | |
評価割合
| 試験 | 課題 | 相互評価 | 態度 | 発表 | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
配点 | 80 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |