IoTシステム特論

科目基礎情報

学校 鈴鹿工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 IoTシステム特論
科目番号 0046 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 総合イノベーション工学専攻(環境・資源コース) 対象学年 専2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 ノート講義
担当教員 青山 俊弘

到達目標

IoTシステム構成する技術要素を理解し、マイコンやクラウド等を利用して簡単なIoTシステムのプロトタイプを設計・実装できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1IoTシステムを構成する技術要素を理解し、的確なシステム構成を提案できるIoTシステムを構成する技術要素を理解しているIoTシステムを構成する技術要素を理解していない
評価項目2マイコン、クラウドなどの具体的な技術要素の使い方を理解し、それらを組み合わせて IoTシステムを実装できるマイコン、クラウドなどの具体的な技術要素の使い方を理解しているマイコン、クラウドなどの具体的な技術要素の使い方を理解していない
評価項目3IoTシステムの企画、設計を行えるIoTシステムの企画、設計をサポートできるIoTシステムの企画、設計ができない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
IoTシステム構成する技術要素はセンサ、デバイスからクラウド、セキュリティまで多岐にわたる。これらを理解し、マイコンやクラウド等を利用して簡単なIoTシステムのプロトタイプを設計・実装できる知識・技術を身につける。
授業の進め方・方法:
すべての内容は,学習・教育到達目標(B)<専門>に対応する。講義ではスライドによりIoTシステムの技術要素の説明を行う。マイコン(Arduino)、クラウド(AWS)等の基本的な使い方を実習で習得する。また、チームによりIoTシステムの企画・要件定義を行い、プロトタイプを設計・実装する。
注意点:
<学業成績の評価方法および評価基準>
小テスト、IoTに関する知識等のプレゼン資料等及び実用的なIoTシステムの仕様、設計を提案するレポート及びプレゼンテーションで評価する。
<単位修得要件>
学業成績で60点以上を取得すること.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 イントロダクション 1. IoTの概要を理解する
2週 データ収集と集約 2. IoTシステムのプラットフォームを理解する
3週 ネットワーク基礎 3. IoTを構成するネットワークを理解する
4週 クラウドコンピューティング 4. クラウドコンピューティング(AWS)を理解する
5週 ローコード、ノーコード 5. ローコード、ノーコードツールを理解する
6週 センサー、デバイス 6. IoTシステムで使われるデバイスについて理解する
7週 IoTシステムのプロトタイピング(1) 7. IoTシステムのプロトタイピングを行う
8週 IoTシステムのプロトタイピング(2) 7. IoTシステムのプロトタイピングを行う
2ndQ
9週 データ分析 8. IoT戦略とマネジメントを理解する
10週 運用とセキュリティ 9. IoTシステムの運用とセキュリティを理解する
11週 IoTシステムの設計(1) 上記1-9
12週 IoTシステムの設計(2) 上記1-9
13週 IoTシステムの設計(3) 上記1-9
14週 IoTシステムの設計(4) 上記1-9
15週 IoTシステムの設計(5) 上記1-9
16週 まとめ 上記1-9

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験課題相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合01000000100
基礎的能力050000050
専門的能力050000050
分野横断的能力0000000