情報処理Ⅲ

科目基礎情報

学校 鈴鹿工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 情報処理Ⅲ
科目番号 0061 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 材料工学科 対象学年 3
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 特になし
担当教員 小俣 香織,河合 里紗

到達目標

表計算ソフト,文書作成ソフト,プレゼンテーションソフトを活用して報告書や発表資料を作成することができる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1表計算ソフトによって処理したデータを応用して報告書を作成できる.表計算ソフトを活用して基本的なデータ処理ができる.表計算ソフトを活用して基本的なデータ処理ができない.
評価項目2文書作成ソフトを活用して体裁の整った報告書を作成できる.文書作成ソフトを活用して基本的な文書を作成できる.文書作成ソフトを活用して基本的な文書を作成できない.
評価項目3プレゼンテーションソフトを活用して体裁の整った資料を作成できる.プレゼンテーションソフトを活用して基本的な画像編集ができる.プレゼンテーションソフトを活用して基本的な画像編集ができない.

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
工学分野では報告書や発表資料を作成して他者と情報を共有する能力が必要不可欠である.情報処理Ⅲでは表計算ソフト,文書作成ソフト,プレゼンテーションソフトを活用して報告書や発表資料を作成する技能を習得する.
授業の進め方・方法:
・全ての内容は学習・教育到達目標(B)<基礎>に対応する.
・情報処理センター演習室で講義を実施する.
注意点:
<到達目標の評価方法と基準>この授業で習得する「知識・能力」]1~10の習得の度合いをレポート課題により評価する.各項目の重みは概ね均等とする.
<学業成績の評価方法および評価基準>2回のレポート課題(100点満点)の平均点を最終評価とする.ただし,2回のレポート課題の評価がそれぞれ60点に達していない者には再提出を課し,60点を上限として評価を置き換えるものとする.他人のレポートの全てあるいは一部を書き写したレポートを提出したことが認められた場合にはレポートを見せた側,写した側共のレポートの得点を0点とする.
<単位修得要件>学業成績で60点以上を取得すること.
<あらかじめ要求される基礎知識の範囲>情報処理ⅠおよびⅡでの学習が基礎となる教科である.
<レポートなど>レポートは,所定の書式により,所定の期日までに提出すること.
<備考>本教科は全学年での講義及び材料工学実験と関連する.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 授業の概要説明,情報モラル 1. 情報モラルを考慮した資料作成ができる.
2週 プレゼンテーションソフトの基本操作 2. プレゼンテーションソフトを活用して基本的な画像編集ができる.
3週 プレゼンテーションソフトの基本操作 上記2
4週 画像処理ソフトの基本操作 3. 画像処理ソフトの基本操作ができる.
5週 発表資料の作成 4. プレゼンテーションソフトを活用して体裁の整った資料を作成できる.
6週 発表資料の作成 上記1, 4
7週 発表資料の作成 上記1, 4
8週 発表資料の作成 上記1, 4
4thQ
9週 表計算ソフトの基本操作 5. 表計算ソフトを活用して基本的なデータ処理ができる.
10週 表計算ソフトの基本操作 上記5
11週 文書作成ソフトの基本操作 6. 文書作成ソフトを活用して基本的な文書を作成できる.
12週 文書作成ソフトの基本操作 上記6
13週 報告書の作成 7. 文書作成ソフトを活用して体裁の整った報告書を作成できる.
14週 報告書の作成 上記1, 7
15週 報告書の作成 上記1, 7
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法)工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法)物理、化学、情報、工学における基礎的な原理や現象を明らかにするための実験手法、実験手順について説明できる。2
実験データの分析、誤差解析、有効桁数の評価、整理の仕方、考察の論理性に配慮して実践できる。3
実験テーマの目的に沿って実験・測定結果の妥当性など実験データについて論理的な考察ができる。3
実験ノートや実験レポートの記載方法に沿ってレポート作成を実践できる。3
実験データを適切なグラフや図、表など用いて表現できる。3
実験の考察などに必要な文献、参考資料などを収集できる。3
レポートを期限内に提出できるように計画を立て、それを実践できる。3
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。3
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。3
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。3
特性要因図、樹形図、ロジックツリーなど課題発見・現状分析のために効果的な図や表を用いることができる。3
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。3
事実をもとに論理や考察を展開できる。3
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。3

評価割合

試験課題相互評価態度発表その他合計
総合評価割合01000000100
配点01000000100