日本語教育ⅠA

科目基礎情報

学校 鈴鹿工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 日本語教育ⅠA
科目番号 0149 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 材料工学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 教科書:プリント学習および聴解教材 参考書:英和辞典,和英辞典,国語辞典,漢和辞典などを持参すること.
担当教員 加藤 彩

到達目標

感じたこと,考えたことを日本語で正しく表現する能力を身につけるとともに,他者と円滑にコミュニケーションをとる能力を養う.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1日本語の文章の応用的な作成ができる.日本語の文章の基本的な作成ができる.日本語の文章の作成ができない.
評価項目2日本語の文章の応用的な読解ができる.日本語の文章の基本的な読解ができる.日本語の文章の読解ができない.
評価項目3日本語の応用的な会話・聞き取りができる.日本語の基本的な会話・聞き取りができる.日本語の会話・聞き取りができない.

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
本授業の受講生である外国人留学生は,すでに基本的な日常会話を習得している.しかし,実際の高専生活においては,まだまだ「言葉」や日本における生活習慣の違いに戸惑わざるを得ない状態である.社会生活及び高専生活の中では,自分の意思を伝達するために説得力のある表現技術が要求される.そこで本科目では,彼らが習得してきた内容を復習,定着させ,さらに日本語で「文章を書く」,「本を読む」,「話を聞く」,「自ら話す」能力を高めることを目的とする.
授業の進め方と授業内容・方法:
・すべての内容は学習・教育目標(A)の<視野>,(C)の<発表>,およびJABEE基準1(1)(a),(f)に相当する.
・授業は主に演習形式で行う.
・「授業計画」における各週の「到達目標」はこの授業で習得する「知識・能力」に相当するものとする.
注意点:
〈到達目標の評価方法と基準〉この授業で習得する「知識・能力」を網羅した問題を2回の中間試験,2回の定期試験とレポートで出題し,目標の達成度を評価する.達成度評価における各「知識・能力」の重みは概ね均等とする.合計点の60%の得点で,目標の達成を確認できるレベルの試験を課す.
〈学業成績の評価方法および評価基準〉2回の中間試験・2回の定期試験により60%,レポート・小テスト等の結果を40%として評価する.
〈単位修得要件〉定期試験,レポート等により学業成績で60点以上を修得すること.
〈あらかじめ要求される基礎知識の範囲〉配布するプリントについて予習すること.
〈レポート等〉理解を助けるために,随時演習課題を与え,提出させる.
〈備考〉学習の対象が日本語の全分野にわたるため,積極的な取り組みを期待する.授業中に疑問が生じたら直ちに質問すること.なお,本教科は,後に学習する「日本語教育ⅠB」「日本語教育Ⅱ」の基礎となる教科である.

授業計画

授業内容・方法 週ごとの到達目標
前期
1週 「日本語教育ⅠA」授業の概要および学習方法 1.「表現のよろこび」:
感じたこと,考えたことを日本語で正しく表現することができる.
2週 初級段階の総復習 2.「初級段階の総復習」⑴:
「文章を書く」,「人と話す」,「本を読む」,「話を聞く」の初級段階のすべての項目について理解している.
3週 初級段階の総復習(1)「話す」 3.「初級段階の総復習」⑵ :
日本語らしい発音に留意しながら,自分の意志や意見を他者に円滑に伝達することができる.
4週 初級段階の総復習(2)「読む―漢字」 4.「本を読む」「文章を書く」⑴:
日本語のテキストの文章を読み,新しく学ぶ漢字・語彙について理解している.
5週 初級段階の総復習(3)「読む―漢字・語彙」 上記4に同じ.
6週 初級段階の総復習(4)「書く―文法・文型の確認」 5.「文法・文型」の学習⑴:
日本語の現代文の文章の中から,基本的な文法や文型を学び,正しく使うことができる.
7週 初級段階の総復習のまとめ 上記1~5で学習した内容を正しく理解している.
8週 前期中間試験 上記1~5で学習した内容を正しく使うことができる.
9週 中級段階の学習(1)「聞く」 6.「聴解力を養う」「会話の練習」:
音声教材や実際の話者による聴解練習を通し,日本語の通常速度の会話文を正確に把握する能力を身につけることができる.
10週 中級段階の学習(2)「聞く」 上記6に同じ.
11週 中級段階の学習(3)「聞く」 上記6に同じ.
12週 中級段階の学習(4)「聞く」 上記6に同じ.
13週 中級段階の学習(5)「聞く」 上記6に同じ.
14週 中級段階の学習(6)「友達と会話する」 7.「行動別の言語表現」:
それぞれの言葉の特性を知り,実際に使う時や場合を理解している.
15週 中級段階の学習(7)「目上の人と会話する」 上記7に同じ.
16週
後期
1週 「日本語を学ぶ意義」の再確認. 8.「表現のよろこび」:
感じたこと,考えたことを日本語で正しく表現することができる.
2週 中級段階の学習(8)「読む―文章の読解」 上記4に同じ.
3週 中級段階の学習(9)「読む―文章の読解」 上記4に同じ.
4週 中級段階の学習(10)「読む―文章の読解」 上記4に同じ.
5週 中級段階の学習(11)「書く」 9.「本を読む」「文章を書く」⑵:
日本語の独特の表現方法を学び,正しく使うことができる.質問された内容に正しく答えることができる.
6週 中級段階の学習(12)「書く」 上記9に同じ.
7週 中級段階の学習(13)「書く」 上記9に同じ.
8週 後期中間試験 上記4,8,9で学習した内容を正しく使うことができる.
9週 「文法・文型」の学習(1) 上記5に同じ.
10週 「文法・文型」の学習(2) 上記5に同じ.
11週 「短文の作成」(1) 10.「作文の作成」⑴:
「作文」の作成技術の基本を学び,身近なテーマについて作文を書くことができる.読んだ人がわかりやすい文を書くことができる.
12週 「短文の作成」(2) 上記10に同じ.
13週 「作文の作成」(1) 上記10に同じ.
14週 「作文の作成」(2) 上記10に同じ.
15週 授業の年間のまとめ 上記1~10で学習した内容を正しく理解している.
16週

評価割合

試験課題相互評価態度発表その他合計
総合評価割合602000200100
配点602000200100