概要:
工学分野では報告書や発表資料を作成して他者と情報を共有する能力が必要不可欠である.情報処理Ⅲでは表計算ソフト,文書作成ソフト,プレゼンテーションソフトを活用して報告書や発表資料を作成する技能を習得する.
授業の進め方・方法:
・全ての内容は学習・教育到達目標(B)<基礎>に対応する.
・情報処理センター演習室で講義を実施する.
注意点:
<到達目標の評価方法と基準>この授業で習得する「知識・能力」]1~10の習得の度合いをレポート課題により評価する.各項目の重みは概ね均等とする.
<学業成績の評価方法および評価基準>2回のレポート課題(100点満点)の平均点を最終評価とする.ただし,2回のレポート課題の評価がそれぞれ60点に達していない者には再提出を課し,60点を上限として評価を置き換えるものとする.他人のレポートの全てあるいは一部を書き写したレポートを提出したことが認められた場合にはレポートを見せた側,写した側共のレポートの得点を0点とする.
<単位修得要件>学業成績で60点以上を取得すること.
<あらかじめ要求される基礎知識の範囲>情報処理ⅠおよびⅡでの学習が基礎となる教科である.
<レポートなど>レポートは,所定の書式により,所定の期日までに提出すること.
<備考>本教科は全学年での講義及び材料工学実験と関連する.
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法) | 工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法) | 物理、化学、情報、工学における基礎的な原理や現象を明らかにするための実験手法、実験手順について説明できる。 | 2 | |
実験データの分析、誤差解析、有効桁数の評価、整理の仕方、考察の論理性に配慮して実践できる。 | 3 | |
実験テーマの目的に沿って実験・測定結果の妥当性など実験データについて論理的な考察ができる。 | 3 | |
実験ノートや実験レポートの記載方法に沿ってレポート作成を実践できる。 | 3 | |
実験データを適切なグラフや図、表など用いて表現できる。 | 3 | |
実験の考察などに必要な文献、参考資料などを収集できる。 | 3 | |
レポートを期限内に提出できるように計画を立て、それを実践できる。 | 3 | |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。 | 3 | |
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。 | 3 | |
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。 | 3 | |
特性要因図、樹形図、ロジックツリーなど課題発見・現状分析のために効果的な図や表を用いることができる。 | 3 | |
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。 | 3 | |
事実をもとに論理や考察を展開できる。 | 3 | |
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。 | 3 | |