到達目標
1 酸・塩基について理解する。
2 酸化・還元について理解する。
3 固体の状態について理解する。
4 気体の状態について理解する。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 酸・塩基について十分に理解している。 | 酸・塩基について基本を理解している。 | 酸・塩基について理解していない。 |
評価項目2 | 酸化・還元について十分に理解している。 | 酸化・還元について基本を理解している。 | 酸化・還元について理解していない。 |
評価項目3 | 固体の状態について十分に理解している。 | 固体の状態について基本を理解している。 | 固体の状態について理解していない。 |
評価項目4 | 気体の状態について十分に理解している。 | 気体の状態について基本を理解している。 | 気体の状態について理解していない。 |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 (A)
説明
閉じる
学習・教育到達度目標 (D)
説明
閉じる
教育方法等
概要:
素材として物質を扱う技術者にとって物質の知識は必須であるだけでなく,膨大な物質に囲まれている現代社会において生きるための技術である。化学の扱う領域は物質科学すべてを包括し複雑多岐にわたり,自然法則を物質の側面から捉える化学は自然科学の中心に位置している。
本授業では化学に関する基本的な事項,酸・塩基,酸化・還元,固体の状態,気体の状態について理解する。
授業の進め方・方法:
【授業方法】
・授業は講義に一部演習を取り入れて行う。
・スライドを用いて授業を行い,適宜教科書,参考書を参照する。
・適宜授業後に確認テストを出題する。また,必要に応じてレポート課題を出す。
【学習方法】
・板書を写すだけでなく,授業の内容をよく聞き,適宜メモを取ること。
・確認テストを利用して講義内容を復習すること。
・化学科目の内容は積み重ねであるため,もし分からないことがあれば放置せず,オンライン,オフラインを問わず質問すること。
注意点:
【成績の評価方法・評価基準】
定期試験を行う。時間は50分とする。試験(60%)と,その他レポート・確認テスト等(40%)から,総合的に成績を評価する。到達目標への到達度を評価基準とする。
【備考】
スライドの印刷物の配布は行わない。必要に応じて印刷し持参すること。
スライドを閲覧する目的に限り,タブレットやノートパソコン等の持ち込みを許可する。
課題は授業の復習を主な目的としているため,期限直前に提出することのないこと。
【教員の連絡先】
研 究 室 A棟2階(A-212)
内線電話 8940
e-mail: h.kojimaアットマークmaizuru-ct.ac.jp (アットマークは@に変えること。)
授業の属性・履修上の区分
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
シラバスの説明,酸と塩基 |
1
|
2週 |
水素イオン濃度 |
1
|
3週 |
中和 |
1
|
4週 |
塩 |
1
|
5週 |
酸化と還元 |
2
|
6週 |
酸化剤と還元剤 |
2
|
7週 |
金属のイオン化傾向 |
2
|
8週 |
中間試験 |
|
4thQ |
9週 |
電池 |
2
|
10週 |
電気分解 |
2
|
11週 |
化学結合と結晶1 |
3
|
12週 |
化学結合と結晶2 |
3
|
13週 |
気体の熱運動と圧力 |
4
|
14週 |
気体の法則 |
4
|
15週 |
演習 |
2,3,4
|
16週 |
(15週目の後に期末試験を実施) 期末試験返却・到達度確認 |
|
モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 自然科学 | 化学(一般) | 化学(一般) | ボイルの法則、シャルルの法則、ボイル-シャルルの法則を説明でき、必要な計算ができる。 | 3 | 後14 |
気体の状態方程式を説明でき、気体の状態方程式を使った計算ができる。 | 3 | 後14 |
酸・塩基の定義(ブレンステッドまで)を説明できる。 | 3 | 後1 |
酸・塩基の化学式から酸・塩基の価数をつけることができる。 | 3 | 後1 |
電離度から酸・塩基の強弱を説明できる。 | 3 | 後1 |
pHを説明でき、pHから水素イオン濃度を計算できる。また、水素イオン濃度をpHに変換できる。 | 3 | 後2 |
中和反応がどのような反応であるか説明できる。 | 3 | 後3 |
中和滴定の計算ができる。 | 3 | 後3 |
酸化還元反応について説明できる。 | 3 | 後5 |
イオン化傾向について説明できる。 | 3 | 後7 |
金属の反応性についてイオン化傾向に基づき説明できる。 | 3 | 後7 |
ダニエル電池についてその反応を説明できる。 | 3 | 後9 |
鉛蓄電池についてその反応を説明できる。 | 3 | 後9 |
一次電池の種類を説明できる。 | 3 | 後9 |
二次電池の種類を説明できる。 | 3 | 後9 |
電気分解反応を説明できる。 | 3 | 後10 |
電気分解の利用として、例えば電解めっき、銅の精錬、金属のリサイクルへの適用など、実社会における技術の利用例を説明できる。 | 3 | 後10 |
ファラデーの法則による計算ができる。 | 3 | 後10 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 60 | 0 | 0 | 0 | 40 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 60 | 0 | 0 | 0 | 40 | 0 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |