到達目標
1 歴史的仮名遣いを習得する。
2 伝統的な言語文化への興味・関心を広く持ち,その特徴を説明できる。
3 いくつかの代表的な古典に描かれた,ものの見方を理解し,自分の意見を述べることができる。
4 漢文訓読,読解におけるルールを習得する。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 歴史的仮名遣いをほぼ正確に読むことができる。 | 歴史的仮名遣いを概ね正確に読むことができる。 | 歴史的仮名遣いを正確に読むことができない。 |
評価項目2 | 伝統的な言語文化への興味・関心を広く持ち,その特徴を的確に説明できる。 | 伝統的な言語文化への興味・関心を広く持ち,その特徴を説明できる。 | 伝統的な言語文化への興味・関心を広く持ち,その特徴を説明できない。 |
評価項目3 | 古典の内容や表現の特徴を把握し,人物・心情・情景について十分に考えを巡らすことができる。 | 古典の内容や表現の特徴を把握し,人物・心情・情景について考えることができる。 | 古典の内容や表現の特徴を把握し,人物・心情・情景について考えることができない。 |
評価項目4 | 漢文訓読,読解におけるルールを習得した。 | 漢文訓読,読解におけるルールを概ね習得した。 | 漢文訓読,読解におけるルールを理解できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
古典作品の読解を通して日本文化や言葉に馴れ親しみ,ものの見方・考え方を広げる。
読解に必要な基礎的知識・能力を習得するため,高校1年レベルの検定教科書掲載の作品を中心に採り上げる。適宜課題も課す。
授業の進め方・方法:
【授業方法】
授業は主に講義形式で進める。
適宜,小テストや課題提出,グループワーク,発表等を課す。
【学習方法】
予習・復習は必ず行うこと。
「なぜこうなのか」と,主体的に考えることを大事にする。
わからないことがあれば,質問すること。
注意点:
【成績の評価基準・評価方法】
2回の定期試験を行う。時間は50分とする。
2回の試験の平均(70%)と,小テスト・提出課題・発表・質疑応答等(30%)から,総合的に評価する。
到達目標への到達度を評価基準とする。
【備考】
古語辞典は毎回持参すること。
【教員の連絡先】
研究室 B棟3階(B-301)
内線電話 8904
e-mail: m.ogitaアットマークmaizuru-ct.ac.jp (アットマークは@に変えること。)
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
シラバス内容の説明、古典入門、古典を学ぶにあたって、仮名遣い |
1,2,3
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2週 |
『御伽草子』「浦島太郎」、古典文法(品詞・活用形) |
1,2,3
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3週 |
『御伽草子』「浦島太郎」、古典文法(動詞) |
1,2,3
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4週 |
『御伽草子』「浦島太郎」、古典文法(動詞) |
1,2,3
|
5週 |
『御伽草子』「浦島太郎」 |
1,2,3
|
6週 |
『方丈記』 |
1,2,3
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7週 |
『方丈記』 |
1,2,3
|
8週 |
中間試験 |
2,3,4
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2ndQ |
9週 |
中間試験返却、漢文 |
2,3,4
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10週 |
漢文「朝三暮四」 |
2,3,4
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11週 |
和歌 |
1,2,3
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12週 |
和歌 |
1,2,3
|
13週 |
AIを使ってくずし字を読む |
2,3
|
14週 |
『伊勢物語』 |
1,2,3
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15週 |
『伊勢物語』 |
1,2,3
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16週 |
(15週目の後に期末試験を実施) 期末試験返却・達成度確認 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 10 | 0 | 0 | 20 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 70 | 10 | 0 | 0 | 20 | 0 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |