到達目標
英語の教科書等を参考にして学習し,静水力学,連続の式,ベルヌーイの方程式,運動量の法則および” Control Volume ”の概念を理解でき,問題に応用できる.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 「流体力学」に関する英語の専門用語が十分理解できている. | 「流体力学」に関する英語の専門用語が理解できる. | 「流体力学」に関する英語の専門用語が理解できていない. |
評価項目2 | 静水力学について理解し,応用問題を解くことができる. | 静水力学について理解し,基本的な問題を解くことができる. | 静水力学について理解できていない. |
評価項目3 | 連続の式,ベルヌーイの方程式を理解し,応用問題を解くことができる. | 連続の式,ベルヌーイの方程式を理解し,基本的な問題を解くことができる. | 連続の式,ベルヌーイの方程式を理解できていない. |
評価項目4 | 運動量の法則を理解し,応用問題を解くことができる. | 運動量の法則を理解し,基本的な問題を解くことができる. | 運動量の法則を理解できていない. |
評価項目5 | “Control Volume”の概念を十分理解できている. | “Control Volume”の概念を理解できる. | “Control Volume”の概念を理解できていない. |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
流体力学は,空気や水に代表される“流体”の静力学と動力学を理論的に取り扱うことを主とする学問である.
「流体力学特論」では,英語の教科書を参考にして,流体力学において重要な「静止流体」,「連続の式」,「ベルヌーイの方程式」, 「運動量の法則」について学習し,それを応用して問題を解く力を身につける.さらに,英語での専門用語の知識も身につける.
授業の進め方・方法:
・すべての内容は学習・教育到達目標(B)<専門>に対応する.
・オンライン授業では講義および演習を行い,演習課題を課す.
・「授業計画」における各週の「到達目標」はこの授業で習得する「知識・能力」に相当するものとする.
注意点:
<到達目標の評価方法と基準>
「到達目標」1~5の習得の度合を演習課題あるいは試験により評価する.評価における「知識・能力」の重みは概ね均等とするが,2は基礎知識として他の問題にも含まれる.1については全ての問題に関係する.演習課題・試験において,合計点の60%の得点で,目標の達成を確認できるレベルの問題を課す.
<学業成績の評価方法および評価基準>
「到達目標」2,3の範囲ついては演習課題のみで評価,「到達目標」4,5の範囲ついては試験を80%,課題の評価を20%として評価する.
<単位修得要件>課題を全て提出し,学業成績で60点以上を取得すること.
<あらかじめ要求される基礎知識の範囲>本教科は水力学や流体工学の学習が基礎となる教科である.
<自己学習>授業で保証する学習時間(中間試験を含む)と,予習・復習および演習レポート作成に必要な標準的な学習時間の総計が,90時間に相当する学習内容である.
<備考>単位制を前提とし,自宅での学習の時間を保証するための演習問題を課題とするので,期日までに必ず提出すること.
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
Pressure Variation in a Fluid at Rest |
1.「流体力学」に関する英語の専門用語が理解できる. 2.静水力学について理解し,問題に応用できる.
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2週 |
Manometry |
上記1,2
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3週 |
Hydrostatic Force on a Plane Surface (1) |
上記1,2
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4週 |
Hydrostatic Force on a Plane Surface (2) |
上記1,2
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5週 |
Hydrostatic Force on a Curved Surface |
上記1,2
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6週 |
Continuity Equation for Incomplessible Flow |
3.連続の式,ベルヌーイの方程式を理解し,問題に応用できる.
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7週 |
Bernoulli Equation |
上記3
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8週 |
到達目標1~3の復習 |
上記1~3
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2ndQ |
9週 |
到達目標1~3の確認 |
上記1~3
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10週 |
Conservation of Mass—The Continuity Equation(1) |
上記1.および4.運動量の法則を理解し,問題に応用できる. 5.“Control Volume”の概念を理解できる.
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11週 |
Conservation of Mass—The Continuity Equation(2) |
上記1,4,5
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12週 |
Derivation of the Linear Momentum Equation |
上記1,4,5
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13週 |
Application of the Linear Momentum Equation(1) |
上記1,4,5
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14週 |
Application of the Linear Momentum Equation(2) |
上記1,4,5
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15週 |
英文での演習問題 |
上記1,4,5
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 課題 | 相互評価 | 態度 | 発表 | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 40 | 60 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
配点 | 40 | 60 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |