古典A

科目基礎情報

学校 舞鶴工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 古典A
科目番号 0005 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 一般科目 対象学年 1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 検定教科書 『国語総合改訂版 古典編』(大修館書店) 参考書 『完全マスター古典文法』(第一学習社),『新訂総合国語便覧』(第一学習社)
担当教員 荻田 みどり

到達目標

1 歴史的仮名遣いを習得する。
2 伝統的な言語文化への興味・関心を広く持ち,その特徴を説明できる。
3 いくつかの代表的な古典に描かれた,ものの見方を理解し,自分の意見を述べることができる。
4 漢文訓読,読解におけるルールを習得する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1歴史的仮名遣いをほぼ正確に読むことができる。歴史的仮名遣いを概ね正確に読むことができる。歴史的仮名遣いを正確に読むことができない。
評価項目2伝統的な言語文化への興味・関心を広く持ち,その特徴を的確に説明できる。伝統的な言語文化への興味・関心を広く持ち,その特徴を説明できる。伝統的な言語文化への興味・関心を広く持ち,その特徴を説明できない。
評価項目3古典の内容や表現の特徴を把握し,人物・心情・情景について十分に考えを巡らすことができる。古典の内容や表現の特徴を把握し,人物・心情・情景について考えることができる。古典の内容や表現の特徴を把握し,人物・心情・情景について考えることができない。
評価項目4漢文訓読,読解におけるルールを習得した。漢文訓読,読解におけるルールを概ね習得した。漢文訓読,読解におけるルールを理解できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (E) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
古典作品の読解を通して日本文化や言葉に馴れ親しみ,ものの見方・考え方を広げる。
読解に必要な基礎的知識・能力を習得するため,高校1年レベルの検定教科書掲載の作品を中心に採り上げる。適宜課題も課す。

授業の進め方・方法:
【授業方法】
授業は主に講義形式で進める。
適宜,小テストや課題提出,グループワーク,発表等を課す。

【学習方法】
予習・復習は必ず行うこと。
「なぜこうなのか」と,主体的に考えることを大事にする。
わからないことがあれば,質問すること。

注意点:
【成績の評価基準・評価方法】
2回の定期試験を行う。時間は50分とする。
2回の試験の平均(70%)と,小テスト・提出課題・発表・質疑応答等(30%)から,総合的に評価する。
到達目標への到達度を評価基準とする。

【備考】
古語辞典は毎回持参すること。

【教員の連絡先】
研究室 B棟3階(B-301)
内線電話 8904
e-mail: m.ogitaアットマークmaizuru-ct.ac.jp (アットマークは@に変えること。)

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 シラバス内容の説明、古典入門、古典を学ぶにあたって、仮名遣い 1,2,3
2週 『御伽草子』「浦島太郎」、古典文法(品詞・活用形)  1,2,3
3週 『御伽草子』「浦島太郎」、古典文法(動詞) 1,2,3
4週 『御伽草子』「浦島太郎」、古典文法(動詞) 1,2,3
5週 『御伽草子』「浦島太郎」 1,2,3
6週 『方丈記』 1,2,3
7週 『方丈記』 1,2,3
8週 中間試験 2,3,4
2ndQ
9週 中間試験返却、漢文 2,3,4
10週 漢文「朝三暮四」 2,3,4
11週 和歌 1,2,3
12週 和歌 1,2,3
13週 AIを使ってくずし字を読む 2,3
14週 『伊勢物語』 1,2,3
15週 『伊勢物語』 1,2,3
16週 (15週目の後に期末試験を実施)
期末試験返却・達成度確認

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合701000200100
基礎的能力701000200100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000