日本文学

科目基礎情報

学校 鈴鹿工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 日本文学
科目番号 0148 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 材料工学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 教科書:坪内稔典・他 編「改訂版現代文B」(数研出版),参考書:「五訂版漢字とことば 常用漢字アルファ」(桐原書店),石谷春樹「日本近代文学選」(アイブレーン),本校指定の電子辞書.
担当教員 久留原 昌宏

到達目標

社会人としての日本語の理解力・表現力を備え,近現代の日本文化全般に親しむことができる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1応用的な社会人としての日本語の理解力を備えている.基本的な社会人としての日本語の理解力を備えている.社会人としての日本語の理解力を備えていない.
評価項目2応用的な社会人としての日本語の表現力を備えている.基本的な社会人としての日本語の表現力を備えている.社会人としての日本語の表現力を備えていない.
評価項目3応用的な近現代の日本文化全般に親しむことができる.基本的な近現代の日本文化全般に親しむことができる.近現代の日本文化全般に親しむことができない.

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
 国語ⅠA・ⅠB・Ⅱの学習を受けて,3年生では,さらに日本語で書かれたさまざまな文章(小説・随想・評論・詩歌等)の読解を通して,社会人として必要な日本語の理解力,および日本語による表現力を身につけさせたい.
授業の進め方と授業内容・方法:
・すべての内容はJABEE基準1.2(a)および(f),学習・教育目標(A)の〈視野〉および(C)の〈発表〉に対応する
・授業は講義・演習形式で行う。講義中は集中して聴講する。
・「授業計画」における各週の「到達目標」はこの授業で習得する「知識・能力」に相当するものとする。
注意点:
<到達目標の評価方法と基準>
「知識・能力」1~13を網羅した問題を,2回の中間試験・2回の定期試験と小テスト・提出課題・口頭発表等で出題し,目標の達成度を評価する.達成度評価における各「知識・能力」の重みは概ね均等とする.合計点の60%の得点で,目標の達成を確認できるレベルの試験を課す.
<学業成績の評価方法および評価基準>
前期中間・前期末・後期中間・学年末試験の平均点を60%,小テストの結果を20%,提出課題・口頭発表等の結果を20%として評価する.ただし,前期中間・前期末・後期中間・学年末試験の4回の試験ともに再試験を行わない.
<単位修得要件>
与えられた課題レポート等をすべて提出し,前期中間・前期末・後期中間・学年末の4回の試験,課題,小テストにより,学業成績で60点以上を取得すること.
<あらかじめ要求される基礎知識の範囲>
本教科は,「国語ⅠA」「国語ⅠB」「国語Ⅱ」の学習が基礎となる教科である.
<レポートなど>
理解を助けるために,随時演習課題を与え,提出させる.また夏期休業中の宿題として,課題図書による読書体験記を執筆させ,提出させる.さらに、「常用漢字アルファ」に基づき,漢字小テストを実施する.
<備考>授業中は学習に集中し,内容に対して積極的に取り組むこと.出された課題は期限を守り,必ず提出すること.
なお,第2学年に引き続き,文部科学省認定の「漢字能力検定試験」への積極的な取り組みを奨励する.なお,本教科は後に学習する「文学概論Ⅰ・Ⅱ」「言語表現学Ⅰ・Ⅱ」等の基礎となる科目である.


授業計画

授業内容・方法 週ごとの到達目標
前期
1週 本授業の概容および学習内容の説明
評論 国境を越える言葉(長田弘)①
1.作品の今日的な表現に使われる漢字・語句について,正確な読み書きと用法を習得している.
2.作品について,作者の意図を理解し,論理の展開を把握することができる.
3.作品について,各段落,および全体の要旨についてまとめることができる.
2週 評論 国境を越える言葉(長田弘)② 上記1.2.3に同じ.
3週 評論 国境を越える言葉(長田弘)③ 上記1.2.3に同じ.
4週 小説 山月記(中島敦)① 4.作品の文学的な表現に使われる漢字・語句について,正確な読み書きと用法を習得している.
5.作品について,文学史的知識を身につけ,作品が書かれた時代背景を理解することができる.
6.小説のあらすじを把握し,登場人物の心情・行動を理解することができる.
5週 小説 山月記(中島敦)② 上記4.5.6に同じ.
6週 小説 山月記(中島敦)③ 上記4.5.6に同じ.
7週 小説 山月記(中島敦)④
前期中間までの復習
上記4.5.6に同じ.
8週 前期中間試験 上記1~6について理解し,説明することができる.
9週 前期中間試験の解説と総括
詩 永訣の朝(宮沢賢治)①
7.詩歌について,文学史的知識を身につけ,作品が書かれた時代背景を理解することができる.
8.詩歌作品の文学的な表現に使われる漢字・語句について,正確な読み書きと用法を習得している.
9.詩歌について,作者の意図を理解し,表現技巧を把握することができる.
10週 詩 永訣の朝(宮沢賢治)② 上記7.8.9に同じ.
11週 詩 永訣の朝(宮沢賢治)③ 上記7.8.9に同じ.
12週 評論 未来世代への責任(岩井克人)① 上記1.2.3に同じ.
13週 評論 未来世代への責任(岩井克人)② 上記1.2.3に同じ.
14週 評論 未来世代への責任(岩井克人)③ 上記1.2.3に同じ.
15週 評論 未来世代への責任(岩井克人)④
前期末までの復習,読書体験記の書き方
上記1.2.3に同じ.
上記1~9の学習内容を理解している.
16週
後期
1週 前期末試験の解説と総括
小説 檸檬(梶井基次郎)①
上記4.5.6に同じ.
2週 小説 檸檬(梶井基次郎)② 上記4.5.6に同じ.
3週 小説 檸檬(梶井基次郎)③ 上記4.5.6に同じ.
4週 小説 檸檬(梶井基次郎)④ 上記4.5.6に同じ.
5週 短歌 「日本近代文学選」より十首(伊藤佐千夫・他)① 上記7・8・9に同じ.
10.詩歌について鑑賞能力を養い,自分の感想を文章にまとめることができる.
6週 短歌 「日本近代文学選」より十首(伊藤佐千夫・他)② 上記7・8・9・10に同じ.
7週 短歌 「日本近代文学選」より十首(伊藤佐千夫・他)③
後期中間までの復習
上記7・8・9・10に同じ.
8週 後期中間試験 上記4~10について理解し,説明することができる.
9週 後期中間試験の解説と総括
評論 消費されるスポーツ(多木浩二)①
上記1.2.3に同じ.
10週 評論 消費されるスポーツ(多木浩二)② 上記1.2.3に同じ.
11週 評論 消費されるスポーツ(多木浩二)③ 上記1.2.3に同じ.
12週 評論 消費されるスポーツ(多木浩二)④ 上記1.2.3に同じ.
13週 小説 夢十夜(夏目漱石)① 上記4.5.6に同じ.
14週 小説 夢十夜(夏目漱石)② 上記4.5.6に同じ.
15週 小説 夢十夜(夏目漱石)③
学年末までの復習
年間授業のまとめ(アンケート)
上記4.5.6に同じ.
上記1~10の学習内容を理解している.
16週

評価割合

試験小テスト課題・発表ノート提出合計
総合評価割合60201010100
配点60201010100