英語総合Ⅰ

科目基礎情報

学校 鈴鹿工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 英語総合Ⅰ
科目番号 0016 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 総合イノベーション工学専攻(環境・資源コース) 対象学年 専1
開設期 後期 週時間数 1
教科書/教材 Kazuo Ishiguro, Never Let Me Go; Main版(Faber and Faber)
担当教員 古野 百合

到達目標

英文学作品を精読しながら読解力を強化するとともに、登場人物の心理や物語のテーマについて理解し、教養を身につける。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
英語Ⅰ~Ⅴで修得した英語力を活用し、より高度な英語のリーディング力を養うことを目指す.具体的には、Kazuo Ishiguroの小説を精読し、語彙力や読解力を強化し、情報を正確に読み取る力や前後の文脈から内容を推測する力を養う。また、朗読を聞くことによってリスニング力を強化し、物語の雰囲気を感じ取るとともに英文をまとまりで理解する力を養う.適宜ワークシートを使いながら物語の内容把握や登場人物の心理を確認し、感じ取ったことを情報発信する力を養う.英文学作品を鑑賞することによって教養を高め、豊かな人間性を育むことを目指す.
授業の進め方・方法:
全ての授業内容は、学習・教育到達目標(A)<視野>[JABEE基準1(2)(a)]および(C)<英語>[JABEE基準1(2)(f)]に対応する.
注意点:
<到達目標の評価方法と基準>下記「授業計画」の「到達目標」1~6の習得の度合いを中間試験、期末試験、小テスト、課題により評価する.評価における各「到達目標」の重みの目安は1~5を80%、6を20%とする.試験問題や課題のレベルは、百点法により60点以上の得点を取得した場合に目標を達成したことが確認できるように設定する.
<学業成績の評価方法および評価基準>中間、期末の2回の試験の結果を70%、小テストおよび課題(発表を含む)等の結果を30%として評価する.ただし、試験で60点以上に達してない者には再試験を課すこともあり、再試験の成績が本試験の成績を上回った場合には、60点を上限として本試験の成績を再試験の成績で置き換えるものとする.
<単位修得要件>学業成績で60点以上を取得すること.
<あらかじめ要求される基礎知識の範囲>TOEIC 400点程度、COCET2600修了程度の語彙知識
<レポートなど> 授業に関する小テスト及び課題を課す.
<備考>授業は講義、及び発表形式で行う.発表者を中心に作品の要約、内容理解を深める.毎回の予習(分からない英単語を調べ、英文を読んで理解しておくこと)および復習を行い、授業において積極的に発言する姿勢が望まれる.授業には必ず英和辞典(電子辞書でも可)を用意すること.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 Introduction(授業の進め方および概要説明) 授業の進め方を理解できる.(受講者の作品ページの担当分けをし、発表方法について理解する.)
2週 Chapter 1-2 1.作品の内容やそのテーマを理解できる. 
2.作品で使われている単語や熟語などの表現を理解できる.
3.作品に関する英語の問いに対して適切な表現で答えられる.
4.作品の一部を正しい発音で音読することが出来る.
5.作品の内容の一部を適切な英語で要約できる.
6.作品の内容についての議論に積極的に参加し、自分の意見を英語で伝えることが出来る.
3週 Chapter 3-4 上記1~6.
4週 Chapter 5-6 上記1~6.
5週 Chapter 7-8 上記1~6.
6週 Chapter 9-10 上記1~6.
7週 Chapter 11、前半の復習 上記1~6.
8週 中間試験 上記1~6.
4thQ
9週 Chapter 12-13 上記1~6.
10週 Chapter 14-15 上記1~6.
11週 Chapter 16-17 上記1~6.
12週 Chapter 18-19 上記1~6.
13週 Chapter 20-21 上記1~6.
14週 Chapter 22-23 上記1~6.
15週 後半のまとめと復習 上記1~6.
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験小テスト・課題合計
総合評価割合7030100
配点7030100