現代文Ⅰ

科目基礎情報

学校 舞鶴工業高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 現代文Ⅰ
科目番号 0033 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 一般科目 対象学年 1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 教科書:『国語総合 現代文編』(大修館書店) 参考書:『新版三訂新訂総合国語便覧』(第一学習社)
担当教員 田村 修一

到達目標

①文章を客観的に理解し,人間,社会,自然などについての考えを広げることができる。②代表的な文学作品を読み,人物・情景・心情の描写を理解することができる。
③現代日本語の基礎的運用,語句の意味を習得する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1文章を客観的に理解し、人間、社会、自然などについての考えを広げることが顕著にできるようになった。文章を客観的に理解し,人間,社会,自然などについての考えを広げることができると認められる。文章を客観的に理解し,人間,社会,自然などについての考えを広げることができない。
評価項目2代表的な文学作品を読み,人物・情景・心情の描写を理解することが顕著にできるようになった。代表的な文学作品を読み,人物・情景・心情の描写を理解することができると認められる。代表的な文学作品を読み,人物・情景・心情の描写を理解することができない。
評価項目3現代日本語の基礎的運用,語句の意味を顕著に習得した。現代日本語の基礎的運用,語句の意味を習得したと認められる。現代日本語の基礎的運用,語句の意味を習得できない。

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
さまざまなジャンルの文章を読み解いていく。高校1年レベルの検定教科書掲載の作品を中心に採りあげる。作文課題も与えられる。
授業の進め方・方法:
授業は講義形式で進められる。
注意点:
成績評価は、上述の到達目標を基準とする定期試験(70%),レポート・小テスト(15%),音読・質疑応答(15%)による総合評価。定期試験は中間・期末の2回おこなう。
研究室 B棟3階(B-303)
内線電話 8905
e-mail: tamuraアットマークmaizuru-ct.ac.jp (アットマークは@に変えること。)

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 シラバス内容の説明,評論 鷲田清一「他者を理解するということ」 ①文章を客観的に理解し,人間,社会,自然などについての考えを広げることができる。③現代日本語の基礎的運用,語句の意味を習得する。
2週 評論 鷲田清一「他者を理解するということ」 ①文章を客観的に理解し,人間,社会,自然などについての考えを広げることができる。③現代日本語の基礎的運用,語句の意味を習得する。
3週 評論 山崎正和「水の東西」 ①文章を客観的に理解し,人間,社会,自然などについての考えを広げることができる。③現代日本語の基礎的運用,語句の意味を習得する。
4週 評論 山崎正和「水の東西」 ①文章を客観的に理解し,人間,社会,自然などについての考えを広げることができる。③現代日本語の基礎的運用,語句の意味を習得する。
5週 詩  三好達治「甃のうへ」 ②代表的な文学作品を読み,人物・情景・心情の描写を理解することができる。
③現代日本語の基礎的運用,語句の意味を習得する。
6週 詩  中原中也「一つのメルヘン」 ②代表的な文学作品を読み,人物・情景・心情の描写を理解することができる。
③現代日本語の基礎的運用,語句の意味を習得する。
7週 詩  茨木のり子「自分の感受性くらい」 ②代表的な文学作品を読み,人物・情景・心情の描写を理解することができる。
③現代日本語の基礎的運用,語句の意味を習得する。
8週 中間試験
2ndQ
9週 評論 香山リカ「空気を読む」 ①文章を客観的に理解し,人間,社会,自然などについての考えを広げることができる。③現代日本語の基礎的運用,語句の意味を習得する。
10週 評論 香山リカ「空気を読む」 ①文章を客観的に理解し,人間,社会,自然などについての考えを広げることができる。③現代日本語の基礎的運用,語句の意味を習得する。
11週 評論 原島博「メディアとしての顔」 ①文章を客観的に理解し,人間,社会,自然などについての考えを広げることができる。③現代日本語の基礎的運用,語句の意味を習得する。
12週 評論 原島博「メディアとしての顔」 ①文章を客観的に理解し,人間,社会,自然などについての考えを広げることができる。③現代日本語の基礎的運用,語句の意味を習得する。
13週 小説 芥川龍之介「羅生門」 ②代表的な文学作品を読み,人物・情景・心情の描写を理解することができる。
③現代日本語の基礎的運用,語句の意味を習得する。
14週 小説 芥川龍之介「羅生門」 ②代表的な文学作品を読み,人物・情景・心情の描写を理解することができる。
③現代日本語の基礎的運用,語句の意味を習得する。
15週 小説 芥川龍之介「羅生門」 ②代表的な文学作品を読み,人物・情景・心情の描写を理解することができる。
③現代日本語の基礎的運用,語句の意味を習得する。
16週 前期期末試験返却、到達度確認

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学国語国語論理的な文章を読み、論理の構成や展開の把握にもとづいて論旨を客観的に理解し、要約し、意見を表すことができる。また、論理的な文章の代表的構成法を理解できる。1前1,前2,前3,前4,前9,前10,前11,前12
代表的な文学作品を読み、人物・情景・心情の描写ならびに描写意図などを理解して味わうとともに、その効果について説明できる。1前5,前6,前7,前13,前14,前15
文章を客観的に理解し、人間・社会・自然などについて考えを深め、広げることができる。1前1,前2,前3,前4,前9,前10,前11,前12
文学作品について、鑑賞の方法を理解できる。また、代表的な文学作品について、日本文学史における位置を理解し、作品の意義について意見を述べることができる。1前5,前6,前7,前13,前14,前15
鑑賞にもとづく批評的な文章の執筆や文学的な文章(詩歌、小説など)の創作をとおして、感受性を培うことができる。1前13,前14,前15
読書習慣の形成をとおして感受性を培い、新たな言葉やものの見方を習得して自らの表現の向上に生かすことができる。1前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
現代日本語の運用、語句の意味、常用漢字、熟語の構成、ことわざ、慣用句、同音同訓異義語、単位呼称、対義語と類義語等の基礎的知識についての理解を深め、その特徴を把握できる。また、それらの知識を適切に活用して表現できる。1前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合701500150100
基礎的能力701500150100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000