芸術A

科目基礎情報

学校 舞鶴工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 芸術A
科目番号 0007 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 一般科目 対象学年 1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 検定教科書「高校美術」 日本文教出版
担当教員 竹原 豊

到達目標

1 モデル(対象)をよく見て客観的に描写する
2 感動や思考を交えて対象を主観的に表現する
3 表現の内容や方法に意図・工夫・創作を込める
4 空想やイメージを表現
5 色彩と形態空間構成 抽象的な表現
6 描画材(物質的特性)や描画行為(身体性)を考察
7 柔軟で豊かな発想や感性や表現,創作欲を育む

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1モデル(対象)の観察が鋭くて客観的な巧みな描写ができるモデル(対象)を見て,客観的に描写しようとするモデル(対象)をよく見ず,見える通りに描こうとしない、描けない
評価項目2感動や深い思考をこめて対象を主観的に表現性豊かに表現できる感動や思考を交えて対象を主観的に表現しようと工夫する感動や思考を生めず,交えず,表現を独自に工夫しようとしない
評価項目3表現の内容や方法に,明確な意図,工夫,創作を込めることができる表現の内容や方法に,意図,工夫,創作を込めようと努力する表現の内容や方法に,意図,工夫,創作を込めようとしない
評価項目4空想やイメージを豊かに描出表現し,自由に,大胆に,工夫した画面の構成を生み出せる空想やイメージを着想し,自由に描いて画面の構成を工夫しよう努力できる空想やイメージを発想できず,描けず,自由に画面構成ができない
評価項目5具象的なモデルの描写ではなく,色彩と形態と構成を自由に操って主観的で抽象的な表現ができる具象的にモデルを描写せず,色彩と形態と空間構成による表現を工夫し、抽象的に表現しようとする具象的にモデルを描いて,色彩,形態,構成の自由な工夫や抽象的な表現ができない
評価項目6描画材(物質的特性)や描画行為(身体性)を考察,発見した内容を活かして創作することができる描画材(物質的特性)や描画行為(身体性)を考察し,自分の創作に活かそうと努力できる描画材(物質的特性)や描画行為(身体性)を考察工夫せず,作品や表現に応用しようとしない
評価項目7柔軟で豊かな発想や感性や表現,創作欲を身につけ,発揮する新鮮で個性的な発想や感性,自分を表現することへの意欲がある。発想や表現が消極的で工夫がなく,表現意欲がない

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (ⅳ) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
描写・表現・イメージ構想・色彩・構成・美・自分表現・創造など,美術造形表現の基礎を学習。

授業の進め方・方法:
【授業方法】
テーマの説明,参照作品(図版)解説紹介やヒントの提示,試作習作・作品制作等により行う。

【学習方法】
テーマを理解,ヒントを取り込んで表現意欲と構想を生む。主体的,創造的な作品の制作を行う。

注意点:
【成績の評価方法・評価基準】
作品やプランに関し
1. 課題の理解度 発想や構想を生む力 表現力 操作行く意欲(50%)
2. 表現や作業への強いこだわりや工夫の有無 特別な努力の跡 作業・作品の完成度(25%)
3. 制作造形の技能 絵画空間構成力 ユニークな美術造形感性の発揮(25%)
を上述の到達目標に基づき評価

【備考】
B~2Bの鉛筆または0.9~1.2mm芯シャープペンシルで制作する。彩色道具不要。

【教員の連絡先】
研究室 B棟2階 非常勤講師室(B-206)
内線電話 8125

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 シラバス内容の説明 高校美術のガイダンス
2週 モデルを見て写実的に「描写」する 1,2
3週 「見えるとおりに描く」から表現へ 表現のためにモデルを「大胆モデルに変形工夫=デフォルメ=」して個性的に描く(1) 2,3
4週 「見えるとおりに描く」から表現へ 表現のためにモデルを「大胆モデルに変形工夫=デフォルメ=」して個性的に描く(2) 3,4
5週 絵画画面の中のカタチや色、動きの「配置・構成・構図」(1) 2,3,4
6週 絵画画面の中のカタチや色、動きの「配置・構成・構図」(2) 4,5
7週 絵画画面の中のカタチや色、動きの「配置・構成・構図」(3) 4,5
8週 「空想」で描く イメージや不思議をあそぶ絵画(1) 2,3,4,5
2ndQ
9週 「空想」で描く イメージや不思議をあそぶ絵画(2) 4,5
10週 「空想」で描く イメージや不思議をあそぶ絵画(3)
11週 「コラージュ」・「寄せ集め」,多視点的複合的表現の試み
自分のこと・もの=今/高専生生活/所有物/関心事=のイメージの断片を絵画に構成して自分自身を表現(1)
1,2,3,4
12週 「コラージュ」・「寄せ集め」,多視点的複合的表現の試み
自分のこと・もの=今/高専生生活/所有物/関心事=のイメージの断片を絵画に構成して自分自身を表現(2)
3,4,5
13週 「コラージュ」・「寄せ集め」,多視点的複合的表現の試み
自分のこと・もの=今/高専生生活/所有物/関心事=のイメージの断片を絵画に構成して自分自身を表現(3)
4,5,7
14週 普段は現れることがない「鉛筆が秘め持つ表現力」を探り現す作業=鉛筆によるドローイング:描画行為=(1) 6,7
15週 普段は現れることがない「鉛筆が秘め持つ表現力」を探り現す作業=鉛筆によるドローイング:描画行為=(2) 6,7
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価実技等ポートフォリオその他合計
総合評価割合00001000100
基礎的能力00001000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000