到達目標
メカトロニクスの基本をなす。アクチュエータ,コンピュータ,センサとそれらを組み合わせたフィードバック制御系のより深い理解と修得を目的とする。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | モータの種類や特徴、評価方法等を十分理解している。 | モータの種類や特徴、評価方法等を理解している。 | モータの種類や特徴、評価方法等を理解していない。 |
評価項目2 | センサの基礎と利用方法を十分理解し、利用することができる。 | センサの基礎と利用方法を十分理解している。 | センサの基礎と利用方法を理解していない。 |
評価項目3 | フィードバック制御やPID制御を十分理解し、簡単なフィードバック制御系を構築することができる。 | フィードバック制御やPID制御を十分理解している。 | フィードバック制御やPID制御を理解していない。 |
評価項目4 | 現代制御の基礎と、状態方程式と伝達関数,状態フィードバック制御とオブザーバを十分理解し、構築することができる。 | 現代制御の基礎と、状態方程式と伝達関数,状態フィードバック制御とオブザーバを理解し、構築することができる。 | 現代制御の基礎と、状態方程式と伝達関数,状態フィードバック制御とオブザーバを理解していない。 |
評価項目6 | 制御に関するシミュレーションとマイコンによる制御方法を十分理解し、利用することができる。 | 制御に関するシミュレーションとマイコンによる制御方法を理解し、利用することができる。 | 制御に関するシミュレーションとマイコンによる制御方法を理解していない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
メカトロニクスの基本をなす。アクチュエータ,コンピュータ,センサとそれらを組み合わせたフィードバック制御系のより深い理解と修得を目的とする。
授業の進め方・方法:
・すべての内容は,学習・教育到達目標(B)<専門>およびJABEE 基準1の(1)(d)(2) a)に対応する.
・「授業計画」における各週の「到達目標」はこの授業で習得する「知識・能力」に相当するものとする.
注意点:
<到達目標の評価方法と基準>「授業計画に示す到達目標」 1~14の確認を提出物,中間試験,期末試験で行う.1~14に関する重みはほぼ同じである.合計点の60%の得点で,目標の達成を確認できるレベルの試験を課す.
<学業成績の評価方法および評価基準>提出物,ならびに中間・学年末の2回の試験の平均点で評価する.再試験は実施しない.提出物と試験のウェイトは,20%(提出物),80%(試験)である.
<単位修得要件>課題を全て提出し,学業成績で60点以上を取得すること.
<自己学習>授業で保証する学習時間と,予習・復習(中間試験,定期試験のための学習も含む)及び提出物作成に必要な標準的な学習時間の総計が,90時間に相当する学習内容である.
<備考>制御工学の基礎知識が必要である.
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
メカトロニクスの基礎と応用 |
1.メカトロニクスの基礎と応用例に関して理解することができる。
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2週 |
モータについて |
2.モータの種類や特徴、評価方法等に関して理解できる。
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3週 |
センサの基礎と応用 |
3.センサの基礎と利用方法について理解できる。
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4週 |
フィードバック制御 |
4.フィードバック制御と制御系の特徴を把握することができる。
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5週 |
PID制御 |
5.PID制御が理解できる。
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6週 |
マイコンの基礎 |
6.代表的なマイコンとその利用方法に関して理解できる。
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7週 |
コントローラのマイコンへの実装 |
7.コントローラの構築とマイコンへの実装方法が理解できる。
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8週 |
中間試験 |
上記1~7
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4thQ |
9週 |
現代制御と古典制御 |
8.現代制御理論の基礎を理解できる
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10週 |
状態方程式と伝達関数 |
9.状態方程式が構築できる。伝達関数との関係を理解できる。
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11週 |
可制御性、可観測性、可検出 |
10.現代制御理論を用いたコントローラの設計基礎を理解できる。
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12週 |
状態フィードバック制御 |
11.状態フィードバック制御の基礎が理解でき、フィードバックゲインを設計することができる。
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13週 |
オブザーバ |
12.オブザーバの基礎とオブザーバゲインの設計手法を理解できる。
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14週 |
コンピュータを用いた制御系のシミュレーション |
13.コンピュータを用いた制御系のシミュレーションの基礎について理解できる。
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15週 |
MATLABを用いたシミュレーション |
14.シミュレーションプログラムを制作し、制御系の設計の基礎を理解する。
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 課題 | 相互評価 | 態度 | 発表 | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
配点 | 80 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |