保健体育(保健)

科目基礎情報

学校 鈴鹿工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 保健体育(保健)
科目番号 0107 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 材料工学科 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 1
教科書/教材
担当教員 宝来 毅

到達目標

 「体育実技」では,成長期であるこの時期に運動を通して基礎体力を高め,心身の調和的発達を促すとともに,生涯を通じて運動を楽しみ,健康な生活を営む態度を育てる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1保健を通じて,目標の実現に向けた計画の応用ができる.保健を通じて,目標の実現に向けて計画ができる.保健を通じて,目標の実現に向けて計画ができない.
評価項目2保健を通じて,目標の実現に向けて自らを律した行動の応用ができる.保健を通じて,目標の実現に向けて自らを律して行動ができる.保健を通じて,目標の実現に向けて自らを律して行動ができない.
評価項目3保健を通じて,日常の生活における時間管理,健康管理などの応用ができる.保健を通じて,日常の生活における時間管理,健康管理などができる.保健を通じて,日常の生活における時間管理,健康管理などができない.

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
「保健」の授業では,現代社会の健康,生涯を通じる健康,集団の生活における健康についての理解を深め,健康の保持増進を図り,集団の健康を高めることに寄与する能力と態度を養う.
授業の進め方・方法:
全ての授業内容は,学習・教育到達目標(A)<意欲>に相当する
授業は実技時間と同じ時間に行い,前半部分を保健(座学)とする
「授業計画」における各週の「到達目標」はこの授業で到達する「知識・能力」に相当するものとする
注意点:
<学業成績の評価方法および評価基準>90分で保健と実技を行うため,保健の試験は全期末と学年末の2回のみ実施する.保健単独で試験を行うが,保健体育全般としての評価は,保健25%及び体育実技25%で全体の50%,武道50%を合わせて総合的に評価する.保健の試験は100点満点とし,年間合計点200点を50点に圧縮する
<単位修得要件>上記評価方法により60点以上取得すること
<あらかじめ要求される基礎知識の範囲>中学校で学んだ保健の内容及び一般常識
<備考>長期見学・欠席などで,実技評価が困難である学生に対してはレポート課題を課す.


授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス(保健と実技の進め方など) 体育の授業の進め方を理解できる
2週 スポーツテスト(保健は実施しない) 協力し合って基本データを計測できる
3週 スポーツテスト(保健は実施しない) 協力し合って基本データを計測できる
4週 スポーツテスト(保健は実施しない) 協力し合って基本データを計測できる
5週 交通事故について 交通事故が身近で危険である事を知り,自転車通学に対する安全意識を向上できる
6週 我が国における健康 「健康」とは何か,ということについて,自分なりの考えを持ち,心身共に健康に過ごすための知識を身につけることができる
7週 意志決定・行動選択 健康に過ごすために,自分自身ではどのような行動をするべきなのか考えることができる
8週 生活習慣病とその予防 生活習慣病に対する正しい知識を持ち,日常生活において,食事,運動,休養などの面から生活習慣病の予防に役立つ知識を身につけることができる
2ndQ
9週 食事と健康 健康的な食生活の重要性と意義について理解できる.
10週 運動・休養と健康 健康からみた運動の意義について正しく理解することができる
11週 応急手当について(1) 応急手当についての知識・方法を正しく理解することができる
12週 応急手当について(2) 応急手当についての知識・方法を正しく理解することができる
13週 水泳実技(保健は実施しない) クロールの基本動作を修得し,泳げるようになる
14週 水泳実技(保健は実施しない) これまでにやってきた内容を発揮できる
15週 水泳実技(保健は実施しない) 水上及び水中安全について学び,溺する場面に遭遇した時の対応方法を修得する
16週
後期
3rdQ
1週 体育祭の種目練習(保健は実施しない) 協力して運営することができる
2週 体育祭に振替(保健は実施しない) 積極的に参加することができる
3週 喫煙と健康 喫煙が健康に及ぼす影響について正しく理解することができる
4週 飲酒と健康 飲酒が健康に及ぼす影響について正しく理解することができる
5週 薬物乱用と健康 薬物乱用が健康に及ぼす影響について正しく理解することができる
6週 感染症(現状と予防) 感染症について教養を持ち,感染防止に必要なことを正しく理解することができる
7週 感染症(エイズ・性感染症について) エイズ.性感染症について正しく理解し,感染予防のために必要な措置をとる心構えと準備をすることができる
8週 思春期と性 高校生年代が思春期であることを認識し,思春期に起こる性徴について正しく理解することができる
4thQ
9週 欲求・心身相関・ストレス 欲求・心身相関・ストレスについて正しく理解し,うまくコントロールする方法を探究することができる
10週 心の健康と自己実現 これからの将来について考え,「自分なり」に生きていく方法を探究することができる
11週 環境問題と健康① 環境問題の現状について知り.これから産業人として生きていく中でどのような環境対策が求められるかを探究することができる
12週 環境問題と健康② 環境問題の現状について知り.これから産業人として生きていく中でどのような環境対策が求められるかを探究することができる
13週 身体運動の仕組みについて 身体運動を行うときの仕組みについて理解できる
14週 持久力について 持久力について理解し,体育実技で行う12分間走の結果から自分の持久能力を計算することができる
15週 まとめ これまでの保健の授業を振り返り,これからの日常生活の糧にすることができる
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験課題相互評価態度発表合計
総合評価割合1000000100
配点1000000100