現代文A

科目基礎情報

学校 舞鶴工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 現代文A
科目番号 0003 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 一般科目 対象学年 1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 教科書:『高等学校 現代の国語』(第一学習社),『高等学校 言語文化』(第一学習社) 参考書:『新版七訂新訂総合国語便覧』(第一学習社),『新しい常用漢字』(数研出版)
担当教員 田村 修一

到達目標

1 文章を客観的に理解し人間,社会,自然などについての考えを広げることができる。
2 文学的な文章(小説や随筆)に描かれた人物やものの見方を表現に即して読み取り,自分の意見を述べることができる。
3 現代日本語の基礎的運用,語句の意味を習得する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1文章を客観的に理解し,人間,社会,自然などについての考えを広げることが顕著にできるようになった。文章を客観的に理解し,人間,社会,自然などについての考えを広げることができると認められる。文章を客観的に理解し,人間,社会,自然などについての考えを広げることができない。
評価項目2文学的な文章(小説や随筆)に描かれた人物やものの見方を表現に即して読み取り,自分の意見を述べることが顕著にできるようになった。 文学的な文章(小説や随筆)に描かれた人物やものの見方を表現に即して読み取り、自分の意見を述べることができると認められる。 文学的な文章(小説や随筆)に描かれた人物やものの見方を表現に即して読み取り,自分の意見を述べることができない。
評価項目3現代日本語の基礎的運用,語句の意味を顕著に習得した。現代日本語の基礎的運用,語句の意味を習得したと認められる。現代日本語の基礎的運用,語句の意味を習得できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (ⅳ) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
さまざまなジャンルの文章を読み解いていく。高校1年レベルの検定教科書掲載の作品を中心に採りあげる。作文課題も与えられる。

授業の進め方・方法:
【授業方法】
・授業は講義形式で進められる。
・文学作品に関わるレポート課題を与える。

【学習方法】
・復習は必ず行うこと。
・普段から,本・新聞など,文章をできるだけ多く読むことを心がげること。

注意点:
【成績の評価方法・評価基準】
成績評価は,上述の到達目標を基準とする定期試験(70%),レポート・小テストなどの課題提出(15%),授業中の音読等(15%)による総合評価。定期試験は中間・期末の2回おこなう。定期試験の試験時間は50分とする。

【教員の連絡先】
研究室 B棟3階(B-303)
内線電話 8905
e-mail: tamuraアットマークmaizuru-ct.ac.jp (アットマークは@に変えること。)

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 シラバス内容の説明,評論 山崎正和「水の東西」 1,3
2週 評論 山崎正和「水の東西」 1,3
3週 評論 中村桂子「『生きもの』として生きる」 1,3
4週 評論 中村桂子「『生きもの』として生きる」 1,3
5週 詩  三好達治「甃のうへ」 2,3
6週 詩  中原中也「一つのメルヘン」 2,3
7週 詩  茨木のり子「自分の感受性くらい」 2,3
8週 中間試験 1,2,3
2ndQ
9週 評論 平野啓一郎「『本当の自分』幻想」 1,3
10週 評論 平野啓一郎「『本当の自分』幻想」 1,3
11週 評論 鈴木孝夫「ものとことば」 1,3
12週 評論 鈴木孝夫「ものとことば」 1,3
13週 小説 芥川龍之介「羅生門」 2,3
14週 小説 芥川龍之介「羅生門」 2,3
15週 小説 芥川龍之介「羅生門」 2,3
16週 (15週目の後に期末試験を実施)
期末試験返却・達成度確認
1,2,3

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学国語国語文学的な文章(小説や随筆)に描かれた人物やものの見方を表現に即して読み取り、自分の意見を述べることができる。3前5,前6,前7,前8,前13,前14,前15

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合701500150100
基礎的能力701500150100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000