到達目標
1. 自己が主体的に参画していく社会について経営学の理論的枠組みを理解して説明できる.
2. 企業の組織形態や生産・マーケティング戦略や財務などを経営学の視点から理解できる.
3. 日本型経営や企業の管理システムなど現代社会における企業の特質や課題に関して自らの言葉で論述できる.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 自己が主体的に参画していく社会について経営学の理論的枠組みを深く理解して説明できる. | 自己が主体的に参画していく社会について経営学の理論的枠組みを理解して説明できる. | 自己が主体的に参画していく社会について経営学の理論的枠組みを理解して説明できない. |
評価項目2 | 企業の組織形態や生産・マーケティング戦略や財務などを経営学の視点から深く理解できる. | 企業の組織形態や生産・マーケティング戦略や財務などを経営学の視点から理解できる. | 企業の組織形態や生産・マーケティング戦略や財務などを経営学の視点から理解できない. |
評価項目3 | 日本型経営や企業の管理システムなど現代社会における企業の特質や課題に関する資料を書籍やインターネット等により適切に収集してその成果を深く論述できる. | 日本型経営や企業の管理システムなど現代社会における企業の特質や課題に関する資料を書籍やインターネット等により適切に収集してその成果を論述できる. | 日本型経営や企業の管理システムなど現代社会における企業の特質や課題に関する資料を書籍やインターネット等により適切に収集してその成果を論述できない. |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
本講義のねらいは自らの技術を活用できるような起業と経営の実践的なアイディアを形成することである.講義の主な内容は経営学の基礎的な知識を習得して技術を生かせるような経営の手法について学ぶことである.授業内容に関係するニュースや書籍など紹介して知識を深める.
授業の進め方・方法:
・全ての内容は学習・教育目標(A)<視野>とJABEE基準1.1(a)(b)に対応する.
・全ての授業は講義形式で行う.授業中は集中して講義に耳を傾けること.教員からの質問に答えられるように準備すること.
・授業計画における各週の「到達目標」はこの授業で習得する「知識・能力」に相当するものとする.
注意点:
<達成目標の評価方法と基準>
授業計画の「到達目標」を網羅した問題を、小テストと期末試験で出題して目標の達成度を評価する.達成度評価における各「知識・能力」の重みは概ね均等とする.合計点の60%の得点で目標の達成を確認できるレベルの試験を課す.
<備考>各回の授業で扱うトピックについて該当箇所を事前に必ず読んでおくこと.後期開講の「技術経営Ⅱ」も併せて履修することがより深い理解に有益である.
<あらかじめ要求される基礎知識の範囲>特になし.
<自己学習>授業で保証する学習時間と予習・復習(期末試験のための学習も含む)に必要な標準的な学習時間の総計が45時間に相当する学習内容である.
<学業成績の評価方法および評価基準>期末の試験結果を最終評価とする.期末試験については再試験を行わない.
<単位修得要件>与えられた課題を提出し、試験で一定の成績を収め、学業成績で60点以上を取得すること.
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
イントロダクションと企業経営の全体像 |
1. 経営学の位置づけから、企業経営の概略を理解する。
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2週 |
経営学の全体像 |
2. 経営学の全体像を概略的に理解する.
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3週 |
企業と会社 |
3. 株式会社の仕組みを理解する.
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4週 |
コーポレート・ガバナンスとCSR |
4. 会社の統治と企業の社会的責任について理解する.
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5週 |
企業とインプット・市場とのかかわり |
5. 企業活動に必要なカネとヒトがどのように確保されるかを理解する.
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6週 |
企業とアウトプット・市場とのかかわり |
6. 企業経営戦略について概略的に理解する.
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7週 |
競争戦略のマネジメント①:基本的な考え方 |
7. 経営戦略のうち競争戦略に理論を理解する.
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8週 |
競争戦略のマネジメント②:違いを作る3つの基本戦略と仕組みの競争 |
8. 企業の3つの経営戦略を理解する.
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2ndQ |
9週 |
多角化戦略のマネジメント |
9.企業の多角化戦略について理解する.
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10週 |
国際化のマネジメント |
10.企業の国際化について理解する.
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11週 |
マクロ組織のマネジメント |
11.経営組織論のうち組織構造論について理解する.
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12週 |
ミクロ組織のマネジメント |
12.企業における社員の動機付けやリーダ一シップについて理解する.
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13週 |
経営学の広がり:ファミリービジネスと病院組織のマネジメント |
13.事例として同族会社と病院について理解する.
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14週 |
技術経営(MOT)とテクノロジー |
14.応用としての技術経営論についてテクノロジーの視点から理解する.
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15週 |
技術経営と知的財産 |
15.応用としての技術経営論について知的財産の視点から理解する.
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 社会 | 公民的分野 | 自己が主体的に参画していく社会について、基本的人権や民主主義などの基本原理を理解し、基礎的な政治・法・経済のしくみを説明できる。 | 3 | |
現代社会の考察 | 現代社会の特質や課題に関する適切な主題を設定させ、資料を活用して探究し、その成果を論述したり討論したりするなどの活動を通して、世界の人々が協調し共存できる持続可能な社会の実現について人文・社会科学の観点から展望できる。 | 3 | |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。 | 3 | |
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。 | 3 | |
評価割合
| 試験 | 小テスト | 課題 | 態度 | 発表 | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 30 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
配点 | 70 | 30 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |