上級英会話

科目基礎情報

学校 鈴鹿工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 上級英会話
科目番号 0006 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 総合イノベーション工学専攻(エネルギー・機能創成コース) 対象学年 専1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 教科書:『機関銃英語が聴き取れる!: リスニングの鍵はシラブルとビート』(三修社)その他適宜プリントを配布する.参考書: 『TOEICテスト新公式問題集新形式問題対応編 』, 『公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 1』(国際ビジネスコミュニケーション協会)
担当教員 日下 隆司

到達目標

さまざまな分野を扱った英文を読み,要約し,それを簡潔に人前で発表することができる.また,様々な場面で自分の意見を英語で伝えることを通して,さまざまな英語表現やスキルを学習し,グローバル社会で活動するのに必要な道具としての英語を身に着ける.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(繰り返しや相槌、ジェスチャー、アイコンタクトなどのボディランゲージ)を適切に用いながら、積極的にコミュニケーションを図り、その応用ができる。また、日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を応用的な表現を用いて英語で話すことができ、自分の意見や感想を整理し、応用的に100語以上のまとまりのある文章を英語で書くことができる。母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(繰り返しや相槌、ジェスチャー、アイコンタクトなどのボディランゲージ)を適切に用いながら、積極的にコミュニケーションを図ることができる。また、日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができ、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(繰り返しや相槌、ジェスチャー、アイコンタクトなどのボディランゲージ)を適切に用いながら、積極的にコミュニケーションを図ることができない。また、日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話せず、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができない。
評価項目2自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語以上の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聴き取り、その応用ができる。関心のあるトピックや自分の専門分野での英語を使う場面(プレゼンテーション、ディスカッションやディベートなど)を想定して、学生自らが準備活動や情報収集を行い、母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもちながら、主体的な態度で教室内外での日常的な質問や応答など英語で円滑かつ応用的にコミュニケーションをとることができる。また、関心のあるトピックについて、200語以上の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して応用的に書くことができる。自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聴き取ることができる。関心のあるトピックや自分の専門分野での英語を使う場面(プレゼンテーション、ディスカッションやディベートなど)を想定して、学生自らが準備活動や情報収集を行い、母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもちながら、主体的な態度で教室内外での日常的な質問や応答など英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。また、関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聴き取ることができない。関心のあるトピックや自分の専門分野での英語を使う場面(プレゼンテーション、ディスカッションやディベートなど)を想定して、学生自らが準備活動や情報収集を行い、母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもちながら、主体的な態度で教室内外での日常的な質問や応答など英語で円滑なコミュニケーションをとることができない。また、関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができない。
評価項目3それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識しながら、その国の生活習慣や宗教的信条、価値観などの基本的な事象を自分たちの文化と関連付けて説明、解釈の適用ができる。それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識しながら、その国の生活習慣や宗教的信条、価値観などの基本的な事象を自分たちの文化と関連付けて説明し、解釈できる。それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識しながら、その国の生活習慣や宗教的信条、価値観などの基本的な事象を自分たちの文化と関連付けて説明も、解釈もできない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
上級英会話は「国際的に活躍する技術者」としてのコミュニケーション能力を育成するものである.その中でも,英語によるスピーチ,ディスカッション,ディベートといったオーラルを中心とした英語技術を多角的に修得することを目的とする.
授業の進め方・方法:
・すべての内容は,学習・教育到達目標(A)<視野>,(C)<英語>, JABEE基準1(2)(a),(f)に対応する.
・「授業計画」における各週の「到達目標」はこの授業で習得する「知識・能力」に相当するものとする.
注意点:
<到達目標の評価方法と基準>「授業計画」の「到達目標」1~6を網羅した事項を定期試験及び授業中に各個人が行うスピーチ,及びディスカッションやディベートでの参加度や課題等で目標の達成度を評価する.1~6の重みは概ね均等である.後期中間,学年末の定期試験の結果を5割,授業中に行う各個人の演習と課題等の評価を合わせたものを5割とした総合評価において6割以上を取得した場合を目標の達成とする.
<学業成績の評価方法および評価基準>求められる課題の提出をしていなければならない.2回の定期試験の平均点を50%とし,授業中に行う各個人の演習と課題等の評価を50%とし,その合計点で評価する.ただし,再試験は行わない.
<単位修得要件>学業成績で60点以上を取得すること.
<あらかじめ要求される基礎知識の範囲>高専学科5年間で学習した英語の基礎的な知識・技能.
<レポートなど>授業に関連した課題(レポート等)を課す.
<備考>授業で保証する学習時間と,予習・復習(中間試験,定期試験のための学習も含む)及び小テストの予習や課題等を行うのに必要な標準的な学習時間の総計が,90時間に相当する学習内容である.本教科はオーラルによる英語技術の修得を目指す授業である.また,自己学習を前提とした規定の単位制に基づき授業を進め,課題等の提出を求めるので,日常的に英語に触れる習慣を身につけ,英語学習に努めること.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 Introduction 1.英語で自分の意見を伝えることができる.
2.英語で行われる議論や討論の内容をある程度理解できる.
3.英語での問いに対して英語で答えることができる.
4.学習した英語表現を応用し,適切に使用することができる.
5.会話に出てくる文法事項が理解できる.
6.日本と外国における社会的違いや文化的違いを認識することができる.
2週 Sppech1: Paragraph Structure 上記1~6
7. スピーチにおけるパラグラフ構成について理解し,スピーチを作成できる.
3週 Speech2: Sentence Structure 上記1~6
8. センテンス構成について理解し,スピーチを作成できる.
4週 Speech 3: Summarizing, Paraphrasing, Quoting 上記1~6
9. 盗用を避けながら,要約,言い換え,引用ができ,スピーチを作成できる.
5週 Discussion1: Differences between Discussion and Debate 上記1~6
10. ディスカッションとディベートを違いとそれぞれの定義を理解し,ディスカッションを行うことができる.
6週 Discussion 2: Discussion Survey 上記1~6
11. ディスカッションのための情報の収集と整理ができ,ディスカッションを行うことができる.
7週 Discussion 3: Practice 1 上記1~6
12. テーマに沿った形でディスカッションを行うことができる.
8週 中間試験 これまでに学習した内容を説明し,解を求めることができる.
2ndQ
9週 Discussion 4: Practice 2 上記1~6
13. テーマに沿った形でディスカッションを行うことができる.
10週 Discussion 5: Practice 3 上記1~6
14. テーマに沿った形でディスカッションを行うことができる.
11週 Debate 1: Methodologies of Debate 上記1~6
15. ディベートの方法論を理解し,ディベートを行うことができる.
12週 Debate 2: Strategies of Debate 上記1~6
16. ディベートにおける戦略を立て,ディベートを行うことができる.
13週 Debate 3: Practice1 上記1~6
17. テーマに沿った形でディベートを行うことができる.
14週 Debate 4: Practice 2 上記1~6
18. テーマに沿った形でディベートを行うことができる.
15週 Debate 5: Practice 3 上記1~6
19. テーマに沿った形でディベートを行うことができる.
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験課題発表その他合計
総合評価割合00000
配点501030100