総合国語ⅡB

科目基礎情報

学校 舞鶴工業高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 総合国語ⅡB
科目番号 0040 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 一般科目 対象学年 3
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 教科書:『現代文B 下巻』(大修館書店)、参考書『新版三訂新訂総合国語便覧』(第一学習社)
担当教員 田村 修一,畑 恵里子

到達目標

➀論理的文章の論旨を客観的に理解し、要約し、意見を表すことができる。②読書週間の形成をとおして感受性を培い、新たな言葉やものの見方を習得する。③現代日本語の特徴を把握し、それらの知識を適切に活用して表現できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1論理的文章の論旨を客観的に理解し、要約し、意見を表すことが顕著にできるようになった。論理的文章の論旨を客観的に理解し、要約し、意見を表すことができると認められる。論理的文章の論旨を客観的に理解し、要約し、意見を表すことができない。
評価項目2読書週間の形成をとおして感受性を培い、新たな言葉やものの見方を顕著に習得した。読書週間の形成をとおして感受性を培い、新たな言葉やものの見方を習得したと認められる。読書週間の形成をとおして感受性を培い、新たな言葉やものの見方を習得できない。
評価項目3現代日本語の特徴を把握し、それらの知識を適切に活用して表現できることが顕著に認められる。現代日本語の特徴を把握し、それらの知識を適切に活用して表現できることが認められる。現代日本語の特徴を把握し、それらの知識を適切に活用して表現できない。

学科の到達目標項目との関係

(E) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
高度な評論・文学作品を精読していく。高校3年レベルの検定教科書の作品を中心に採りあげる。作文課題も与えられる。難読語の小テストも適宜行う。
授業の進め方・方法:
授業は講義形式に進められる。
注意点:
成績評価は、上述の到達目標を基準とする定期試験(70%),レポート・小テスト(15%),音読・質疑応答(15%)による総合評価。定期試験は中間・期末の2回おこなう。
研究室 B棟3階(B-303),(B-301)
内線電話 8905,8904
e-mail: tamuraアットマークmaizuru-ct.ac.jp (アットマークは@に変えること。)
e-mail: e.hataアットマークmaizuru-ct.ac.jp (アットマークは@に変えること。)

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 シラバス内容の説明、評論 鷲谷いづみ「生物多様性の恩恵」 ➀論理的文章の論旨を客観的に理解し、要約し、意見を表すことができる。③現代日本語の特徴を把握し、それらの知識を適切に活用して表現できる。
2週 評論 鷲谷いづみ「生物多様性の恩恵」 ➀論理的文章の論旨を客観的に理解し、要約し、意見を表すことができる。③現代日本語の特徴を把握し、それらの知識を適切に活用して表現できる。
3週 評論 伏木亨「からだで味わう動物と情報を味わう人間」 ➀論理的文章の論旨を客観的に理解し、要約し、意見を表すことができる。③現代日本語の特徴を把握し、それらの知識を適切に活用して表現できる。
4週 評論 伏木亨「からだで味わう動物と情報を味わう人間」 ➀論理的文章の論旨を客観的に理解し、要約し、意見を表すことができる。③現代日本語の特徴を把握し、それらの知識を適切に活用して表現できる。
5週 評論 伏木亨「からだで味わう動物と情報を味わう人間」 ➀論理的文章の論旨を客観的に理解し、要約し、意見を表すことができる。③現代日本語の特徴を把握し、それらの知識を適切に活用して表現できる。
6週 評論 加藤周一「日本文化の三つの時間」 ②読書週間の形成をとおして感受性を培い、新たな言葉やものの見方を習得する。③現代日本語の特徴を把握し、それらの知識を適切に活用して表現できる。
7週 評論 加藤周一「日本文化の三つの時間」 ②読書週間の形成をとおして感受性を培い、新たな言葉やものの見方を習得する。③現代日本語の特徴を把握し、それらの知識を適切に活用して表現できる。
8週 後期中間試験
4thQ
9週 評論 江下雅之「ネットワーク上のコミュニケーション」 ➀論理的文章の論旨を客観的に理解し、要約し、意見を表すことができる。③現代日本語の特徴を把握し、それらの知識を適切に活用して表現できる。
10週 評論 江下雅之「ネットワーク上のコミュニケーション」 ➀論理的文章の論旨を客観的に理解し、要約し、意見を表すことができる。③現代日本語の特徴を把握し、それらの知識を適切に活用して表現できる。
11週 評論 尼ヶ崎彬「姿―日本のレトリック」 ➀論理的文章の論旨を客観的に理解し、要約し、意見を表すことができる。③現代日本語の特徴を把握し、それらの知識を適切に活用して表現できる。
12週 評論 尼ヶ崎彬「姿―日本のレトリック」 ➀論理的文章の論旨を客観的に理解し、要約し、意見を表すことができる。③現代日本語の特徴を把握し、それらの知識を適切に活用して表現できる。
13週 評論 尼ヶ崎彬「姿―日本のレトリック」 ➀論理的文章の論旨を客観的に理解し、要約し、意見を表すことができる。③現代日本語の特徴を把握し、それらの知識を適切に活用して表現できる。
14週 小説 安部公房「赤い繭」 ②読書週間の形成をとおして感受性を培い、新たな言葉やものの見方を習得する。③現代日本語の特徴を把握し、それらの知識を適切に活用して表現できる。
15週 小説 安部公房「赤い繭」 ②読書週間の形成をとおして感受性を培い、新たな言葉やものの見方を習得する。③現代日本語の特徴を把握し、それらの知識を適切に活用して表現できる。
16週 後期期末試験返却、到達度確認

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学国語国語論理的な文章を読み、論理の構成や展開の把握にもとづいて論旨を客観的に理解し、要約し、意見を表すことができる。また、論理的な文章の代表的構成法を理解できる。3後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13
代表的な文学作品を読み、人物・情景・心情の描写ならびに描写意図などを理解して味わうとともに、その効果について説明できる。3後11,後12,後13,後14,後15
文章を客観的に理解し、人間・社会・自然などについて考えを深め、広げることができる。3後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13
文学作品について、鑑賞の方法を理解できる。また、代表的な文学作品について、日本文学史における位置を理解し、作品の意義について意見を述べることができる。3後11,後12,後13,後14,後15
鑑賞にもとづく批評的な文章の執筆や文学的な文章(詩歌、小説など)の創作をとおして、感受性を培うことができる。3後14,後15
読書習慣の形成をとおして感受性を培い、新たな言葉やものの見方を習得して自らの表現の向上に生かすことができる。3後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
現代日本語の運用、語句の意味、常用漢字、熟語の構成、ことわざ、慣用句、同音同訓異義語、単位呼称、対義語と類義語等の基礎的知識についての理解を深め、その特徴を把握できる。また、それらの知識を適切に活用して表現できる。3後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合701500150100
基礎的能力701500150100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000