概要:
身の回りの様々な現象や自然の法則を理解するための,物理の基礎を学ぶ。後期は,熱とエネルギー,気体の状態変化,熱機関の基礎について学習する。
授業の進め方・方法:
【授業方法】
・授業は講義に適宜演習を取り入れて行う。
・必要に応じてレポート課題を出す。
・単元ごとに単元テストを実施する。
【学習方法】
・黒板の内容は必ずノートに取ること。
・予習をしておくことが好ましい。
・ノートを見ながら復習を行い,教科書や問題集の問題を解くこと。
・分からないことがあれば質問すること。
注意点:
【成績の評価方法・評価基準】
・試験は期末試験のみ実施する。時間は50分とする。
・期末試験(40%)とポートフォリオ(単元テストやレポート等)(60%)から総合的に成績を評価する。
・到達目標への到達度を評価基準とする。
【備考】
・授業中は,電卓を使用してもよい。ただし,定期試験での電卓の使用は不可。
【教員の連絡先】
研究室 A棟2階(A-210)
内線電話 8917
e-mail: t.houri(後ろに@maizuru-ct.ac.jpをつけること)
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 自然科学 | 物理 | 物理 | 万有引力の法則から物体間にはたらく万有引力を求めることができる. | 3 | 後2 |
万有引力による位置エネルギーに関する計算ができる。 | 3 | 後4 |
熱 | 原子や分子の熱運動と絶対温度との関連について説明できる。 | 3 | 後5 |
時間の推移とともに、熱の移動によって熱平衡状態に達することを説明できる。 | 3 | 後5,後6 |
物体の熱容量と比熱を用いた計算ができる。 | 3 | 後5,後6 |
熱量の保存則を表す式を立て、熱容量や比熱を求めることができる。 | 3 | 後6 |
動摩擦力がする仕事は、一般に熱となることを説明できる。 | 3 | 後4 |
ボイル・シャルルの法則や理想気体の状態方程式を用いて、気体の圧力、温度、体積に関する計算ができる。 | 3 | 後9 |
気体の内部エネルギーについて説明できる。 | 3 | 後10 |
熱力学第一法則と定積変化・定圧変化・等温変化・断熱変化について説明できる。 | 3 | 後11,後12,後13 |
エネルギーには多くの形態があり互いに変換できることを具体例を挙げて説明できる。 | 3 | 後8 |
不可逆変化について理解し、具体例を挙げることができる。 | 3 | 後15 |
熱機関の熱効率に関する計算ができる。 | 3 | 後14 |
物理実験 | 物理実験 | 測定機器などの取り扱い方を理解し、基本的な操作を行うことができる。 | 3 | 後3 |
安全を確保して、実験を行うことができる。 | 3 | 後3 |
実験報告書を決められた形式で作成できる。 | 3 | 後3 |
有効数字を考慮して、データを集計することができる。 | 3 | 後3 |
力学に関する分野に関する実験に基づき、代表的な物理現象を説明できる。 | 3 | 後3 |
熱に関する分野に関する実験に基づき、代表的な物理現象を説明できる。 | 3 | 後5 |