英語総合Ⅱ

科目基礎情報

学校 鈴鹿工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 英語総合Ⅱ
科目番号 0118 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 応用物質工学専攻 対象学年 専2
開設期 前期 週時間数 1
教科書/教材 Jacob Bronowski 著、由良君美 編注、『A Quintessence of a Sense of the Future 未来感覚』開文社
担当教員 松尾 江津子

到達目標

英文の内容を理解し、その中で用いられている英語表現や型を習得し、英語学術論文の論旨の展開方法を学ぶ.        

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
Jacob Bronowskiの科学論文を精読することで、読解力の向上、文法事項・語彙・慣用表現などの知識の強化をねらいとする.また、学術的な英語論文を理解し、論理の展開を楽しむと同時に、その文章・考えを生み出した歴史や文化、社会について学び、教養を身に付けることを目的とする.著者は、数学・統計学の優れた研究者であると同時に、William Blakeを主とする英文学研究にも精通しており、創作・科学・技術・言語・歴史・思想史に及ぶ広汎な論陣は他の追随を許さぬものがあったという。科学・技術を研究する本校の学生にも、世界の歴史や文化、英語圏の文学やレトリックを学び、世界に羽ばたいてほしい.   
授業の進め方・方法:
・すべての授業内容は,学習・教育到達目標(A)<視野>[ JABEE基準1(2)(a)]および(C)<英語>[JABEE基準1(2)(f)]に対応する.授業は講義・輪読形式で行う.
注意点:
<到達目標の評価方法と基準>下記「授業計画」の「到達目標」1~6の習得の度合いを中間試験,期末試験,小テスト,課題により評価する.評価における各「到達目標」の重みの目安は1~5を90%,6を10%とする.試験問題や課題のレベルは,百点法により60点以上の得点を取得した場合に目標を達成したことが確認できるように設定する.
<学業成績の評価方法および評価基準>
 中間,期末の2回の試験の結果を70%,小テスト等の結果を30%として評価する.ただし,試験で60点に達していない者には再試験を課すこともあり,再試験の成績が本試験の成績を上回った場合には,60点を上限として本試験の成績を再試験の成績で置き換えるものとする.
<単位修得要件>
 学業成績で60点以上を取得すること.
<あらかじめ要求される基礎知識の範囲> TOEIC375点程度,「COCET3300」修了程度の語彙知識
<レポートなど>予習としてはテキストの英文を辞書を引いて読んでくること.授業で保証する学習時間と,予習・復習(中間試験,定期試験のための学習も含む)及びレポート作成に必要な標準的な学習時間の総計が45時間に相当する学習内容である.   
<備考>規定の単位制に基づき,自己学習を前提として授業を進め,自己学習の成果を評価するために課題提出を求めたり,小テストを行なうので,日頃から自己学習に励むこと.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 Introduction 1.作品および解説で取り上げられる英文の概要を理解できる.
2.作品および解説で取り上げられる英文を要約できる.
3. 作品および解説の内容に関する英語の問いに対して,適切な表現で答えることができる.
4.作品および解説に出てくる単語・熟語の意味および慣用表現が理解できる.
5.作品および解説に含まれる語法,英語表現のいくつかを応用して適切な英語表現ができる.
6. 作品および解説における議論を自分の問題としてとらえ,自分の意見を持ち,表明することができる.
2週 Human and Animal Languages (1) 上記1~6.
3週 Human and Animal Languages (2) 上記1~6.
4週 Human and Animal Languages (3) 上記1~6.
5週 Human and Animal Languages (4) 上記1~6.
6週 Human and Animal Languages (5) 上記1~6.
7週 Human and Animal Languages (6) 上記1~6.
8週 中間試験 上記1~6.
2ndQ
9週 Human and Animal Languages (7) 上記1~6.
10週 Human and Animal Languages (8) 上記1~6.
11週 Human and Animal Languages (9) 上記1~6.
12週 Human and Animal Languages (10) 上記1~6.
13週 Human and Animal Languages (11) 上記1~6.
14週 Human and Animal Languages (12) 上記1~6.
15週 Human and Animal Languages (13) 上記1~6.
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験平常点(課題・小テスト等)合計
総合評価割合7030100
配点7030100