到達目標
データベースの基礎と,リレーショナルデータベースの特徴,データベース設計の方法論,SQLの基礎とSQLを用いた問合せ,データ更新について,それらの基礎を理解している.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | | | |
評価項目2 | | | |
評価項目3 | | | |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
データベースの基礎を講義する.コンピュータ,インターネット,WWWの普及とともに,データベース技術の重要性は増している.この講義を通して,大量の情報を扱う現代のコンピュータ・システムのしくみについて理解を深める.
授業の進め方・方法:
・すべての内容は,学習・教育到達目標(B)<専門>(JABEE基準1(2)(d)(2)a))に相当する.
・授業は講義・輪講形式で行う.講義中は集中して聴講する.
・「授業計画」における各週の「到達目標」はこの授業で習得する「知識・能力」に相当するものとする.
注意点:
<到達目標の評価方法と基準>下記授業計画の「到達目標」を網羅した問題を中間試験および定期試験で出題し,目標の達成度を評価する.各到達目標に関する重みは同じである.合計点の60%の得点で,目標の達成を確認できるレベルの試験を課す.
<学業成績の評価方法および評価基準>適宜求める課題の提出をしていなければならない.中間,期末の2回の試験の平均点を60%,課題の評価を20%,小テストを20%として評価する.ただし,中間試験の成績が60点に達していない者には再試験の機会を与え,再試験の成績が再試験前の成績を上回った場合には60点を上限として置き換えるものとする.
<単位修得要件>学業成績で60点以上を取得すること.
<あらかじめ要求される基礎知識の範囲>コンピュータの基本的な使い方(Windows,ワープロ,WWWなど).本教科の学習には,高専での数学の習得が必要である.
<自己学習>授業で保証する学習時間と,予習・復習(中間試験,定期試験のための学習も含む)及びレポート作成に必要な標準的な学習の総計が,90時間に相当する学習内容である.
<備考>自己学習を前提とした規定の単位制に基づき授業を進め,オンラインでの課題提出を求めたり小テストを行ったりするので,インターネットが利用できる環境を準備するとともに,日頃の予習復習に力を入れること.
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
データベースの基礎
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1.データベースの基礎について理解している.
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2週 |
リレーショナルデータベース
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2.リレーショナルデータベースについて理解している.
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3週 |
主キーと外部キー
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2.リレーショナルデータベースについて理解している.
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4週 |
リレーショナル代数
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2.リレーショナルデータベースについて理解している.
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5週 |
データベース設計
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3.データベース設計について理解・実践できる.
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6週 |
正規化
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3.データベース設計について理解・実践できる.
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7週 |
ERモデル
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3.データベース設計について理解・実践できる.
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8週 |
中間試験
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これまでに学習した内容を説明し,諸量を求めることができる.
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4thQ |
9週 |
SQL
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4.SQLについて理解している.
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10週 |
問合せ
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5.SQLを用いた問合せについて理解・実践できる.
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11週 |
探索条件
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5.SQLを用いた問合せについて理解・実践できる.
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12週 |
Accessを用いた演習(問合せ)
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5.SQLを用いた問合せについて理解・実践できる.
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13週 |
データ更新
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6.SQLを用いたデータ更新について理解・実践できる.
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14週 |
ビュー
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6.SQLを用いたデータ更新について理解・実践できる.
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15週 |
Accessを用いた演習(データ更新)
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6.SQLを用いたデータ更新について理解・実践できる.
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 課題 | 相互評価 | 態度 | 発表 | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
配点 | 80 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |